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公開番号2024173225
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091510
出願日2023-06-02
発明の名称飲料供給装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47J 31/44 20060101AFI20241205BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】容器の内容積を良好に算出して、適量の飲料を供給すること。
【解決手段】所定のステージ14に配置された容器2に対して、飲料生成部13で生成した飲料を吐出することにより供給する飲料供給装置1であって、容器2の情報を検出する情報検出部15と、情報検出部15が検出した情報をもとに容器2の内容積を算出し、算出した内容積をもとに容器2に対する適量となる飲料の吐出量を容器2に吐出させる制御部20とを備えている。上記制御部20は、情報検出部15が検出した情報をもとに、容器2の内容積を算出する内容積算出処理部20aと、内容積算出処理部20aが算出した内容積をもとに、容器2に対する飲料の吐出量を算出する吐出量算出処理部20bと、吐出量算出処理部20bにより算出された吐出量を、容器2に吐出させる吐出制御処理部20cとを備えていることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定のステージに配置された容器に対して、飲料生成部で生成した飲料を吐出することにより供給する飲料供給装置であって、
前記容器の情報を検出する情報検出部と、
前記情報検出部が検出した情報をもとに前記容器の内容積を算出し、算出した内容積をもとに前記容器に対する適量となる飲料の吐出量を前記容器に吐出させる制御部と
を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記情報検出部が検出した情報をもとに、前記容器の内容積を算出する内容積算出処理部と、
前記内容積算出処理部が算出した内容積をもとに、前記容器に対する飲料の吐出量を算出する吐出量算出処理部と、
前記吐出量算出処理部により算出された吐出量を、前記容器に吐出させる吐出制御処理部と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記容器に吐出された飲料の実際の吐出量が、前記吐出量算出処理部により算出された吐出量以上であるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
【請求項4】
前記情報検出部は、3次元イメージセンサであることを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の飲料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料供給装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、飲料生成部で飲料を生成し、カップ等の容器に対して飲料を注出して供給する飲料供給装置が特許文献1に提案されている。この特許文献1の飲料供給装置では、容器の口径や高さを測定してその大きさ(体積)を算出し、大きさ毎に予め定められた当該容器への注出量を決定し、該注出量だけ飲料を注出して供給するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-095393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に提案された飲料供給装置では、容器の口径や高さを測定してその大きさを算出していたので、有底円筒状の容器のみに限られ、しかも容器の厚みが側周部と底部とで異なる場合には、その内容積を算出することが難しく、結果的に、適量となる飲料を供給することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、容器の内容積を良好に算出して、適量の飲料を供給することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、所定のステージに配置された容器に対して、飲料生成部で生成した飲料を吐出することにより供給する飲料供給装置であって、前記容器の情報を検出する情報検出部と、前記情報検出部が検出した情報をもとに前記容器の内容積を算出し、算出した内容積をもとに前記容器に対する適量となる飲料の吐出量を前記容器に吐出させる制御部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記制御部は、前記情報検出部が検出した情報をもとに、前記容器の内容積を算出する内容積算出処理部と、前記内容積算出処理部が算出した内容積をもとに、前記容器に対する飲料の吐出量を算出する吐出量算出処理部と、前記吐出量算出処理部により算出された吐出量を、前記容器に吐出させる吐出制御処理部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記制御部は、前記容器に吐出された飲料の実際の吐出量が、前記吐出量算出処理部により算出された吐出量以上であるか否かを判定することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記情報検出部は、3次元イメージセンサであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、情報検出部が、容器の情報を検出し、制御部が、情報検出部が検出した情報をもとに容器の内容積を算出し、算出した内容積をもとに容器に対する適量となる飲料の吐出量を容器に吐出させるので、容器の内容積を良好に算出して、適量の飲料を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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