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公開番号
2025003220
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103766
出願日
2023-06-23
発明の名称
防護材料および防護衣
出願人
東洋紡エムシー株式会社
代理人
主分類
A41D
13/01 20060101AFI20241226BHJP(衣類)
要約
【課題】除染作業に必要となる人的労力および作業時間の軽減を図ることが可能であり、更に、日射による輻射熱の影響を抑制することで、防護衣の内部温度の上昇を抑制することが可能な、防護材料および防護衣の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の防護材料は、内側に位置するゴム層と、ゴム層に積層され、外側に位置する外側層とを備え、外側層には凹凸形状付与粒子及び赤外反射剤が含まれている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内側と外側とを備える防護材料であって、
内側に位置するゴム層と、
前記ゴム層に積層され、外側に位置する外側層と、
を備え、
前記外側層には、凹凸形状付与粒子及び赤外反射剤が含まれている、防護材料。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記凹凸形状付与粒子の形状は、テトラポット状、針状、多角形状、または球状である、請求項1に記載の防護材料。
【請求項3】
前記凹凸形状付与粒子は、テトラポット型酸化亜鉛である、請求項1に記載の防護材料。
【請求項4】
前記ゴム層の前記外側層が積層されている面とは反対面に、布帛、第2ゴム層が、記載の順に積層されている、請求項1に記載の防護材料。
【請求項5】
前記布帛は、織物、編物、または不織布である、請求項4に記載の防護材料。
【請求項6】
前記ゴム層と前記第2ゴム層とは、異なる種類のゴムが用いられている、請求項4に記載の防護材料。
【請求項7】
前記外側層の全固形分のうち前記赤外反射材を除いた固形分に対して、前記凹凸形状付与粒子が40wt%~60wt%含まれている、請求項1に記載の防護材料。
【請求項8】
前記赤外反射剤は、チタン、マンガン、カルシウム、鉄、ビスマス、クロム、ニッケルの金属元素を少なくとも1種類以上含む顔料であり、前記外側層の全固形分のうち前記赤外反射材を除いた固形分に対して、前記赤外反射剤が5wt%~30wt%含まれている、請求項1に記載の防護材料。
【請求項9】
前記赤外線反射剤の平均粒子径は、600nm以上1500nm以下である、請求項1に記載の防護材料。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1項に記載の防護材料を用いた防護衣。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、有毒なガスや液体等から人体を防護するための防護材料および防護衣に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
有毒なガスや液体等から人体を保護する防護材料に関する技術が、たとえば、特許第5784812号公報(特許文献1)に開示されている。このような防護材料には、有毒な液体等に対しては、材料表面の良好な撥水性および撥油性が求められ、材料の表面処理に関する技術が、たとえば、特開2003-2903号公報(特許文献2)および特開2010-24279号公報(特許文献3)に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5784812号公報
特開2003-2903号公報
特開2010-24279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
たとえば、防護材料を用いた防護衣に有害な液体等が付着した場合には、さらし粉水溶液等を用いた除染剤を用いた除染作業が必要となる。この作業は、複数名の除染作業員が、防護衣を装着した被装着者に対して行なわれるが、除染作業に必要となる人的労力および作業時間が大きいことが課題となっている。
【0005】
また、防護材料を用いた防護衣は、全身が覆われることから、屋外での使用時には、日射による輻射熱の影響で、防護衣の内部は高温となる。そのために、長時間にわたる防護衣の着用は困難であり、その結果、防護衣を着用して行なう作業の作業効率が低下する。
【0006】
本開示では、上記課題を解決することにあり、除染作業に必要となる人的労力および作業時間の軽減を図ることが可能な、防護材料および防護衣を提供することを目的とする。更に、日射による輻射熱の影響を抑制することで、防護衣の内部温度の上昇を抑制することが可能な、防護材料および防護衣を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本開示の防護材料においては、内側と外側とを備える防護材料であって、内側に位置するゴム層と、前記ゴム層に積層され、外側に位置する外側層と、を備え、前記外側層には、凹凸形状付与粒子及び赤外反射剤が含まれている。
【0008】
[2]:[1]に記載の防護材料であって、前記凹凸形状付与粒子の形状は、テトラポット状、針状、多角形状、または球状である。
【0009】
[3]:[1]または[2]に記載の防護材料であって、前記凹凸形状付与粒子は、テトラポット型酸化亜鉛である。
【0010】
[4]:[1]から[3]のいずれか1に記載の防護材料であって、前記ゴム層の上記外側層が積層されている面とは反対面に、布帛、第2ゴム層が、記載の順に積層されている。
(【0011】以降は省略されています)
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