TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024128791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037997
出願日
2023-03-10
発明の名称
包装用紙箱
出願人
デンカ株式会社
,
朝日印刷株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
B65D
5/50 20060101AFI20240913BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】簡単な構成で製造組み立てが容易な衝撃保護機能付きの包装用紙箱を得ること。
【解決手段】本発明の包装用紙箱1は、4枚の側板(12、14、16、18)と底板(66)と蓋板(62)とを有する。そして、箱内には、底板(66)側から蓋板(62)側に移行するにしたがって一方の側板(16)側から対向する他方の側板(12)側に向かって移行し、他方の側板(12)に接近した位置から更に蓋板(62)側に移行するにしたがって他方の側板(12)側から一方の側板(16)側に移行するように凸状に湾曲した状態に配置され、蓋板(62)に対向する蓋板側湾曲面(fb)と蓋板(62)との間に収容物(S1)を挟み込んで保持する保持板(72)が設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
4枚の側板と底板と蓋板とを有する包装用紙箱であって、
箱内において底板側から蓋板側に移行するにしたがって一方の側板側から対向する他方の側板側に向かって移行し、前記他方の側板に接近した位置から更に前記蓋板側に移行するにしたがって前記他方の側板側から前記一方の側板側に移行するように凸状に湾曲した状態に配置され、前記蓋板に対向する蓋板側湾曲面と前記蓋板との間に収容物を挟み込んで保持する保持板を有することを特徴とする包装用紙箱。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記保持板は、
前記底板に対向する底板側湾曲面と、該底板側湾曲面と前記蓋板側湾曲面との境界部分に形成される湾曲頭頂面と、を有しており、
前記湾曲頭頂面が前記他方の側板との間に隙間を形成する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の包装用紙箱。
【請求項3】
前記一方の側板の底板側の端部において折り曲げられて前記底板に重ね合わされるフラップを有しており、
前記保持板は、前記フラップの先端から前記蓋板側に向かって延在する基端部と、該基端部の先端に連続して前記一方の側板の蓋板側に接着される先端部とを有することを特徴とする請求項1に記載の包装用紙箱。
【請求項4】
前記保持板は、前記先端部と前記基端部との境界部分に切り込みが設けられており、
該切り込みは、前記保持板の前記基端部側に突出する凸形状の第1切り込み部と、該第1切り込み部の凸形状の任意の接点から前記保持板の基端部側に向かって切り込まれた第2切り込み部とを有していることを特徴とする請求項3に記載の包装用紙箱。
【請求項5】
前記第1切り込み部は、前記保持板の先端部側から前記保持板の基端部側に向かって円弧状に突出するように切り込まれて形成されており、
前記第2切り込み部は、前記第1切り込み部の円弧状の頂点から前記保持板の基端部側に向かって直線状に切り込まれて形成されていることを特徴とする請求項4に記載の包装用紙箱。
【請求項6】
前記保持板の前記基端部には、前記底板側から前記蓋板側に向かって延在する少なくとも1本以上の押罫線が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の包装用紙箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用紙箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、薬剤入りのバイアル瓶を包装する包装箱の技術が示されている。特許文献1に示されるように、従来は、包装箱の内部でバイアル瓶などの収容物が動かないようにするために、包装箱の内部に別個に組み立てた収容物ホルダを挿入してバイアル瓶を保持させることが行われており、また、所定の厚さに折り畳んだ使用説明書をバイアル瓶と一緒に入れて保持するとともに外部からの衝撃から保護するクッション代わりにもすることが行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3218045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の収容物ホルダの構造は複雑で、製造組み立てが煩雑であり、コストがかかっていた。また、使用説明書などの添付書類は紙資源の無駄であり、昨今のSDGs(Sustainable Development Goals)に反するものとなる。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成で製造組み立ても容易な衝撃保護機能付きの包装用紙箱を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本発明の包装用紙箱は、4枚の側板と底板と蓋板とを有する包装用紙箱であって、箱内において底板側から蓋板側に移行するにしたがって一方の側板側から対向する他方の側板側に向かって移行し、前記他方の側板に接近した位置から更に前記蓋板側に移行するにしたがって前記他方の側板側から前記一方の側板側に移行するように凸状に湾曲した状態に配置され、前記蓋板に対向する蓋板側湾曲面と前記蓋板との間に収容物を挟み込んで保持する保持板を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡単な構成で製造組み立ても容易な衝撃保護機能付きの包装用紙箱を得ることができる。本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の包装用紙箱の一実施形態に係わる包装用紙箱の全体斜視図。
本実施形態の包装用紙箱を形成する箱体形成片を表面側から見た展開図。
本実施形態の包装用紙箱の一部を折り返した状態を示す展開図。
本実施形態の包装用紙箱の折り畳み状態を示す図。
本実施形態の包装用紙箱の組み立て工程を順に示す図。
本実施形態の包装用紙箱の要部を拡大して示す図。
本実施形態の包装用紙箱に収容物を収容した状態を示す図。
本実施形態の包装用紙箱を開封した状態を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の包装用紙箱の一実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、便宜上、底板を下側、蓋板を上側として説明するが、包装用紙箱の実際の使用における姿勢状態を限定するものではない。
【0010】
図1は、本発明の包装用紙箱の一実施形態に係わる包装用紙箱の全体斜視図である。
包装用紙箱1は、図1に示すように、外形が略直方体の箱であり、例えば、薬剤入りのバイアル(収容物S1)の包装に使用される。本実施形態では、包装用紙箱1は、高さh1、幅w1を有しており、円筒形状を有する収容物S1の高さh2、幅w2に対して約2倍の大きさを有している。包装用紙箱1の幅w1は、収容物S1の高さh2よりも短く、本実施形態では、高さh2の約3分の2の大きさを有している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
デンカ株式会社
残存膨張量測定方法
11日前
デンカ株式会社
コンクリート構造物補強用繊維シート
4日前
デンカ株式会社
アデノウイルスの免疫測定方法及び免疫測定器具
13日前
デンカ株式会社
積層シート、容器、キャリアテープ、及び電子部品包装体
4日前
デンカ株式会社
防食被覆材、防食被覆層及びコンクリート構造物の防食方法
11日前
デンカ株式会社
回路基板用LCP樹脂組成物及び回路基板用LCPフィルム
19日前
個人
箱
1か月前
個人
包装体
1か月前
個人
構造体
8か月前
個人
ゴミ箱
1か月前
個人
収納用具
5か月前
個人
物品収納具
5か月前
個人
パウチ補助具
27日前
個人
折り畳み水槽
1か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
ダンボール宝箱
1か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
パウチ容器
8か月前
個人
折りたたみコップ
7か月前
個人
チャック付き袋体
7か月前
個人
圧縮収納袋
2か月前
個人
粘着テープ切断装置
3か月前
個人
粘着テープ剥がし具
2か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
株式会社イシダ
包装装置
1か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
9か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
25日前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
個人
プラスチックバッグ
9か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
開口しやすいレジ袋
9か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る