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公開番号2024062696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170717
出願日2022-10-25
発明の名称コート
出願人個人,個人
代理人個人
主分類A41D 3/00 20060101AFI20240501BHJP(衣類)
要約【課題】本発明は、着物を着た者が羽織った場合に、衣紋の形状を維持しつつその者の背中上部を露出させないコートの提供を目的とする。
【解決手段】本発明のコート10は、着物を着た者Wが羽織れるコート10であって、後身頃14における、上下方向の上側領域かつ幅方向の中央領域に配置され、上下方向に対して対称となるようにU字状を成し、厚み方向の外側に向けて突出しているU字状壁32と、U字状壁32の先端側に取り付けられ、U字状壁32に囲まれる領域を塞ぐ塞ぎ壁34とを備え、着物KMを着た者Wが羽織った場合に、U字状壁32が衣紋EMの外面に対向しかつ塞ぎ壁34が衣紋EMと着物KMを着た者Wとによって形成される空間Sを塞ぐ。
【選択図】図2A


特許請求の範囲【請求項1】
着物を着た者が羽織れるコートであって、
その後身頃における、上下方向の上側領域かつ幅方向の中央領域に配置され、上下方向に対して対称となるようにU字状を成し、厚み方向の外側に向けて突出しているU字状壁と、
前記U字状壁の先端側に取り付けられ、前記U字状壁に囲まれる領域を塞ぐ塞ぎ壁と
を備え、
着物を着た者が羽織った場合に、前記U字状壁が衣紋の外面に対向しかつ前記塞ぎ壁が衣紋と着物を着た者とによって形成される空間を塞ぐ、
コート。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記塞ぎ壁は、前記U字状壁の先端側の部分に縫われて前記U字状壁に取り付けられ、
前記先端側の部分は、稜線を形成している、
請求項1に記載のコート。
【請求項3】
さらに、着物を着た者の首の周囲に配置される襟であって、その下端が前記塞ぎ壁の上端に繋がっている襟
を備える、
請求項1に記載のコート。
【請求項4】
さらに、上下方向に対してU字状を成し、前記U字状壁の外面に対向する他の襟
を備える、
請求項3に記載のコート。
【請求項5】
前記他の襟の両端かつ先端の部分は、前記襟に外側から接触されている、
請求項4に記載のコート。
【請求項6】
前記他の襟は、前方向から見て、その両端が前記コートの肩ラインに沿うように配置されている、
請求項5に記載のコート。
【請求項7】
前記他の襟は、前記U字状壁における先端側の部分に取り付けられている、
請求項1~6のいずれか一項に記載のコート。
【請求項8】
前記他の襟は、前記U字状壁に着脱可能とされている、
請求項7に記載のコート。
【請求項9】
前記U字状壁は、前記後身頃に着脱可能とされている、
請求項7に記載のコート。
【請求項10】
さらに、
(1)前記後身頃における前記U字状壁及び前記繋ぎ壁が取り外された位置に配置され、前記後身頃に着脱可能なU字状布、又は、(2)前記後身頃における前記U字状壁及び前記繋ぎ壁が取り外された領域を覆うように配置され、前記後身頃に着脱可能なヨーク、
を備える、
請求項9に記載のコート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
日本の伝統的な被服である着物の着方として、衣紋を抜いて(後ろ衿と首の間の空間を大きく開けて)、女性らしさを演出することが知られている。
そして、衣紋を抜いて着物を着た女性が着物のコート(上着)として羽織るものとしては、例えば、羽織又は羽織に準じた構成のものがある(非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
ウィキペディア フリー百科事典,[online],[令和4年10月13日検索],インターネット<URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E7%B9%94>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
着物を着た女性が例えば防寒のために羽織を羽織ったとしても、衣紋と女性とによって形成される空間はむき出しのままである。
【0005】
本発明は、着物を着た女性(着物を着た者)が羽織った場合に、衣紋の形状を維持しつつその者の背中上部を露出させないコートの提供を目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様のコートは、
着物を着た者が羽織れるコートであって、
その後身頃における、上下方向の上側領域かつ幅方向の中央領域に配置され、上下方向に対して対称となるようにU字状を成し、厚み方向の外側に向けて突出しているU字状壁と、
前記U字状壁の先端側に取り付けられ、前記U字状壁に囲まれる領域を塞ぐ塞ぎ壁と
を備え、
着物を着た者が羽織った場合に、前記U字状壁が衣紋の外面に対向しかつ前記塞ぎ壁が衣紋と着物を着た者とによって形成される空間を塞ぐ。
【0007】
第2態様のコートは、
第1態様のコートであって、
前記塞ぎ壁は、前記U字状壁の先端側の部分に縫われて前記U字状壁に取り付けられ、
前記先端側の部分は、稜線を形成している。
【0008】
第3態様のコートは、
第1又は第2態様のコートであって、
さらに、着物を着た者の首の周囲に配置される襟であって、その下端が前記塞ぎ壁の上端に繋がっている襟
を備える。
【0009】
第4態様のコートは、
第1~第3態様のいずれか一態様のコートであって、
さらに、上下方向に対してU字状を成し、前記U字状壁の外面に対向する他の襟
を備える。
【0010】
第5態様のコートは、
第4態様のコートであって、
前記他の襟の両端かつ先端の部分は、前記襟に外側から接触されている。
(【0011】以降は省略されています)

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