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公開番号2024130018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039488
出願日2023-03-14
発明の名称電磁継電器
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 45/12 20060101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】固定端子に固定される導電部材の発熱を効率よく放熱することができる電磁継電器の提供。
【解決手段】電磁継電器は、ハウジングと、接点ケースと、第1固定端子と、可動接触片と、第1導電部材とを備える。接点ケースは、ハウジングの内側に配置される。第1固定端子は、ハウジングの内側に配置される。第1固定端子は、接点ケースの内側に配置される第1固定接点を含む。可動接触片は、接点ケースの内側に配置される。可動接触片は、第1固定接点と対向する第1可動接点を含む。第1導電部材は、第1固定端子に固定される。第1導電部材は、ハウジングの内側に配置される第1内側部と、ハウジングの外側に配置される第1外側部とを含む。ハウジングは、第1導電部材の第1内側部の発熱を放熱する第1放熱部を含む。第1放熱部は、第1導電部材の第1内側部の少なくとも一部に隣接して配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングの内側に配置される接点ケースと、
前記接点ケースの内側に配置される第1固定接点を含み、前記ハウジングの内側に配置される第1固定端子と、
前記第1固定接点と対向する第1可動接点を含み、前記接点ケースの内側に配置される可動接触片と、
前記ハウジングの内側に配置される第1内側部と、前記ハウジングの外側に配置される第1外側部とを含み、前記第1固定端子に固定される第1導電部材と、
を備え、
前記ハウジングは、前記第1導電部材の前記第1内側部の発熱を放熱する第1放熱部を含み、
前記第1放熱部は、前記第1導電部材の前記第1内側部の少なくとも一部に隣接して配置されている、
電磁継電器。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記第1放熱部は、前記第1導電部材の前記第1内側部の少なくとも一部を露出させる開口部を含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記第1内側部は、前記第1固定端子に固定される固定部を含み、
前記第1放熱部は、前記固定部に隣接して配置されている、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記第1放熱部は、金属製であり、前記ハウジングから外側に露出している、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記接点ケースの内側に配置される第2固定接点を含み、前記ハウジングの内側に配置される第2固定端子と、
前記ハウジングの内側に配置される第2内側部と、前記ハウジングの外側に配置される第2外側部とを含み、前記第2固定端子に固定される第2導電部材と、
をさらに備え、
前記可動接触片は、前記第2固定接点と対向する第2可動接点をさらに含み、
前記ハウジングは、前記第2導電部材の前記第2内側部の発熱を放熱する第2放熱部をさらに含み、
前記第2放熱部は、前記第2導電部材の前記第2内側部の少なくとも一部に隣接して配置されている、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電磁継電器では、固定端子に導電部材を接続して、固定端子から外部装置への通電経路として導電部材を用いることがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7117567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電磁継電器では、外部装置に接続される導電部材の端部を除いて、導電部材がハウジングに覆われているので、通電時における導電部材の発熱をハウジングの外部に効率よく放熱することが難しい。
【0005】
本発明の課題は、固定端子に固定される導電部材の発熱を効率よく放熱することができる電磁継電器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1側面に従う電磁継電器は、ハウジングと、接点ケースと、第1固定端子と、可動接触片と、第1導電部材とを備える。接点ケースは、ハウジングの内側に配置される。第1固定端子は、ハウジングの内側に配置される。第1固定端子は、接点ケースの内側に配置される第1固定接点を含む。可動接触片は、接点ケースの内側に配置される。可動接触片は、第1固定接点と対向する第1可動接点を含む。第1導電部材は、第1固定端子に固定される。第1導電部材は、ハウジングの内側に配置される第1内側部と、ハウジングの外側に配置される第1外側部とを含む。ハウジングは、第1導電部材の第1内側部の発熱を放熱する第1放熱部を含む。第1放熱部は、第1導電部材の第1内側部の少なくとも一部に隣接して配置されている。
【0007】
この電磁継電器では、第1導電部材の第1内側部の発熱を放熱するハウジングの第1放熱部は、第1導電部材の第1内側部の少なくとも一部に隣接して配置されるので、ハウジングの第1放熱部によって第1導電部材の発熱を効率よく放熱することができる。
【0008】
第1放熱部は、第1導電部材の第1内側部の少なくとも一部を露出させる開口部を含んでもよい。この場合は、簡単な構成で第1導電部材の発熱を効率よく放熱することができる。
【0009】
第1内側部は、第1固定端子に固定される固定部を含んでもよい。第1放熱部は、固定部に隣接して配置されてもよい。この場合は、発熱源である第1固定端子に近い位置に第1放熱部が配置されるので、第1導電部材の発熱を効率よく放熱することができる。
【0010】
第1放熱部は、金属製であり、ハウジングから外側に露出してもよい。この場合は、第1放熱部によって第1導電部材の発熱を効率よく放熱することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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