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公開番号
2024089739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-04
出願番号
2022205112
出願日
2022-12-22
発明の名称
簡易着付け衣装
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A41D
1/00 20180101AFI20240627BHJP(衣類)
要約
【課題】寝具に仰向けで横臥した姿勢が強いられる医療的ケア児等の着用対象者に対して簡単且つスムーズに着付けることができ、着用後において医療用管の引き回し処理を容易に行うことが可能な簡易着付け衣装を提供する。
【解決手段】上身頃1の脇部または上身頃1に連続して設けられる袖部の少なくとも一方に部分的に開閉可能な部分開口部1qを設け、着付け完了状態において上身頃1及び下身頃2のうち背面開放部1e、2eの周辺部分を対象者Yの背面と対象者Yが横臥する寝具との間に挟み込んだだけの状態となる簡易着付け衣装Xにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも上身頃と下見頃を備え、寝具に仰向けで横臥した対象者に対して着付けることが可能な衣装であり、
前記上身頃及び前記下身頃は、正面側を閉じ且つ背面側にこれら上身頃及び下身頃を開放状態とする背面開放部を有するものであり、
前記上身頃の脇部または前記上身頃に連続して設けられる袖部の少なくとも一方に、部分的に開閉可能な部分開口部を有し、
前記上身頃及び前記下身頃のうち前記背面開放部の周辺部分を前記対象者の背面と前記寝具との間に挟み込んだ着付け状態において、前記対象者の背面のうち前記背面開放部に臨む部分全体が前記寝具に対面するように構成していることを特徴とする簡易着付け衣装。
続きを表示(約 68 文字)
【請求項2】
前記部分開口部を左右両方の前記脇部または左右両方の前記袖部に形成している請求項1に記載の簡易着付け衣装。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療的ケアが日常的に必要な子ども(医療的ケア児)等にも簡単に着付けることが可能な衣装に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
病気や障がい等によって日常的に医療的ケアが必要な子どもに対して、着物やドレスなどの晴れ着を着せてあげたいという親や関係者の切実な願いはあるものの、寝た姿勢を強いられる医療的ケア児に通常の着物やドレスを着付けることは困難である。
【0003】
下記特許文献1には、車椅子等に着座したまま、或いは横たわったままでも着付けでき、車椅子等の着座において、また立位正面視においても、本物の着物のような外観となる簡易着付け式着物を提供すべく、左右上身頃の正面側を縫着し背面側に上開口を備える上身頃と、上身頃上部に位置する衿部と、上身頃左右に位置する左右袖部と、上身頃の胴部の表面に位置する帯部と、上身頃の下端部に位置し背面側に下開口を備える下身頃と、上開口及び下開口の開口度合いを調節する上連結部材及び下連結部材とからなる簡易着付け式着物が開示されている。
【0004】
特許文献1には、具体例として、左上身頃と右上身頃を正面側で縫着し、背面側に上開口を有する上身頃を着用した状態で、左右上身頃の背面側に上開口が形成され、この上開口の開口度合いを、帯の内側に縫製された面ファスナーからなる上連結部材によって調節する構成が開示されている。また、同特許文献には、下身頃の背面側に形成される下開口の開口度合いを、下開口部の端部に縫製された面ファスナーからなる下連結部材によって調節する点も開示されている。
【0005】
このような簡易着付け式着物であれば、着座したまま或いは横たわったままでも、簡易に着付けすることができ、車椅子に着座すれば上開口が車椅子の背凭れに隠れて、背面側の上開口が第三者から視認され難く、本物の着物のような外観になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6106816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述のような簡易着付け式着物を医療的ケア児に実際に着付けることを想定した場合、寝具に仰向けで横臥した医療的ケア児の背中側に形成される開口の開き具合を連結部材で調整する作業は極めて困難であり、その調整作業中は医療的ケア児に無理な姿勢を強いることになったり、着付け完了後において背中と寝具との間に連結部材が存在することによる違和感を医療的ケア児に与える懸念がある。
【0008】
また、上述のような簡易着付け式着物を着用した場合に、痰の吸引や人工呼吸器の装着を必要とする医療的ケア児に挿管されている医療用管(医療用嘴管、体液誘導管等)を簡易着付け式着物から外に引き出して装置に接続することも困難である。
【0009】
本発明は、このような問題の解消を図るべく、寝具に仰向けで横臥した姿勢が強いられる医療的ケア児等の着用対象者に対して簡単且つスムーズに着付けることができ、着用後において医療用管の引き回し処理を容易に行うことが可能な簡易着付け衣装を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
すなわち本発明は、寝具に仰向けで横臥した対象者に対して着付けることが可能な上身頃及び下身頃を備えた簡易着付け衣装であり、上身頃及び下身頃として、正面側を閉じ且つ背面側にこれら上身頃及び下身頃を開放状態にする背面開放部を有するものを適用し、上身頃の脇部または前記上身頃に連続して設けられる袖部の少なくとも一方に、部分的に開閉可能な部分開口部を形成し、上身頃及び下身頃のうち背面開放部の周辺部分を対象者の背面と寝具との間に挟み込んだ着付け状態において、対象者の背面のうち背面開放部に臨む部分全体が寝具に対面するように構成していることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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