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公開番号2025007736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109334
出願日2023-07-03
発明の名称清掃具
出願人レック株式会社
代理人個人,個人
主分類A47L 13/257 20060101AFI20250109BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】湾曲面状の被清掃面及び平坦状の被清掃面の両方に効率よく清掃することが可能な清掃具を提供する。
【解決手段】清掃具1は、本体部2と、この本体部2に対して着脱自在の清掃部3とから構成されており、本体部2は、棒状の柄部4と、この柄部4の先端を傾けた状態で連結する芯板部5とから構成されている。芯板部5は平坦な円盤状とされており、可撓性及び弾力性を有する第1の板材部5aと、この第1の板材部5aと屈曲自在に連続し、硬質の素材から成る第2の板材部5bとにより構成されている。被清掃面B1が湾曲面B2である場合は、第1の板材部5aを覆う清掃部3の先端部3fを湾曲させて清掃を行う。芯板部5の第1の板材部5aは、湾曲面B2に倣って、第2の板材部5bから折れ曲がり、清掃部3も芯板部5の変形に追従する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
柄部と、該柄部を傾けた状態で連結する芯板部とから成る本体部、及び前記芯板部を覆うようにして取り付け可能な清掃部から構成される清掃具であって、
前記芯板部は、可撓性及び弾力性を有する素材から成る第1の板材部と、該第1の板材部と境界線を介して連続し、硬質の素材から成る第2の板材部とから構成され、
前記柄部と前記芯板部とが連結する連結個所は、前記第2の板材部上に位置していることを特徴とする清掃具。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記境界線は、傾けた前記柄部の下方への投影線と略平行である、又は前記投影線と直交する直交線と略平行であることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
【請求項3】
前記芯板部は、一対の前記第1の板材部間に前記第2の板材部が挟まれており、一対の前記境界線は略平行となることを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃具。
【請求項4】
前記柄部は、回動部を介して前記芯板部に接続しており、
前記回動部は軸部と、該軸部と係合する軸受部とから成り、
前記境界線は、前記軸部と略平行することを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃具。
【請求項5】
前記芯板部及び前記清掃部は円盤状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃具。
【請求項6】
前記清掃部は開口部を有し、該開口部の下に、該開口部の径より大きく且つ前記芯板部の径と略一致する径の空隙部又は切込み部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃具。
【請求項7】
前記芯板部の表面に前記境界線を有する前記第1の板材部と前記第2の板材部とは、インサート成型により連結しており、前記第1の板材部の中央の底面の一部が、前記第2の板材部に設けた中央孔から突出する突出部と連続しており、前記弾力性を有する素材から成る前記突出部は、前記柄部の柄先端部と当接することを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃具。
【請求項8】
前記清掃部は発泡樹脂製であることを特徴とする請求項1又は2に記載された清掃具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被清掃面の形状に関係なく、清掃が可能な清掃具に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、柄部に回動自在に接続するプレートを覆うように、吸収性材料を取り付けた洗浄器具が開示されている。洗浄液を含浸した吸収性材料を、被清掃面に当接して、摺動させることで被清掃面の清掃を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公表2003-526408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の合成樹脂材から成るプレートは、被清掃面が平坦の場合には容易に清掃することが可能であるが、被清掃面が立体形状、例えばバスタブのような湾曲形状の場合には、プレートが変形しないため、湾曲面状の被清掃面に対して隅々まで清掃することが難しいという問題がある。
【0005】
そこで、上述のプレートを設けずに、柄部に直接軟性のスポンジ材を取り付けた清掃具を使用した場合においては、湾曲面状の被清掃面に対しても清掃が可能となるが、逆に平坦状の被清掃面に対しては洗浄器具の底面全体で押し付けるようにして摺動させることが難しくなり、清掃効率が大きく低下することになる。
【0006】
本発明の目的は、上述の課題を解消し、湾曲面状の被清掃面及び平坦状の被清掃面の両方に対して効率良く清掃することが可能な清掃具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するための本発明に係る清掃具は、柄部と、該柄部を傾けた状態で連結する芯板部とから成る本体部、及び前記芯板部を覆うようにして取り付け可能な清掃部から構成される清掃具であって、前記芯板部は、可撓性及び弾力性を有する素材から成る第1の板材部と、該第1の板材部と境界線を介して連続し、硬質の素材から成る第2の板材部とから構成され、前記柄部と前記芯板部とが連結する連結個所は、前記第2の板材部上に位置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る清掃具によれば、被清掃面が湾曲面状の場合は清掃部の可撓性を有する端部を利用し、被清掃面が平坦状の場合は端部を含む清掃部全体を利用することで、被清掃面の形状に応じて効率的に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
清掃具の分解斜視図である。
柄部に清掃部を装置した状態の清掃具の斜視図である。
柄部に清掃部を装置した状態の清掃具の側方断面図である。
被清掃面に清掃部が当接した状態の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は清掃具の分解斜視図、図2は柄部に清掃部を装置した状態の清掃具の斜視図、図3は図2の状態における側方断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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