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公開番号2024129981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039431
出願日2023-03-14
発明の名称バックル装置
出願人株式会社シーエー産商
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A44B 11/26 20060101AFI20240920BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約【課題】カバー部材を装着して使用しても第一表示部、第二表示部が視認可能なバックル装置を提供する。
【解決手段】バックル装置10は、バックル本体20と、タング体80と、ボタン体100と、を備える。ボタン体100は、バックル本体20とタング体80とが係止状態であることを表示する第一表示部113と、バックル本体20とタング体80との係止が解除された解除状態であることを表示する第二表示部112と、を備える。バックル本体20とタング体80とが係止状態となると、第一表示部113が表示窓33から視認可能とされ、バックル本体20とタング体80とが解除状態となると、第二表示部112が表示窓33から視認可能とされる。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
バックル本体と、前記バックル本体に係脱可能なタング体と、前記タング体の係脱操作可能なボタン体と、を備えるバックル装置であって、
前記バックル本体には、外面側から中心に向かう有底凹部が形成され、
前記有底凹部は、前記タング体の差し込み方向側が開放して、前記タング体の差し込み抜き出し方向において、前記ボタン体が前記バックル本体内外を移動可能とされ、
前記ボタン体は、前記有底凹部と前記バックル本体内において、前記タング体の差し込み抜き出し方向において移動可能に配され、前記バックル本体と前記タング体とが係止状態であることを表示する第一表示部と、前記バックル本体と前記タング体との係止が解除された解除状態であることを表示する第二表示部と、を備え、
前記第一表示部及び前記第二表示部は、前記タング体の抜き出し方向側に配設され、かつ、前記有底凹部の内側において移動可能とされ、
前記有底凹部の底壁には、表示窓が形成され、
前記バックル本体と前記タング体とが係止状態となると、前記第一表示部が前記表示窓から視認可能とされ、
前記バックル本体と前記タング体とが解除状態となると、前記第二表示部が前記表示窓から視認可能とされることを特徴とするバックル装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記バックル本体内には、タング装着体が配設され、
前記タング装着体は、互いに接近離隔可能に軸支される一対の当接片と、作動片と、を備え、
前記一対の当接片は、前記タング体の差し込み方向側において前記一対の当接片が接近するように付勢され、前記タング体のタング部と当接可能とされ、かつ、前記作動片を係止、係止解除可能に構成され、
前記作動片は、前記一対の当接片の前記タング体の差し込み方向側に配され、かつ、前記タング体の抜き出し方向側に付勢され、
前記ボタン体は、前記作動片と連結され、
前記タング体が前記バックル本体に差し込まれ前記一対の当接片を押圧することにより、前記一対の当接片と前記作動片との係止が解除され、前記ボタン体が前記タング体の抜き出し方向側に移動するとともに、前記タング部と前記一対の当接片とが係止され、前記バックル本体と前記タング体とが係止状態となると、前記第一表示部が前記表示窓から視認可能とされ、
前記バックル本体と前記タング体とが係止状態において、前記ボタン体を前記タング体の差し込み方向側に移動させることにより、前記作動片が前記一対の当接片に係止された状態とされ、前記バックル本体と前記タング体とが解除状態となると、前記第二表示部が前記表示窓から視認可能とされることを特徴とする請求項1記載のバックル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バックル装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のバックル装置として特許文献1に記載されるものがあり、当該バックル装置は、バックル本体とバックル本体に係脱自在に係止されるタング部材(タング体)とを備えていた。バックル本体の上カバー体に表示開口部が設けられていた。表示開口部(表示窓)に対向する位置に配置固定されると共に、バックル本体とタング部材との非係止状態で表示開口部に出現する赤色のバネ受体と、バックル本体とタング部材との係止動作に連動してバネ受体上にスライド移動され、かつバックル本体とタング部材との係止状態で表示開口部に出現する緑色のロック表示部とを備えていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-154402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記のバックル装置では、バックル本体の表示開口部は、タング部材が挿入され、タング部材の差し込み方向前側に形成され、股ウエビングとバックル本体にカバー部材を装着して使用すると、ロック表示部が覆われて視認しにくくなるおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みて、カバー部材を装着して使用してもロック表示部(第一表示部、第二表示部)が視認可能なバックル装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明では、バックル本体と、前記バックル本体に係脱可能なタング体と、前記タング体の係脱操作可能なボタン体と、を備えるバックル装置であって、
前記バックル本体には、外面側から中心に向かう有底凹部が形成され、
前記有底凹部は、前記タング体の差し込み方向側が開放して、前記タング体の差し込み抜き出し方向において、前記ボタン体が前記バックル本体内外を移動可能とされ、
前記ボタン体は、前記有底凹部と前記バックル本体内において、前記タング体の差し込み抜き出し方向において移動可能に配され、前記バックル本体と前記タング体とが係止状態であることを表示する第一表示部と、前記バックル本体と前記タング体との係止が解除された解除状態であることを表示する第二表示部と、を備え、
前記第一表示部及び前記第二表示部は、前記タング体の抜き出し方向側に配設され、かつ、前記有底凹部の内側において移動可能とされ、
前記有底凹部の底壁には、表示窓が形成され、
前記バックル本体と前記タング体とが係止状態となると、前記第一表示部が前記表示窓から視認可能とされ、
前記バックル本体と前記タング体とが解除状態となると、前記第二表示部が前記表示窓から視認可能とされる。
【0007】
これによれば、有底凹部の底壁に、表示窓が形成され、タング部と一対の当接片とが係止されバックル本体とタング体とが係止状態となるときに、ボタン体がタング体の抜き出し方向側に移動する構成とされ、かつ、第一表示部及び第二表示部はタング体の抜き出し方向側に配設されているので、換言すれば、タング体の抜き出し方向側で第一表示部及び第二表示部が表示されるため、カバー部材を装着して使用しても、第一表示部及び第二表示部が視認可能となる。
【0008】
また、前記バックル本体内には、タング装着体が配設され、
前記タング装着体は、互いに接近離隔可能に軸支される一対の当接片と、作動片と、を備え、
前記一対の当接片は、前記タング体の差し込み方向側において前記一対の当接片が接近するように付勢され、前記タング体のタング部と当接可能とされ、かつ、前記作動片を係止、係止解除可能に構成され、
前記作動片は、前記一対の当接片の前記タング体の差し込み方向側に配され、かつ、前記タング体の抜き出し方向側に付勢され、
前記ボタン体は、前記作動片と連結され、
前記タング体が前記バックル本体に差し込まれ前記一対の当接片を押圧することにより、前記一対の当接片と前記作動片との係止が解除され、前記ボタン体が前記タング体の抜き出し方向側に移動するとともに、前記タング部と前記一対の当接片とが係止され、前記バックル本体と前記タング体とが係止状態となると、前記第一表示部が前記表示窓から視認可能とされ、
前記バックル本体と前記タング体とが係止状態において、前記ボタン体を前記タング体の差し込み方向側に移動させることにより、前記作動片が前記一対の当接片に係止された状態とされ、前記バックル本体と前記タング体とが解除状態となると、前記第二表示部が前記表示窓から視認可能とされる。
【0009】
このような構成としても、カバー部材を装着して使用しても、第一表示部及び第二表示部が視認可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態におけるバックル装置の正面図である。
同実施形態のタング体をバックル本体から外した状態の正面図である。
同実施形態の分解斜視図である。
裏カバーの前側からみた斜視図である。
裏カバーの後側からみた斜視図である。
表カバーの後側からみた斜視図である。
表カバーの前側からみた斜視図である。
タング装着体の前側からみた斜視図である。
タング装着体の後側からみた斜視図である。
タング装着体の内部構造の、上は前側からみた説明図、下は後側からみた説明図である。
ボタン体の分解斜視図である。
操作部形成部材の前側からみた斜視図である。
操作部形成部材の後側からみた斜視図である。
表示部形成部材の前側からみた分解斜視図である。
表示部形成部材の後側からみた分解斜視図である。
図1のXVI-XVI線矢視断面図である。
図16の状態からタング体を外した状態の断面図である。
バックル装置の動作説明図である。
バックル装置の動作説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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