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公開番号2024131803
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042272
出願日2023-03-16
発明の名称製函装置
出願人株式会社イシダ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B65B 43/26 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】底蓋へのテープの貼付と、物品の箱詰とを実行可能でありながら、装置の大型化を抑制できる製函装置を提供する。
【解決手段】製函装置1は、テープ貼付部121と、箱案内部122と、箱詰部220とを備える。テープ貼付部121は、展開したダンボールシートSの一部を折り込んで形成された底蓋BCにテープTaを貼り付ける。箱案内部122は、ダンボール箱Bの鉛直方向への移動を規制する第1状態と、ダンボール箱BのフラップF11、F13を外側に広げた姿勢で保持する第2状態との間で変化する。箱詰部220は、ダンボール箱Bに物品Gを箱詰めする。箱案内部122は、テープ貼付部121が底蓋BCにテープTaを貼り付ける際に第1状態となり、第2処理部が物品Gをダンボール箱Bに箱詰めする際に第2状態となる。
【選択図】図5B
特許請求の範囲【請求項1】
折り畳まれたダンボールシートを展開して箱状のダンボール箱を製函し、前記ダンボール箱へ物品を箱詰めする製函装置であって、
展開した前記ダンボールシートの一部を折り込んで形成された底蓋にテープを貼り付けるテープ貼付部と、
前記ダンボール箱の鉛直方向又は水平方向への移動を規制する第1状態と、前記ダンボール箱のフラップを外側に広げた姿勢で保持する第2状態との間で変化する箱案内部とを備え、
前記ダンボール箱に前記物品を箱詰めする箱詰部と、
前記箱案内部は、
前記テープ貼付部が前記底蓋に前記テープを貼り付ける際に前記第1状態となり、前記箱詰部が前記物品を前記ダンボール箱に箱詰めする際に前記第2状態となる、
製函装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記箱案内部は、
前記第2状態において、前記ダンボール箱の鉛直方向又は水平方向への移動の規制を解除する、
請求項1に記載の製函装置。
【請求項3】
前記箱案内部は、
前記第2状態において、前記ダンボール箱へ詰められる前記物品が前記フラップに接触しない位置で前記フラップを保持する、
請求項1に記載の製函装置。
【請求項4】
前記テープ貼付部は、
前記ダンボール箱の前記底蓋に前記テープを貼付する途中で一旦停止し、前記箱詰部が前記物品を箱詰めした後に前記テープの貼付けを再開する、
請求項1に記載の製函装置。
【請求項5】
前記箱案内部は、
前記フラップに接触して前記ダンボール箱の鉛直方向又は水平方向への移動を規制する移動規制部と、
前記フラップを外側に広げた姿勢で保持するフラップ保持部と
を有する、
請求項1に記載の製函装置。
【請求項6】
前記移動規制部は、
前記第1状態において、前記フラップの端部に接触し、
前記第2状態において、前記フラップの端部に接触せず、
前記フラップ保持部は、
前記第1状態において、前記フラップに接触せず、
前記第2状態において、前記フラップに接触する、
請求項5に記載の製函装置。
【請求項7】
前記ダンボールシートを展開しながら搬送する2つのサイドベルトをさらに備え、
2つの前記サイドベルトは、
製函されることで前記ダンボール箱の対向する側面となる前記ダンボールシートの2つの面のそれぞれに接触し、
互いに搬送速度が異なる、
請求項1から6のいずれかに記載の製函装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、製函装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
折り畳まれたダンボールシートを展開して箱状のダンボール箱を製函した後、当該ダンボール箱へ物品を詰める製函装置が知られている。特許文献1(特開2009-249017号公報)は、ダンボールシートを箱状のダンボール箱に製函する製函部と、物品を当該ダンボール箱に詰める第2処理部とを有する製函装置を開示している。製函部は、角筒状に形成したダンボール箱の動きを規制しながら底フラップを折り込んで底蓋とする。製函部は、さらに、底蓋にテープを貼付する。製函部は、テープが貼付されたダンボール箱に物品を詰める。また、特許文献1は、第2処理部が物品を詰める際にダンボール箱の開口状態を維持するため、開口の周りに設けられたフラップを保持するフラップ開閉部を製函装置がさらに備えることを開示している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1が開示する製函装置は、底蓋へのテープの貼付と、物品の箱詰とが異なる位置で行われるため、大型化し易い。本開示は、底蓋へのテープの貼付と、物品の箱詰とを実行可能でありながら、装置の大型化を抑制できる製函装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
製函装置は、折り畳まれたダンボールシートを展開して箱状のダンボール箱を製函し、当該ダンボール箱へ物品を詰める。当該製函装置は、テープ貼付部と、箱案内部と、箱詰部とを備える。テープ貼付部は、展開したダンボールシートの一部を折り込んで形成された底蓋にテープを貼り付ける。箱案内部は、ダンボール箱の鉛直方向又は水平方向への移動を規制する第1状態と、ダンボール箱のフラップを外側に広げた姿勢で保持する第2状態との間で変化する。箱詰部は、ダンボール箱に物品を詰める。箱案内部は、テープ貼付部が底蓋にテープを貼り付ける際に第1状態となり、第2処理部が物品をダンボール箱に詰める際に第2状態となる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
製函装置1のブロック図である。
製函装置1を左から見た概略側面図である。
第1処理部100を上から見た概略平面図である。
展開されたダンボールシートSの概略斜視図である。
第1状態にある箱案内部122の箱案内機構130aの斜視図である。
第2状態にある箱案内部122の箱案内機構130aの斜視図である。
第1状態にある箱案内部122を前から見た正面図である。
第2状態にある箱案内部122を前から見た正面図である。
第2処理の各段階における第2処理部200の側面図である。
第2処理の各段階における第2処理部200の側面図である。
第2処理の各段階における第2処理部200の側面図である。
第2処理の各段階における第2処理部200の側面図である。
第2処理の各段階における第2処理部200の側面図である。
第2処理の各段階における第2処理部200の側面図である。
第2処理の各段階における第2処理部200の側面図である。
2つのサイドベルト113aを上から見た概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する場合がある。以下の説明において、便宜上、前後、上下、及び左右の各方向が用いられる。いくつかの図には、これらの方向を示す軸が表示される。前後方向及び左右方向は、何れも水平に延びる方向である。上下方向は鉛直方向に等しい。
【0007】
(1)全体構成
本発明の一実施形態に係る製函装置1は、フレーム10と、第1処理部100と、第2処理部200と、コントローラ400とを有する。図1は、製函装置1のブロック図である。図2Aは、製函装置1を左から見た概略側面図である。図2Bは、第1処理部100を上から見た概略平面図である。
【0008】
詳細は後述するが、製函装置1は、第1処理部100が製函したダンボール箱Bに、第2処理部200が箱詰め対象の物品Gである連包袋CBを箱詰めする。コントローラ400は、第1処理部100及び第2処理部200の各機器を制御する。
【0009】
製函とは、ダンボールシートSを展開して角筒状にした後、底蓋BCを有するダンボール箱Bに組み立てる一連の動作を意味する。ダンボールシートSを展開するとは、折り畳まれているダンボールシートSを開いて、両端が開口した角筒状のダンボール箱Bに形成する動作を意味する。
【0010】
図1では、ダンボールシートS又はダンボール箱Bの流れを点線の矢印で示し、物品Gの流れを二重線の矢印で示す。
(【0011】以降は省略されています)

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