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公開番号2024132015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042634
出願日2023-03-17
発明の名称排水利用システム
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類H01M 8/04746 20160101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】燃料電池からの排水を有効利用する。
【解決手段】燃料電池(燃料電池装置3)によって生成された水を利用する排水利用システム1であって、水を使用する設備機器4に燃料電池によって生成された水を供給するための給水ポンプ6と、制御部10と、を備え、制御部10は、所定条件が成立した場合に給水ポンプ6を制御して燃料電池によって生成された水を設備機器4に供給する。さらに、給水ポンプ6によって供給される水の供給先を第一設備機器(加湿器46)と第二設備機器(冷却装置47)との間で切り替えるための供給先切替部7を備え、制御部10は、所定条件のうちの第一使用条件が成立した場合に供給先切替部7及び給水ポンプ6を制御して燃料電池によって生成された水を第一設備機器に供給し、所定条件のうちの第二使用条件が成立した場合に供給先切替部7及び給水ポンプ6を制御して燃料電池によって生成された水を第二設備機器に供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料電池によって生成された水を利用する排水利用システムであって、
水を使用する設備機器に、前記燃料電池によって生成された水を供給するための給水ポンプと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、所定条件が成立した場合に、前記給水ポンプを制御して、前記燃料電池によって生成された水を前記設備機器に供給することを特徴とする排水利用システム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
請求項1に記載の排水利用システムにおいて、
前記給水ポンプによって供給される水の供給先を、前記設備機器のうちの第一設備機器と第二設備機器との間で切り替えるための供給先切替部を備え、
前記所定条件には、前記第一設備機器の使用条件である第一使用条件と、前記第二設備機器の使用条件である第二使用条件と、があり、
前記制御部は、
前記第一使用条件が成立した場合に、前記供給先切替部及び前記給水ポンプを制御して、前記燃料電池によって生成された水を前記第一設備機器に供給し、
前記第二使用条件が成立した場合に、前記供給先切替部及び前記給水ポンプを制御して、前記燃料電池によって生成された水を前記第二設備機器に供給することを特徴とする排水利用システム。
【請求項3】
請求項2に記載の排水利用システムにおいて、
前記第一設備機器は、建物の屋内に設置された加湿器であり、
前記第二設備機器は、前記建物の屋外に設置された冷却装置であり、
前記第一使用条件及び前記第二使用条件のうち少なくとも一つは、気象情報に基づき成立したか否か判定可能な条件であることを特徴とする排水利用システム。
【請求項4】
請求項1に記載の排水利用システムにおいて、
前記燃料電池の排熱を利用して、前記給水ポンプによって前記設備機器に供給される水を加温することを特徴とする排水利用システム。
【請求項5】
請求項1に記載の排水利用システムにおいて、
前記制御部は、前記燃料電池によって生成された水を貯留するタンクの貯水量を表示部に表示することを特徴とする排水利用システム。
【請求項6】
請求項5に記載の排水利用システムにおいて、
前記制御部は、前記タンクの貯水量と、前記設備機器を1回使用した場合に消費する水の使用量と、を前記表示部に表示することを特徴とする排水利用システム。
【請求項7】
請求項1に記載の排水利用システムにおいて、
前記設備機器は、水を洗浄に使用する設備機器を少なくとも含むことを特徴とする排水利用システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池からの排水を利用する排水利用システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、燃料電池と、燃料電池の発電に伴って生成された水を貯留する貯水タンクと、を有する燃料電池ユニットが開示されている。この燃料電池ユニットでは、排水弁を閉じて水排出路を閉じることで、貯水タンクに水が貯留され、排水弁を開いて水排出路を開くことで、貯水タンクに貯留された水が外部へ排出されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-009572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、燃料電池からの排水を、有効利用することが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、燃料電池からの排水を有効利用することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図6に示すように、燃料電池(燃料電池装置3)によって生成された水を利用する排水利用システム1であって、
水を使用する設備機器4に、前記燃料電池によって生成された水を供給するための給水ポンプ6と、
制御部10と、を備え、
前記制御部10は、所定条件が成立した場合に、前記給水ポンプ6を制御して、前記燃料電池によって生成された水を前記設備機器4に供給することを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、燃料電池によって生成された水(純水)が設備機器4で使用されるので、燃料電池からの排水を有効利用することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、例えば図1,図2に示すように、請求項1に記載の排水利用システム1において、
前記給水ポンプ6によって供給される水の供給先を、前記設備機器4のうちの第一設備機器と第二設備機器との間で切り替えるための供給先切替部7を備え、
前記所定条件には、前記第一設備機器の使用条件である第一使用条件と、前記第二設備機器の使用条件である第二使用条件と、があり、
前記制御部10は、
前記第一使用条件が成立した場合に、前記供給先切替部7及び前記給水ポンプ6を制御して、前記燃料電池によって生成された水を前記第一設備機器に供給し、
前記第二使用条件が成立した場合に、前記供給先切替部7及び前記給水ポンプ6を制御して、前記燃料電池によって生成された水を前記第二設備機器に供給することを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、第一使用条件が成立した場合には、燃料電池によって生成された水(純水)を第一設備機器で使用でき、第二使用条件が成立した場合には、燃料電池によって生成された水(純水)を第二設備機器で使用できるので、燃料電池からの排水を有効利用することができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、例えば図1,図2に示すように、請求項2に記載の排水利用システム1において、
前記第一設備機器は、建物2の屋内に設置された加湿器46であり、
前記第二設備機器は、前記建物2の屋外に設置された冷却装置47であり、
前記第一使用条件及び前記第二使用条件のうち少なくとも一つは、気象情報に基づき成立したか否か判定可能な条件であることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、燃料電池によって生成された水(純水)の利用法を、気象情報に応じて変更できるので、燃料電池からの排水を有効利用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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