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公開番号
2024128565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037591
出願日
2023-03-10
発明の名称
原料払出装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A47J
31/40 20060101AFI20240913BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】製造コストの増大化を抑制するとともに、原料の酸化を抑制すること。
【解決手段】上部が開放するとともに下部が払出口23aに連通する収容域を有し、かつ収容域に原料を収容して保管するとともに内蔵する原料供給駆動部24の駆動により払出口23aより原料を払い出す原料キャニスタ20を備えた原料払出装置14であって、原料キャニスタ20は、収容域の上部を閉塞し、かつ原料の払い出しに伴って下方に変位する蓋体26を備えている。蓋体26は、収容域の気密性を確保した状態で変位することが好ましい。蓋体26は、自身の自重により変位することが好ましい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上部が開放するとともに下部が払出口に連通する収容域を有し、かつ該収容域に原料を収容して保管するとともに内蔵する原料供給駆動部の駆動により前記払出口より原料を払い出す原料キャニスタを備えた原料払出装置であって、
前記原料キャニスタは、前記収容域の上部を閉塞し、かつ前記原料の払い出しに伴って下方に変位する蓋体を備えたことを特徴とする原料払出装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記蓋体は、前記収容域の気密性を確保した状態で変位することを特徴とする請求項1に記載の原料払出装置。
【請求項3】
前記蓋体は、自身の自重により変位することを特徴とする請求項2に記載の原料払出装置。
【請求項4】
前記原料キャニスタは、前記蓋体の下方への変位を規制するストッパ部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の原料払出装置。
【請求項5】
前記原料キャニスタは、前記収容域を形成する部分が円筒状の形状を成し、
前記蓋体がピストン形状であることを特徴とする請求項1に記載の原料払出装置。
【請求項6】
前記蓋体は、脱酸素剤を備えたことを特徴とする請求項1に記載の原料払出装置。
【請求項7】
前記原料キャニスタは、前記払出口を開閉する払出口シャッタ機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の原料払出装置。
【請求項8】
前記原料キャニスタの前記払出口に上端部分が気密性を保持した状態で連通して上下方向に沿って延在し、かつ下端部分に内部を通過した原料を吐出する吐出口を有した原料シュートを備え、
前記原料シュートの吐出口を開閉する吐出口シャッタ機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の原料払出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、豆や粉末状の原料を払い出す原料払出装置に関するものである。
続きを表示(約 980 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カップ式飲料自動販売機や飲料ディスペンサ等の飲料供給装置では、豆や粉末状の原料を払い出す原料払出装置が設けられている。このような原料払出装置では、収容する原料の酸化等を防止するために、窒素ガスを封入させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭62-192475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記原料払出装置では、窒素ガスを封入させるために、該窒素ガスを供給する装置等が必要になり、結果的、部品点数の増加に伴い製造コストの増大化を招来していた。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストの増大化を抑制するとともに、原料の酸化を抑制することができる原料払出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る原料払出装置は、上部が開放するとともに下部が払出口に連通する収容域を有し、かつ該収容域に原料を収容して保管するとともに内蔵する原料供給駆動部の駆動により前記払出口より原料を払い出す原料キャニスタを備えた原料払出装置であって、前記原料キャニスタは、前記収容域の上部を閉塞し、かつ前記原料の払い出しに伴って下方に変位する蓋体を備えたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記原料払出装置において、前記蓋体は、前記収容域の気密性を確保した状態で変位することを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記原料払出装置において、前記蓋体は、自身の自重により変位することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記原料払出装置において、前記原料キャニスタは、前記蓋体の下方への変位を規制するストッパ部を備えたことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記原料払出装置において、前記原料キャニスタは、前記収容域を形成する部分が円筒状の形状を成し、前記蓋体がピストン形状であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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