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公開番号
2024131338
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041542
出願日
2023-03-16
発明の名称
積層弁当箱の弁当箱分離装置
出願人
不二精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
59/04 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】積層弁当箱の高さを変えられる積層弁当箱の弁当箱分離装置を目的とする。
【解決手段】コンベア上に左ガイド3aと右ガイド3bが設けられ、左ガイド3aに上下方向の帯状光線Rの発光センサS2が設けられ、右ガイド3bに上下方向の帯状光線Rの受光センサS2’が設けられ、帯状光線Rの遮光率100%~0%に対する「設定した閾値」を決め、「設定した閾値」は、遮光率100%~0%と徐々に小さくなっていくものであり、制御部36の閾値記憶手段36kに、「設定した閾値」と「現在値の閾値」を記憶され、一番上の1枚の弁当箱4’の底面4aは「現在値の閾値」であり、「設定した閾値」が「現在値の閾値」を下回ったら、水平昇降部材14を駆動停止し、吸引体16・・の下端16’が一番上の弁当箱4’の底面4aと適切な距離=t1になる積層弁当箱の弁当箱分離装置により構成される。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
積層弁当箱をその底面を上向の状態で吸着位置に搬送するコンベアが設けられ、上記積層弁当箱を水平昇降部材により上昇し、回転中央軸の腕の端部に直方体吸着部が上下に設けられ、上記両直方体吸着部の下面と上面に複数の吸引体が設けられ、上記回転中央軸が180度回転することで、下方にあった上記直方体吸着部の上記吸引体が吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から一番上の1枚の弁当箱を分離して、1枚の上記弁当箱の開口を上面とする上方に移動し、上方にあった上記直方体吸着部が下方に移動し、上記吸引体が上記吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から一番上の1枚の弁当箱を分離して、1枚の上記弁当箱の開口を上面とする上方に移動し、これを繰り返す積層弁当箱の弁当箱分離装置において、
上記コンベア上に左ガイドと右ガイドが設けられ、
上記左ガイドに上下方向の帯状光線Rの発光センサS2が設けられ、上記右ガイドに上下方向の上記帯状光線Rの受光センサS2’が設けられ、
上記帯状光線Rの遮光率100%~0%に対する「設定した閾値」を決め、「設定した閾値」は、上記遮光率100%~0%と徐々に小さくなっていくものであり、
制御部の閾値記憶手段に、「設定した閾値」と「現在値の閾値」を記憶され、上記積層弁当箱の上記底面の上向きの状態で、一番上の1枚の上記弁当箱の上記底面は「現在値の閾値」であり、「設定した閾値」が「現在値の閾値」を下回ったら、上記水平昇降部材を駆動停止し、
上記吸引体の下端が一番上の上記弁当箱の上記底面と適切な距離になり、下方にあった上記直方体吸着部の上記吸引体が上記吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から一番上の1枚の弁当箱を分離して、1枚の上記弁当箱の開口を上面とする上方に移動する積層弁当箱の弁当箱分離装置。
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【請求項2】
上げ底弁当箱が複数積層され、積層弁当箱をその底面を上向の状態で吸着位置に搬送するコンベアが設けられ、上記積層弁当箱を水平昇降部材により上昇し、回転中央軸の腕の端部に直方体吸着部が上下に設けられ、上記両直方体吸着部の下面と上面に複数の吸引体が設けられ、上記回転中央軸が180度回転することで、下方にあった上記直方体吸着部の上記吸引体が吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から1枚の上記上げ底弁当箱を分離して、一番上の1枚の上記上げ底弁当箱の開口を上面とする上方に移動し、上方にあった上記直方体吸着部が下方に移動し、上記吸引体が上記吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から1枚の上記上げ底弁当箱を分離して、一番上の1枚の上記上げ底弁当箱の開口を上面とする上方に移動し、これを繰り返す積層弁当箱の弁当箱分離装置において、
上記コンベア上に左ガイドと右ガイドが設けられ、
上記左ガイドに上下方向の帯状光線Rの発光センサS2が設けられ、上記右ガイドに上下方向の上記帯状光線Rの受光センサS2’が設けられ、
上記帯状光線Rの遮光率100%~0%に対する「設定した閾値」を決め、上記「設定した閾値」は、上記遮光率100%~0%と徐々に小さくなっていくものであり、
制御部の閾値記憶手段に、「設定した閾値」と「現在値の閾値」を記憶され、上記積層弁当箱の上記底面の上向きの状態で、一番上の1枚の上記上げ底弁当箱のエッジは「現在値の閾値」であり、「設定した閾値」が「現在値の閾値」を下回ったら、上記水平昇降部材を駆動停止し、
検知センサS3を上記発光センサS2の上部に設けられ、上記検知センサS3を上記積層弁当箱或いは上記上げ底弁当箱の上記エッジcを検知できるところに設置し、
上記検知センサS3が上記積層弁当箱或いは上記上げ底弁当箱の上記エッジcを検知できるところに、上記水平昇降部材の上記積層弁当箱或いは上記上げ底弁当箱を上方に上げて、
上記吸引体の下端が一番上の上記上げ底弁当箱の上記底面と適切な距離になり、下方にあった上記直方体吸着部の上記吸引体が上記吸引エアにより上記積層弁当箱或いは上記上げ底弁当箱の上記底面から一番上の1枚の上記上げ底弁当箱を分離して、1枚の上記上げ底弁当箱の開口を上面とする上方に移動する積層弁当箱の弁当箱分離装置。
【請求項3】
上記検知センサS3を上記発光センサS2の上部は、
上記帯状光線Rの上端R’から、上記発光センサS2の上端S2”の範囲内に、高さは決まっている請求項2記載の積層弁当箱の弁当箱分離装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁当箱を複数枚積層した状態(積層弁当箱)から、一番上の弁当箱の底面を帯状センサで検知し、積層弁当箱の底面の位置を、上げたり下げたりできる積層弁当箱の弁当箱分離装置を提供することを目的とする。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1は、装置1には、水平回転軸4に支持杆5が設けられ、上記支持杆5の上方と下方に各々吸着部6a,6b(2個)を設け、下方においてコンベアで運ばれてきた積層された積層容器3a(底面3bを上にして弁当箱3を例えば60枚積層する)を、昇降部材11にて、下方のベローズ状の吸引体20にて、1枚の弁当箱3の底面3bを、吸引空気により吸着し、上記水平回転軸4を180度回転し、上方に移行した上記吸着部6aが、1枚の弁当箱3の上面3cを上にした状態で上方に運ばれ、上記弁当箱3が後段工程に移行し、これを繰り返し、上記後段工程(後段工程コンベア上に上記弁当箱3が流れる際に、上記弁当箱3内に米飯入れや、惣菜入れ)に移行する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-218190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来の装置1では、センサ10が、上記積層容器3aの上方の1枚の上記弁当箱3の上記底面3bを検知して、上記積層容器3aの上昇を、昇降部材11が止めていた。
【0005】
これでは、一律に、上記積層容器3aの上昇を上記昇降部材11が止めていたが、1枚の弁当箱3の底面3bが、上げ底弁当箱か否か等がわからないため、一律に上記積層容器3aを止めるのは間違っていた。
【0006】
よって、1枚の弁当箱3の底面3bの形状によって(上げ底弁当箱かどうかわからない)、即ち、上記積層容器3aの一番上の底面3bの形状によって、上記積層容器3aの停止位置を、上げたり、下げたりしないといけない。
【0007】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、上記積層弁当箱の一番上の底面の形状によって、上記積層弁当箱の停止位置を決められる、積層弁当箱の弁当箱分離装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、積層弁当箱をその底面を上向の状態で吸着位置に搬送するコンベアが設けられ、上記積層弁当箱を水平昇降部材により上昇し、回転中央軸の腕の端部に直方体吸着部が上下に設けられ、上記両直方体吸着部の下面と上面に複数の吸引体が設けられ、上記回転中央軸が180度回転することで、下方にあった上記直方体吸着部の上記吸引体が吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から一番上の1枚の弁当箱を分離して、1枚の上記弁当箱の開口を上面とする上方に移動し、上方にあった上記直方体吸着部が下方に移動し、上記吸引体が上記吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から一番上の1枚の弁当箱を分離して、1枚の上記弁当箱の開口を上面とする上方に移動し、これを繰り返す積層弁当箱の弁当箱分離装置において、上記コンベア上に左ガイドと右ガイドが設けられ、上記左ガイドに上下方向の帯状光線Rの発光センサS2が設けられ、上記右ガイドに上下方向の上記帯状光線Rの受光センサS2’が設けられ、上記帯状光線Rの遮光率100%~0%に対する「設定した閾値」を決め、「設定した閾値」は、上記遮光率100%~0%と徐々に小さくなっていくものであり、制御部の閾値記憶手段に、「設定した閾値」と「現在値の閾値」を記憶され、上記積層弁当箱の上記底面の上向きの状態で、一番上の1枚の上記弁当箱の上記底面は「現在値の閾値」であり、「設定した閾値」が「現在値の閾値」を下回ったら、上記水平昇降部材を駆動停止し、上記吸引体の下端が一番上の上記弁当箱の上記底面と適切な距離になり、下方にあった上記直方体吸着部の上記吸引体が上記吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から一番上の1枚の弁当箱を分離して、1枚の上記弁当箱の開口を上面とする上方に移動する積層弁当箱の弁当箱分離装置により構成される。
【0009】
「設定した閾値」は、3段階、4段階、5段階、10段階でも良いが、例えば「設定した閾値」=4000は、「4000,3999,3998・・・3,2,1,0」と例えば4001段階(例えば4001個)でも良い(上記閾値記憶手段36kは「設定した閾値」は、記憶した閾値(「設定した閾値」)は、例えば4001個でも良い)。「現在値の閾値」は、「3999」、「2800」、「2350」とか、「1999」(例えば4個)でも良い(上記閾値記憶手段36kは、「現在値の閾値」は、記憶した閾値(「現在値の閾値」)は、例えば4個でも良い)。これにより、上記発光センサS2から上下方向の帯状光線Rが上記受光センサS2’に設けられ、制御部の閾値記憶手段に「設定した閾値」(例えば「設定した閾値」=4000)と「現在値の閾値」(例えば「現在値の閾値」=3999)が記憶され、「現在値の閾値」が「設定した閾値」を下回ったら(「設定した閾値」=4000>「現在値の閾値」=3999)、上記水平昇降部材を駆動停止し、上記吸引体の下端が上記弁当箱の上記底面と適切な距離(例えば距離=t1)になる積層弁当箱の弁当箱分離装置により構成される。よって、上記吸引体の下端が、上記弁当箱の上記底面と適切な距離(例えば距離=t1)になるように(積層弁当箱の高さを変えられる)、積層弁当箱の弁当箱分離装置により構成される。
【0010】
第2に、上げ底弁当箱が複数積層され、積層弁当箱をその底面を上向の状態で吸着位置に搬送するコンベアが設けられ、上記積層弁当箱を水平昇降部材により上昇し、回転中央軸の腕の端部に直方体吸着部が上下に設けられ、上記両直方体吸着部の下面と上面に複数の吸引体が設けられ、上記回転中央軸が180度回転することで、下方にあった上記直方体吸着部の上記吸引体が吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から1枚の上記上げ底弁当箱を分離して、一番上の1枚の上記上げ底弁当箱の開口を上面とする上方に移動し、上方にあった上記直方体吸着部が下方に移動し、上記吸引体が上記吸引エアにより上記積層弁当箱の上記底面から1枚の上記上げ底弁当箱を分離して、一番上の1枚の上記上げ底弁当箱の開口を上面とする上方に移動し、これを繰り返す積層弁当箱の弁当箱分離装置において、上記コンベア上に左ガイドと右ガイドが設けられ、上記左ガイドに上下方向の帯状光線Rの発光センサS2が設けられ、上記右ガイドに上下方向の上記帯状光線Rの受光センサS2’が設けられ、上記帯状光線Rの遮光率100%~0%に対する「設定した閾値」を決め、上記「設定した閾値」は、上記遮光率100%~0%と徐々に小さくなっていくものであり、制御部の閾値記憶手段に、「設定した閾値」と「現在値の閾値」を記憶され、上記積層弁当箱の上記底面の上向きの状態で、一番上の1枚の上記上げ底弁当箱のエッジは「現在値の閾値」であり、「設定した閾値」が「現在値の閾値」を下回ったら、上記水平昇降部材を駆動停止し、検知センサS3を上記発光センサS2の上部に設けられ、上記検知センサS3を上記積層弁当箱或いは上記上げ底弁当箱の上記エッジcを検知できるところに設置し、上記検知センサS3が上記積層弁当箱或いは上記上げ底弁当箱の上記エッジcを検知できるところに、上記水平昇降部材の上記積層弁当箱或いは上記上げ底弁当箱を上方に上げて、上記吸引体の下端が一番上の上記上げ底弁当箱の上記底面と適切な距離になり、下方にあった上記直方体吸着部の上記吸引体が上記吸引エアにより上記積層弁当箱或いは上記上げ底弁当箱の上記底面から一番上の1枚の上記上げ底弁当箱を分離して、1枚の上記上げ底弁当箱の開口を上面とする上方に移動する積層弁当箱の弁当箱分離装置により構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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