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公開番号
2024165771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082255
出願日
2023-05-18
発明の名称
胸部装着具
出願人
株式会社メディカサトウ
代理人
個人
,
個人
主分類
A41C
3/00 20060101AFI20241121BHJP(衣類)
要約
【課題】本発明の目的は、硬質板材による不快感を避けて呼吸を楽にすることができる胸部装着具を提供することにある。
【解決手段】上記課題を解決するために、胸部装着具100は、胸郭を囲む胸周に装着される胸部装着具であって、胸のふくらみを覆うための一対のカップ部32を支持するフロント部2と、可とう性を有しフロント部2よりも伸縮性が低い布で形成され、装着時に、胸のふくらみの側縁から中腋窩線M近傍までの領域に当接する程度の伸縮性を有し、フロント部2に貼り付け固定される一対の重畳部材1と、背中側に装着される部分を含むリア部5と、重畳部材1とリア部5との間に設けられ、フロント部2およびリア部5よりも伸縮性が高い一対の伸縮調整部4と、を備える。重畳部材1は、カップ部32の側縁に沿って縦に延在する第1部分11と、第1部分11からカップ部32の下縁に張り出す第2部分12とを有する略L字状を呈する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
胸郭を囲む胸周に装着される胸部装着具であって、
胸のふくらみを覆うための一対のカップ部を有するフロント部と、
可とう性を有し前記フロント部よりも伸縮性が低い布で形成され、装着時に、胸のふくらみの側縁から中腋窩線近傍までの領域に当接する程度の伸縮性を有し、前記フロント部に貼り付け固定される一対の重畳部材と、
背中側に装着される部分を含むリア部と、
前記重畳部材と前記リア部との間に設けられ、前記フロント部および前記リア部よりも伸縮性が高い一対の伸縮調整部と、
を備え、
前記重畳部材は、前記カップ部の側縁に沿って縦に延在する第1部分と、前記第1部分から前記カップ部の下縁に張り出す第2部分とを有する略L字状を呈する胸部装着具。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記重畳部材は、前記フロント部よりも厚い素材で形成される、請求項1に記載の胸部装着具。
【請求項3】
前記フロント部は、外側布部と、前記外側布部の肌側に貼り合わされる内側布部とを含み、
前記内側布部の肌側に前記重畳部材が貼り合わされる、請求項1に記載の胸部装着具。
【請求項4】
前記伸縮調整部は、装着時に前後方向に延在する部分を含み、前記外側布部と一体的に形成される、請求項3に記載の胸部装着具。
【請求項5】
前記重畳部材の縦幅は、前記重畳部材の横幅よりも大きい、請求項1に記載の胸部装着具。
【請求項6】
前記重畳部材は、中腋窩線よりも前側に配置される、請求項1に記載の胸部装着具。
【請求項7】
前記重畳部材および前記伸縮調整部は、胸郭の左右長に対する胸郭の前後長の形状比率において、装着時の形状比率が装着前の形状比率よりも大きくなるように構成される、請求項1に記載の胸部装着具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、胸部に装着される胸部装着具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
胸部に装着される装着具が知られている。例えば、特許文献1には、脇下またはその周辺に位置する布に保持されて体側部分の皮膚、肉または脂肪等を押圧し、乳房間隔を狭める方向の補正力を生じさせる硬質板材からなるバスト補正板を備えるバスト補正装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平09-241904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者は、人の胸郭の周囲に装着される装着具について検討し、以下の認識を得た。特許文献1の装置は、硬質板材の補正板により乳房間隔を狭める方向の補正力を生じさせ、乳房を基部側から全体的に膨らませる補正、および前方に突き出させる補正を行う。つまり、この装置は、胸部の美観を向上させるための体型矯正下着と見受けられる。この装置を装着すると、胸部に硬質部材が押し付けられるので、装着している間、装着者は、硬質部材の違和感と強い圧迫感とを受け続けるため時間経過とともに不快感が増大する。
【0005】
また、この類いの装身具は頻繁に洗濯するものであり、洗濯する際は硬質板材を取り外し、使用時には硬質板材を取り付けることが求められるため、手間が掛かり煩雑である。さらに、硬質板材の取り外し取り付けをすると、硬質板材の装着位置が所定の位置からずれて本来の機能を発揮できないおそれもある。特に、硬質板材の補正板により乳房間隔を狭める方向の補正力を生じさせるので、呼吸への負担が増大して呼吸が苦しくなる問題がある。
【0006】
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、硬質板材による不快感を避けて呼吸を楽にすることができる胸部装着具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の胸部装着具は、胸郭を囲む胸周に装着される胸部装着具であって、胸のふくらみを覆うための一対のカップ部を有するフロント部と、可とう性を有しフロント部よりも伸縮性が低い布で形成され、装着時に、胸のふくらみの側縁から中腋窩線近傍までの領域に当接する程度の伸縮性を有し、フロント部に貼り付け固定される一対の重畳部材と、背中側に装着される部分を含むリア部と、重畳部材とリア部との間に設けられ、フロント部およびリア部よりも伸縮性が高い一対の伸縮調整部と、を備える。重畳部材は、カップ部の側縁に沿って縦に延在する第1部分と、第1部分からカップ部の下縁に張り出す第2部分とを有する略L字状を呈する。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、硬質板材による不快感を避けて呼吸を楽にすることができる胸部装着具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の胸部装着具を内側から視た状態を示す図である。
図1のフロント部を示す図である。
図1の重畳部材および伸縮調整部を示す図である。
図1のリア部を示す図である。
図1の胸部装着具の外側布部を示す図である。
図1の胸部装着具の内側布部を示す図である。
図1の胸部装着具の装着前と装着時の胸郭の輪郭を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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