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公開番号2024131591
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041956
出願日2023-03-16
発明の名称窒化物半導体装置および窒化物半導体モジュール
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 21/338 20060101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】必要に応じて電圧サージ対策および電圧リンギング対策を打つことができる窒化物半導体装置および窒化物半導体モジュールを提供すること。
【解決手段】窒化物半導体装置10Aは、窒化物半導体によって形成されたスイッチング素子と、スイッチング素子のソース電極に電気的に接続されたソースパッド41と、スイッチング素子のドレイン電極に電気的に接続されたドレインパッド42と、スイッチング素子のゲート電極に電気的に接続されたゲートパッド43と、スイッチング素子のソース電極に電気的に接続された容量素子60と、容量素子60に電気的に接続された第1パッド47と、第1パッド47に電気的に接続された抵抗素子70と、抵抗素子70に電気的に接続された第2パッド48と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
窒化物半導体によって形成され、ソース電極、ドレイン電極、およびゲート電極を含むスイッチング素子と、
前記ソース電極に電気的に接続されたソースパッドと、
前記ドレイン電極に電気的に接続されたドレインパッドと、
前記ゲート電極に電気的に接続されたゲートパッドと、
前記ソース電極に電気的に接続された容量素子と、
前記容量素子に電気的に接続された第1パッドと、
前記第1パッドに電気的に接続された抵抗素子と、
前記抵抗素子に電気的に接続された第2パッドと、
を備える窒化物半導体装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
平面視で前記ソースパッドと少なくとも部分的に重なり、前記第1パッドに電気的に接続された電極層と、
前記ソースパッドと前記電極層との間に設けられた誘電体層と、を備え、
前記ソースパッドは、平面視において前記電極層と重なる部分を前記容量素子の2つの対向電極のうちの一方に対応する第1電極として含み、
前記電極層は、平面視において前記ソースパッドと重なる部分を前記容量素子の2つの対応電極のうちの他方に対応する第2電極として含む、請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項3】
前記電極層は、平面視において前記ソースパッドと前記第1パッドとの双方に跨って設けられており、
前記第1パッドと前記電極層との間に設けられた絶縁層を備え、
前記第1パッドは、前記絶縁層を貫通する第1貫通導体を介して前記電極層に接続されている、請求項2に記載の窒化物半導体装置。
【請求項4】
前記誘電体層は、前記絶縁層と同一材料で形成されるとともに、前記絶縁層と同一層に位置している、請求項3に記載の窒化物半導体装置。
【請求項5】
前記電極層の下方に位置し、平面視において前記ソースパッドと前記第1パッドとの双方に跨がって設けられた導電層と、
前記第1パッドと前記導電層との間に設けられた第1絶縁層と、
前記電極層と前記導電層との間に設けられた第2絶縁層と、を備え、
前記第1パッドは、前記第1絶縁層を貫通する第1貫通導体を介して前記導電層に接続されており、
前記電極層は、前記第2絶縁層を貫通する第2貫通導体を介して前記導電層に接続されている、請求項2に記載の窒化物半導体装置。
【請求項6】
前記誘電体層は、前記第1絶縁層と同一材料で形成されており、
前記第2絶縁層は、前記第1絶縁層と異なる材料で形成されている、請求項5に記載の窒化物半導体装置。
【請求項7】
前記第2絶縁層は、前記スイッチング素子の前記ゲート電極を覆う層であり、
前記第1絶縁層は、前記スイッチング素子の前記ソース電極および前記ドレイン電極を覆う層である、請求項5に記載の窒化物半導体装置。
【請求項8】
前記抵抗素子は、前記第1パッドに電気的に接続された第1抵抗素子部分と、前記第2パッドに電気的に接続された第2抵抗素子部分とを含み、
前記第1抵抗素子部分と前記第2抵抗素子部分との間に設けられ、前記第1抵抗素子部分と前記第2抵抗素子部分とに電気的に接続された第3パッドをさらに備える請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項9】
前記スイッチング素子はアクティブ領域に設けられており、
前記第1パッド、前記第2パッド、前記容量素子、および前記抵抗素子は、平面視において前記アクティブ領域を囲む周辺領域に設けられている、請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項10】
前記第1パッドは、平面視において前記ソースパッドの隣りに位置している、請求項1に記載の窒化物半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、窒化物半導体装置および窒化物半導体モジュールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
現在、窒化ガリウム(GaN)等の窒化物半導体を用いた高電子移動度トランジスタ(HEMT)の製品化が進んでいる。特許文献1は、窒化物半導体を用いたHEMT構造の一例を記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-73506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高速スイッチング素子である窒化物半導体HEMTは、低スイッチング損失による高い変換効率をもたらす一方、高速スイッチングに伴いスイッチング遷移時間が短くなるほどスイッチング時の電圧サージおよび電圧リンギング(回路共振)が生じ易くなる。したがって、窒化物半導体HEMTが搭載されるシステム側の要求に応じて電圧サージ対策および電圧リンギング対策を打つことができるチップ構造の提案が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様である窒化物半導体装置は、窒化物半導体によって形成され、ソース電極、ドレイン電極、およびゲート電極を含むスイッチング素子と、前記ソース電極に電気的に接続されたソースパッドと、前記ドレイン電極に電気的に接続されたドレインパッドと、前記ゲート電極に電気的に接続されたゲートパッドと、前記ソース電極に電気的に接続された容量素子と、前記容量素子に電気的に接続された第1パッドと、前記第1パッドに電気的に接続された抵抗素子と、前記抵抗素子に電気的に接続された第2パッドと、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示の窒化物半導体装置および窒化物半導体モジュールによれば、必要に応じて電圧サージ対策および電圧リンギング対策を打つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態にかかる例示的な窒化物半導体装置の概略平面図である。
図2は、図1のF2-F2線に沿った概略断面図である。
図3は、図1のF3領域の窒化物半導体装置の部分の拡大図である。
図4は、図3のF4領域の窒化物半導体装置の部分の拡大図である。
図5は、図4のF5-F5線に沿った概略断面図である。
図6は、図4のF6-F6線に沿った概略断面図である。
図7は、図1のF7-F7線に沿った概略平面図である。
図8は、抵抗素子の第1構造例の概略断面図である。
図9は、抵抗素子の第2構造例の概略断面図である。
図10は、第1実装例にしたがってワイヤ実装された図1の窒化物半導体装置を備える窒化物半導体モジュールの概略平面図である。
図11は、図10の窒化物半導体モジュールによって提供されるRCスナバ回路付きスイッチング素子の等価回路図である。
図12は、第2実装例にしたがってワイヤ実装された図1の窒化物半導体装置を備える窒化物半導体モジュールの概略平面図である。
図13は、図12の窒化物半導体モジュールによって提供されるCスナバ回路付きスイッチング素子の等価回路図である。
図14は、第2実施形態にかかる例示的な窒化物半導体装置の一部の概略断面図である。
図15は、第3実装例にしたがってフリップチップ実装された図1の窒化物半導体装置を備える窒化物半導体モジュールの概略平面図である。
図16は、第4実装例にしたがってフリップチップ実装された図1の窒化物半導体装置を備える窒化物半導体モジュールの概略平面図である。
図17は、変形例にかかる窒化物半導体装置の概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本開示の窒化物半導体装置および窒化物半導体モジュールの種々の実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図ではハッチング線が省略されている場合がある。なお、添付の図面は本開示の実施形態を例示するものに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0009】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図していない。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1~図13を参照して、第1実施形態にかかる窒化物半導体装置10Aおよび窒化物半導体モジュール100について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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