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公開番号
2024130561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023040375
出願日
2023-03-15
発明の名称
車載無線通信装置及び車載無線通信方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
4/021 20180101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】車両に搭載される無線通信装置であって、簡易な構成で車外での使用を制限することが可能な車載無線通信装置を提供する。
【解決手段】車載無線通信装置100は、電源装置と、無線LANアンテナと、無線LANモジュールと、制御部110と、を備える。制御部110は、電源情報に基づいてアクセサリー電源がオンであるか否かを判定する電源情報判定部111を有する。また、車載無線通信装置100は、スマートキーに関するキー情報を取得するキー情報取得部112を有する。また、車載無線通信装置100は、スマートキーの位置情報に基づいて、スマートキーが車室内にあるか否かを判定するキー位置判定部113を有する。さらに、車載無線通信装置100は、アクセサリー電源がオンであると判定され、スマートキーが車室内にあると判定された場合に、無線LANアンテナからの無線LANアクセスポイントを有効にする通信機能制御部114を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両で利用される無線LAN接続を構成するための車載無線通信装置であって、
アクセサリー電源の情報を取得する電源装置と、
車室内で利用される無線LANアクセスポイントを提供する無線LANアンテナと、
前記無線LANアンテナを制御する無線LANモジュールと、
前記電源装置及び前記無線LANモジュールと接続された制御部と、を備え、
制御部は、
前記電源装置から取得した電源情報に基づいて、前記アクセサリー電源がオンであるか否かを判定する電源情報判定部と、
車内通信線を介して、前記車両で使用されるスマートキーに関するキー情報を取得するキー情報取得部と、
前記キー情報に含まれる前記スマートキーの位置情報に基づいて、前記スマートキーが前記車室内にあるか否かを判定するキー位置判定部と、
前記電源情報判定部で前記アクセサリー電源がオンであると判定され、前記キー位置判定部で、前記スマートキーが前記車室内にあると判定された場合に、前記無線LANモジュールを介して、前記無線LANアンテナからの無線LANアクセスポイントを有効にする通信機能制御部と、
を有する車載無線通信装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
携帯電話通信網と接続するためのTELアンテナと、
前記TELアンテナを制御するTELモジュールと、をさらに備える請求項1に記載の車載無線通信装置。
【請求項3】
コンピュータによって実行される車載無線通信方法であって、
電源装置から取得したアクセサリー電源の電源情報に基づいて、前記アクセサリー電源がオンであるか否かを判定し、
車内通信線を介して、車両で使用されるスマートキーに関するキー情報を取得し、
前記キー情報に含まれる前記スマートキーの位置情報に基づいて、前記スマートキーが車室内にあるか否かを判定し、
前記アクセサリー電源がオンであると判定され、前記スマートキーが前記車室内にあると判定された場合に、無線LANモジュールを介して、無線LANアンテナからの無線LANアクセスポイントを有効にする、車載無線通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載無線通信装置及び車載無線通信方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両に無線通信システムを搭載して車両向け無線LAN接続サービスを提供するテレマティクスシステムが提案されている。特許文献1には、移動体に配置可能な無線通信装置が開示されている。特許文献1に開示された無線通信装置は、無線通信装置の位置情報に基づいて、無線通信装置が車外に持ち出されていると判定された場合に、無線通信装置の使用を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-072984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された無線通信装置は、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムにより、無線通信装置の位置情報を取得し、車外に持ち出されていると判定された場合に使用が抑制される。そのため、使用中の無線通信装置に対し、位置情報が正確に取得されなかった場合には、無線通信装置は、そのまま使用することが可能となる。すなわち、特許文献1で開示された無線通信装置は、車外に持ち出された場合であっても、位置情報が正確に取得されない場合には、車外での不正使用が可能となる。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、車両に搭載される無線通信装置であって、簡易な構成で車外での使用を制限することが可能な車載無線通信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る車載無線通信装置は、車両で利用される無線LAN接続を構成するための車載無線通信装置であって、アクセサリー電源の情報を取得する電源装置と、車室内で利用される無線LANアクセスポイントを提供する無線LANアンテナと、無線LANアンテナを制御する無線LANモジュールと、電源装置及び無線LANモジュールと接続された制御部と、を備え、制御部は、電源装置から取得した電源情報に基づいて、アクセサリー電源がオンであるか否かを判定する電源情報判定部と、車内通信線を介して、車両で使用されるスマートキーに関するキー情報を取得するキー情報取得部と、キー情報に含まれるスマートキーの位置情報に基づいて、スマートキーが車室内にあるか否かを判定するキー位置判定部と、電源情報判定部でアクセサリー電源がオンであると判定され、キー位置判定部で、スマートキーが車室内にあると判定された場合に、無線LANモジュールを介して、無線LANアンテナからの無線LANアクセスポイントを有効にする通信機能制御部と、を有する。
【0007】
本発明の他の態様に係る車載無線通信方法は、コンピュータによって実行される車載無線通信方法であって、電源装置から取得したアクセサリー電源の電源情報に基づいて、アクセサリー電源がオンであるか否かを判定し、車内通信線を介して、車両で使用されるスマートキーに関するキー情報を取得し、キー情報に含まれるスマートキーの位置情報に基づいて、スマートキーが車室内にあるか否かを判定し、アクセサリー電源がオンであると判定され、スマートキーが車室内にあると判定された場合に、無線LANモジュールを介して、無線LANアンテナからの無線LANアクセスポイントを有効にする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車両に搭載される無線通信装置であって、簡易な構成で車外での使用を制限することが可能な車載無線通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る車載無線通信装置が搭載された車両について説明するための図である。
本実施形態に係る車載無線通信装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る車載無線通信装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る車載無線通信装置の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る車載無線通信装置100について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)
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