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公開番号
2024158591
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073914
出願日
2023-04-28
発明の名称
ガス絶縁開閉装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
,
個人
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個人
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個人
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個人
主分類
H02B
13/035 20060101AFI20241031BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】部品点数、組立工数を削減すること。
【解決手段】開閉装置(1)は、上下方向に隣り合って配置される第1接地開閉器付断路器(11)及び第2接地開閉器付断路器(12)を備えている。各接地開閉器付断路器は、上下方向に交差する前後方向に延出する絶縁フレーム(11a、12a)と、フレームに設けられる第1内部端子(11b、12b)とをそれぞれ備えている。フレームにて、第1内部端子に導体(11e、12e)を接続可能な上下方向の一方の形成面を接続面(11f、12f)、上下方向の他方の形成面を非接続面(11g、12g)とする。開閉装置は、各接地開閉器付断路器におけるフレームの非接続面を向かい合わせて配置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
異なる系統それぞれの母線に接続されるガス絶縁開閉装置であって、
所定の配置方向に隣り合って配置される2台の接地開閉器付断路器を備え、
前記2台の接地開閉器付断路器は、前記配置方向に交差する方向に延出するフレームと、前記フレームに設けられる内部端子とをそれぞれ備え、
前記フレームにて、前記内部端子に所定の導体を接続可能な前記配置方向の一方の形成面を接続面、前記配置方向の他方の形成面を非接続面とし、
前記2台の接地開閉器付断路器における前記フレームの前記非接続面を向かい合わせて配置していることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記2台の接地開閉器付断路器それぞれの前記フレームは同一構造とされ、前記配置方向にて対称に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
【請求項3】
前記2台の接地開閉器付断路器は同一構造とされ、前記配置方向にて対称に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
【請求項4】
前記非接続面は平滑に形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス絶縁開閉装置に関し、特に、受配電設備用に用いられるガス絶縁開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、タンク内に、真空遮断器や、複数の断路器兼接地開閉器、避雷器を収容したガス絶縁開閉装置が開示されている。特許文献1にて、タンクの上部に3相分の第1の母線が配置され、タンクの後部に3相分の第2の母線が配置されている。また、第1の母線及び第2の母線に対応し、2台の断路器兼接地開閉器が上下に並んで配設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5602976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の断路器兼接地開閉器は、タンクに片持ち支持されて上方からの導体を挿通する穴を有する絶縁フレームと、絶縁フレームの下方に2つ並んで設けられる端子とを備え、上下に並ぶ2台が同一構成とされる。下方の断路器兼接地開閉器にあっては、絶縁フレームの穴に導体を挿通せずに用いられるだけでなく、該穴に対し、絶縁用の遮蔽部材を設ける必要があり、部品点数、組立工数が増大する、という問題がある。
【0005】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、2台の接地開閉器付断路器を並べて配置する構成にて、部品点数、組立工数を削減することができるガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明における一態様のガス絶縁開閉装置は、異なる系統それぞれの母線に接続されるガス絶縁開閉装置であって、所定の配置方向に隣り合って配置される2台の接地開閉器付断路器を備え、前記2台の接地開閉器付断路器は、前記配置方向に交差する方向に延出するフレームと、前記フレームに設けられる内部端子とをそれぞれ備え、前記フレームにて、前記内部端子に所定の導体を接続可能な前記配置方向の一方の形成面を接続面、前記配置方向の他方の形成面を非接続面とし、前記2台の接地開閉器付断路器における前記フレームの前記非接続面を向かい合わせて配置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、2台の接地開閉器付断路器を上述のように配置しているので、両方の接地開閉器付断路器のフレームに対し、内部端子に導体を接続するための穴を非形成とすることができる。これにより、かかる穴を使用しない方の接地開閉器付断路器にて、遮蔽部材で穴を塞ぐ必要がなくなり、部品点数、組立工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の内部構成を示す部分概略断面図である。
前記ガス絶縁開閉装置の内部構成を後方から見た図である。
前記ガス絶縁開閉装置の内部構成を前方から見た図である。
図4Aは、図1の部分拡大図であり、図4Bは、従来構造に係るガス絶縁開閉装置の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態に係るガス絶縁開閉装置(以下、単に「開閉装置」という)について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、下記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施することができるものである。以下の図においては、説明の便宜上、一部の構成を省略することがある。
【0010】
本発明は、例えば、三相のキュービクル形ガス絶縁開閉装置(以下、単に「開閉装置」という)に適用される。しかしながら、本発明が適用される開閉装置については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、単相の開閉装置にも適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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