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公開番号2024127032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035867
出願日2023-03-08
発明の名称サポーター
出願人ディーエムチェーン協同組合
代理人個人
主分類A41D 13/05 20060101AFI20240912BHJP(衣類)
要約【課題】腰方形筋を外側から内側に向かって押圧、支持するサポーターを提供する。
【解決手段】サポーター100は、着用者の腰部に巻回されて装着され、着用者の左腰部に巻回される左ベルト部7と、着用者の右腰部に巻回される右ベルト部8と、左ベルト部7及び右ベルト部8を連結し、長手方向に伸縮性を有する帯状体からなる連結部9と、連結部9に固着される伸縮性を有する支持部2の両側に支持される一対の連結鐶3、4に遊挿される帯状体からなる一対のバンド部5、6とを備え、左ベルト部7及び右ベルト部8が、少なくとも着用者の腰方形筋に対応する部位近傍に復元力を有する板状体10を収納する押圧部11、12を備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
着用者の腰部に巻回されて装着されるサポーターであって、
着用者の左腰部に巻回される左ベルト部と、
着用者の右腰部に巻回される右ベルト部と、
前記左ベルト部及び前記右ベルト部を連結し、長手方向に伸縮性を有する帯状体からなる連結部と、
前記連結部に固着される伸縮性を有する支持部の両側に支持される一対の連結鐶に遊挿される帯状体からなる一対のバンド部とを備え、
前記左ベルト部及び前記右ベルト部が、少なくとも着用者の腰方形筋に対応する部位近傍に復元力を有する板状体を収納する押圧部を備えることを
特徴とするサポーター。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
請求項1に記載のサポーターにおいて、
前記板状体が、内側から外側に向かって厚く形成されることを
特徴とするサポーター。
【請求項3】
請求項1に記載のサポーターにおいて、
前記板状体が、下辺が上辺よりも外側に向かって長い四角形状に形成されることを
特徴とするサポーター。
【請求項4】
請求項1に記載のサポーターにおいて、
前記左ベルト部及び前記右ベルト部が、前記板状体を収納可能な袋状体を複数有することを
特徴とするサポーター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、腰方形筋を外側から内側に向かって押圧、支持するサポーターに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
腰方形筋は、腹筋群の一つで、腰椎の両側にある深層筋であり、腸骨稜、腸腰靭帯から起始し、第12肋骨、第1ないし第4腰椎の横突起に停止する。
この腰方形筋の作用としては、第12肋骨の下制、体幹(腰椎)の側屈及び伸展、骨盤の挙上などが挙げられ、荷物の持ち上げ動作や、身体を回旋するゴルフ等のスポーツを行う際に活躍する。
【0003】
このような腰方形筋は、左右いずれかの筋肉が硬くなったり、弱くなったりすると、骨盤の左右の高さに差が生じ、その結果、腰痛などの症状を引き起こす原因となる。また、側腹部の安定性を維持できなくなり、姿勢保持にも大きく影響をきたす場合もある。
【0004】
このような中で、腰部を支持、保護するものとして各種サポーターが開発されている。
例えば、従来の腰部サポーターは、本体ベルトと、この本体ベルトの上面に設けられ、前記本体ベルトへの締めつけ具合を調整する補助ベルトからなり、前記本体ベルトは、この本体ベルトの中央部付近に、縦方向に延びる第1ボーンを有し、前記第1ボーンの外側左右に縦方向に延びる第2ボーンを有し、前記第1ボーンと前記第2ボーンの長さの関係が「前記第2ボーン≧前記第1ボーン」であるものが存在する(特許文献1参照)。
【0005】
また、従来の腰用サポータは、伸縮性を有する材料によって構成された人間の身体の腰部に巻回可能な長さを有する帯状の腰用サポータにおいて、その長さ方向が水平方向になるように展開した状態で、左右の両端部のそれぞれには、互いを重ね合わせたときに係止状態となる着脱自在な係止手段が配設され、前記帯状の腰用サポータの形状は、前記長さ方向の中央部を上下に通る中心線に対して略対称的となるような形状に形成され、且つ、その上縁部が、前記長さ方向の中央部で最も高く、且つ左右の両端部が最も低くなるように湾曲して形成され、前記中心線に対して対称的になるような位置に配設された複数個の支持部材であって、前記帯状の腰用サポータの上縁部から下縁部に至るように延長している複数個の支持部材を具えている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-107219号公報
特開2010-207436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の腰部サポーターは、第1ボーンで第3腰椎~第5腰椎を支持するとともに、第1ボーンよりも外側にある第2ボーンで第1腰椎~仙腸関節までを支持するものである。ここで、仙腸関節は、仙骨と腸骨との間にある関節である。
当該腰部サポーターは、第1ボーン及び第2ボーンを上述したように配設することで、腰痛の防止・治療や骨盤矯正を行うものであるが、腸骨稜等から起始し、第12肋骨、第1ないし第4腰椎の横突起に停止する腰方形筋を対象として、支持、保護するものではない。
【0008】
また、特許文献2に記載の腰用サポータは、支持部材(特に、支持部材21a、21b、・・・23b)を腰用サポータの上縁部から下縁部にハの字状に配設し、着用者の運動動作を妨げることなく、背骨と腰骨との間の関節の形状をS字状カーブにする形成するものである。この支持部材が腰方形筋を対象とするものであるかは明らかではないものの、当該支持部材は、腰部を広い範囲で支持するとともに、支持部材の配設面と直交する方向に向けて支持するものであり、体幹の側屈動作等を効果的に支持するものではない。
【0009】
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、腰方形筋を外側から内側に向かって押圧、支持するサポーターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るサポーターは、着用者の腰部に巻回されて装着されるサポーターであって、着用者の左腰部に巻回される左ベルト部と、着用者の右腰部に巻回される右ベルト部と、前記左ベルト部及び前記右ベルト部を連結し、長手方向に伸縮性を有する帯状体からなる連結部と、前記連結部に固着される伸縮性を有する支持部の両側に支持される一対の連結鐶に遊挿される帯状体からなる一対のバンド部とを備え、前記左ベルト部及び前記右ベルト部が、少なくとも着用者の腰方形筋に対応する部位近傍に復元力を有する板状体を収納する押圧部を備えるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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