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公開番号2024130172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039737
出願日2023-03-14
発明の名称表示制御方法及び表示制御装置
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類G09G 5/10 20060101AFI20240920BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ディスプレイが複数の表示領域を有する場合、輝度が高いほうの表示領域の割合を大きくするときに、ユーザが眩しく感じることを防止できる表示制御方法及び表示制御装置を提供することである。
【解決手段】第1表示領域と、第1表示領域の輝度よりも輝度が高い第2表示領域とを有する車両の車内のディスプレイの表示を制御し、第2表示領域のディスプレイに対する表示割合を大きくする場合に、少なくとも第2表示領域の輝度を変更前の第2表示領域の輝度よりも低い所定の輝度に変更することによって上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示制御装置によって実行され、第1表示領域と、前記第1表示領域の輝度よりも輝度が高い第2表示領域とを有するディスプレイの表示を制御する表示制御方法であって、
前記表示制御装置は、前記第2表示領域の前記ディスプレイに対する表示割合を大きくする場合に、少なくとも前記第2表示領域の輝度を変更前の前記第2表示領域の輝度よりも低い所定の輝度に変更する表示制御方法。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記表示制御装置は、
車両の運転状態を示す運転状態情報を取得し、
前記運転状態情報に基づいて、前記第2表示領域の前記ディスプレイに対する表示割合を大きくするか否かを判定し、
前記第2表示領域の前記ディスプレイに対する表示割合を大きくすると判定した場合に、少なくとも前記第2表示領域の輝度を前記所定の輝度に変更する請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項3】
前記表示制御装置は、前記第1表示領域の輝度を前記所定の輝度として、前記第2表示領域の輝度を前記所定の輝度に変更する請求項1又は2に記載の表示制御方法。
【請求項4】
前記表示制御装置は、前記第2表示領域の前記ディスプレイに対する表示割合を大きくする場合に、前記第1表示領域及び前記第2表示領域の輝度を前記所定の輝度に変更する請求項1又は2に記載の表示制御方法。
【請求項5】
前記表示制御装置は、少なくとも前記第2表示領域の輝度を前記所定の輝度まで徐々に低くなるように変更する請求項1又は2に記載の表示制御方法。
【請求項6】
前記表示制御装置は、前記第2表示領域の前記ディスプレイに対する表示割合を大きくする表示割合制御を開始してから前記表示割合制御が完了するまでの間に、少なくとも前記第2表示領域の輝度を前記所定の輝度まで徐々に低くなるように変更する請求項5に記載の表示制御方法。
【請求項7】
前記表示制御装置は、車両のブレーキホールドが検知された場合に、前記所定の輝度に変更した前記第2表示領域の輝度を変更前の前記第2表示領域の輝度に設定する請求項1又は2に記載の表示制御方法。
【請求項8】
第1表示領域と、前記第1表示領域の輝度よりも輝度が高い第2表示領域とを有する車両のディスプレイの表示を制御する表示制御装置であって、
前記第2表示領域の前記ディスプレイに対する表示割合を大きくする場合に、少なくとも前記第2表示領域の輝度を変更前の前記第2表示領域の輝度よりも低い所定の輝度に変更する表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御方法及び表示制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インストルメントパネルに、運転席から助手席に亘って、メーター、ディスプレイオーディオの表示領域を有する表示器が配置されている車両が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-138553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の複数の表示領域を有する表示器では、表示領域ごとに異なる輝度が設定されることがある。この場合、輝度が高いほうの表示領域のディスプレイに対する割合を大きくするとき、ディスプレイにおいて輝度が高い領域が拡大するため、ユーザが眩しく感じてしまうという問題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、ディスプレイが複数の表示領域を有する場合、輝度が高いほうの表示領域の割合を大きくするときに、ユーザが眩しく感じることを防止できる表示制御方法及び表示制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1表示領域と、第1表示領域の輝度よりも輝度が高い第2表示領域とを有する車両の車内のディスプレイの表示を制御し、第2表示領域のディスプレイに対する表示割合を大きくする場合に、少なくとも第2表示領域の輝度を変更前の第2表示領域の輝度よりも低い所定の輝度に変更することによって上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ディスプレイが複数の表示領域を有する場合、輝度が高いほうの表示領域の割合を大きくするときに、ユーザが眩しく感じることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示制御装置を含む表示制御システムの構成を示すブロック図である。
図2は、本実施形態におけるディスプレイの表示割合の遷移の一例を示す図である。
図3は、表示制御装置によって実行される表示制御方法の制御処理のフローチャートの一例を示す図である。
図4は、本発明の第2実施形態に係る表示制御装置を含む表示制御システムの構成を示すブロック図である。
図5は、第2実施形態における表示制御システムによって実行される表示制御方法の制御処理のシーケンスチャートの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
<<第1実施形態>>
図1を用いて、本発明の第1実施形態に係る表示制御装置を含む表示制御システムについて説明する。表示制御システムは、ユーザへの情報の表示を制御するシステムである。図1は、第1実施形態に係る表示制御装置を含む表示制御システムの構成を示すブロック図である。表示制御システム1は、車両コントローラ2と、入力装置3と、表示装置4と、表示制御装置10とを備える。これらの装置は、車両に搭載されたものであって、たとえばCANその他の車載LANにより接続され、相互に情報の送受信を行うことができる。表示制御装置10は、車両コントローラ2及び入力装置3から情報を取得し、表示装置4の画面表示を制御する。ユーザは、車両の乗員であって、主として車両の運転者であるが、ユーザは運転者以外の他の同乗者であってもよい。なお、本実施形態では、車両に搭載された表示装置の画面表示を制御する例を説明するが、ユーザに情報を表示する表示装置であれば、特にこれに限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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