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公開番号2024128445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037423
出願日2023-03-10
発明の名称防塵服
出願人ダイハツ工業株式会社,シーズシー株式会社
代理人個人
主分類A41D 13/002 20060101AFI20240913BHJP(衣類)
要約【課題】防塵服内の空気を特定の箇所から排出することができる防塵服を提供する。
【解決手段】身体を覆う防塵服であって、第一の素材によって構成された第一部分と、第二の素材によって構成された第二部分と、前記第一部分に設けられた開口部から前記防塵服内に外気を取り込むファンと、を備え、前記第二部分は、前記防塵服の背面に配置されており、前記第一の素材は、第一の粒径を有する粒子に対する捕集性を有し、前記第二の素材は、第二の粒径を有する粒子に対する捕集性と、前記第一の素材よりも高い通気性とを有し、前記第一の粒径は前記第二の粒径よりも小さい、防塵服。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
身体を覆う防塵服であって、
第一の素材によって構成された第一部分と、
第二の素材によって構成された第二部分と、
前記第一部分に設けられた開口部から前記防塵服内に外気を取り込むファンと、を備え、
前記第二部分は、前記防塵服の背面に配置されており、
前記第一の素材は、第一の粒径を有する粒子に対する捕集性を有し、
前記第二の素材は、第二の粒径を有する粒子に対する捕集性と、前記第一の素材よりも高い通気性とを有し、
前記第一の粒径は前記第二の粒径よりも小さい、
防塵服。
続きを表示(約 66 文字)【請求項2】
前記第二部分は、脇の後ろ及びふくらはぎの少なくとも一方に対応する部位である、請求項1に記載の防塵服。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防塵服に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、自動車の塗装工場では、製品への粉塵の付着を防止するため、空気の清浄度が管理されたクリーンルーム内で作業が行われる。クリーンルーム内では、作業者は防塵服を着用する。防塵服は通常、作業着の上に着用する。一般に防塵服の素材は、気密性が高く、粉塵を通しにくい生地が採用されている。
【0003】
特許文献1には、衣服の内部に送風装置から空気を送り込むことで使用者の身体を冷却する冷却服が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-88806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
気密性が高い素材、即ち通気性が低い素材によって防塵服が構成されている場合、防塵服内の空気が袖口、裾口および襟口から漏れる。防塵服内に粉塵が存在する場合、防塵服内の空気と一緒に粉塵が袖口などから防塵服の外に排出される。防塵服内の粉塵は、例えば、作業着に付着していた粉塵、および作業着と防塵服とが擦れて発生した粉塵である。作業中、袖口および襟口から防塵服内の空気と一緒に粉塵が排出されると、粉塵が製品に付着するおそれがある。裾口から防塵服内の空気が排出されると、裾口から排出された空気による風の作用によって床に落ちている粉塵が舞い上がるおそれがある。
【0006】
本発明の目的の一つは、防塵服内の空気を特定の箇所から排出することができる防塵服を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の一態様に係る防塵服は、
身体を覆う防塵服であって、
第一の素材によって構成された第一部分と、
第二の素材によって構成された第二部分と、
前記第一部分に設けられた開口部から前記防塵服内に外気を取り込むファンと、を備え、
前記第二部分は、前記防塵服の背面に配置されており、
前記第一の素材は、第一の粒径を有する粒子に対する捕集性を有し、
前記第二の素材は、第二の粒径を有する粒子に対する捕集性と、前記第一の素材よりも高い通気性とを有し、
前記第一の粒径は前記第二の粒径よりも小さい。
【0008】
(2)上記(1)に記載の防塵服において、
前記第二部分は、脇の後ろ及びふくらはぎの少なくとも一方に対応する部位であってもよい。
【発明の効果】
【0009】
上記(1)の防塵服は、ファンよって防塵服内に取り込まれた外気が防塵服の内部を流れることで、使用者の身体を冷却することが可能である。上記(1)の防塵服において、第二の素材によって構成された第二部分が防塵服の内部から外部に空気を排出する部分である。第二部分は、第一部分を構成する第一の素材よりも高い通気性を有する。上記(1)の防塵服によれば、第二部分が設けられた特定の箇所から防塵服内の空気が排出される。第二の素材は、第二の粒径を有する粒子に対する捕集性を有するため、防塵服内の空気が第二部分から防塵服の外に排出される際に、防塵服内の空気と一緒に、第二の粒径を有する粒子が第二部分から排出されることを抑制できる。
【0010】
上記(2)の防塵服によれば、脇の後ろ及びふくらはぎの少なくとも一方に対応する部位から防塵服内の空気が排出される。使用者の後方に向けて空気が排出されるため、排出された空気は使用者の前方の作業空間に届きにくい。作業空間内の製品にも排出された空気が届きにくいため、製品への粒子の付着を抑制しやすい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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