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公開番号2024169951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023086827
出願日2023-05-26
発明の名称冷却衣服
出願人株式会社サンエス
代理人個人,個人,個人
主分類A41D 13/005 20060101AFI20241129BHJP(衣類)
要約【課題】冷却効果を高めることができる冷却衣服を提供する。
【解決手段】襟4は、服本体2の襟ぐり2eから上方に立設され、この立設状態を保持できる定形性タイプとする。襟4の下辺4cは、服本体2の襟ぐり2eにおける肩線2fよりも後方部分から、この服本体2の肩線2fよりも前方部分までの襟ぐり2e部分に固定する。服本体2の肩線2fよりも前側部分における襟ぐり2e下方部分には、襟引き下げ抑制エリア2gを設けた構成としたので、服本体2の前側においては、襟4の前側部分が身体の前方に離れ、服本体3内からの空気流出エリア7を形成することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
服本体と、
前記服本体外の空気を、この服本体内に供給する送風機と、
前記服本体の襟ぐりに設けた襟と、を備え、
前記襟は、前記襟ぐりから上方に立設され、この立設状態を保持できる定形性タイプとし、この襟の下辺は、前記襟ぐりにおける肩線よりも後方部分から、この服本体の肩線よりも前方部分までの前記襟ぐりに固定され、前記服本体の肩線よりも前側部分における前記襟ぐり下方部分には、襟引き下げ抑制エリアを設けた冷却衣服。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記襟は、定形性保持のための芯材を備え、この芯材は、左右方向に長い帯状部材、または左右方向に長いダブルラッセル布によって構成した請求項1に記載の冷却衣服。
【請求項3】
前記服本体を構成する前身頃の少なくとも上部は、この服本体の前側において、左前身頃と右前身頃に分離され、これらの左前身頃と右前身頃間は、ファスナーによって開閉自在となっており、
前記ファスナーの上端は、前記襟ぐり以下の部分とし、
前記襟は、前記ファスナーの上端の上方において、左右に分離された構成とした請求項2に記載の冷却衣服。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、服本体外の空気を送風機で、服本体内に取り込む冷却衣服に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
この種の冷却衣服は、服本体外の空気を送風機で、服本体内に取り込み、襟や袖部分等から服本体外に流出させることで、服本体内を冷却する構成となっている。
また、着用者の首周りの冷却効果を向上させるために、着用者の首周りを覆うように構成された襟の内側に、メッシュ生地による襟口通風孔を設け、服本体に取り込まれた空気を着用者の首周りに供給するものも提案されている(下記特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-154470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記先行文献では、服本体内に取り込まれた空気を、襟の内側に設けたメッシュ生地による襟口通風孔から着用者の首周りに供給し、着用者の首周りの冷却効果を向上させようとしている。
すなわち、この先行文献における襟は、首周りで、立設状態を保持できる定形性タイプではないので、襟の上部にまでファスナーを設け、襟を筒状に保ち、襟口通風孔から着用者の首周りに空気を供給するようにしている。
【0005】
しかしながら、そのような構成にすると、襟と首周り間に形成される通気路の長さが長く、しかも、開口面積も狭くなり、その結果、通気抵抗が大きくなり、服本体に取り込む空気量も少なくなり、首の周りに供給する空気量も少なくなり、冷却衣服としての冷却効果が低くなる。
また、襟が立設状態を保持できる定形性タイプではないので、襟部分のファスナーを開けると、風により襟が外周に広がり、空気流も外周に広がり、結果的に、空気流が首から離れ、冷却効果が低くなってしまう。
【0006】
そこで、本発明は、冷却衣服としての冷却効果を高めることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして、この目的を達成するために本発明の冷却衣服は、服本体と、前記服本体外の空気を、この服本体内に供給する送風機と、前記服本体の襟ぐりに設けた襟と、を備え、前記襟は、前記服本体の襟ぐりから上方に立設され、この立設状態を保持できる定形性タイプとし、この襟の下辺は、前記服本体の襟ぐりにおける肩線よりも後方部分から、この服本体の肩線よりも前方部分までの襟ぐり部分に固定し、前記服本体の肩線よりも前側部分における襟ぐり下方部分には、襟引き下げ抑制エリアを設けた構成とした。
また、本発明の冷却衣服における襟は、定形性保持のための芯材を備え、この芯材は、左右方向に長い帯状部材、または左右方向に長いダブルラッセル布によって構成した。
さらに、本発明の冷却衣服における、服本体を構成する前身頃の少なくとも上部は、この服本体の前側において、左前身頃と右前身頃に分離され、これらの左前身頃と右前身頃間は、ファスナーによって開閉自在となっており、前記ファスナーの上端は、前記服本体の襟ぐり以下の部分とし、前記襟は、前記ファスナーの上端の上方において、左右に分離された構成とした。
【発明の効果】
【0008】
以上の様に本発明の冷却衣服は、服本体と、前記服本体外の空気を、この服本体内に供給する送風機と、前記服本体の襟ぐりに設けた襟と、を備え、前記襟は、前記服本体の襟ぐりから上方に立設され、この立設状態を保持できる定型性タイプとし、この襟の下辺は、前記服本体の襟ぐりにおける肩線よりも後方部分から、この服本体の肩線よりも前方部分までの襟ぐり部分に固定し、前記服本体の肩線よりも前側部分における襟ぐり下部分には、襟引き下げ抑制エリアを設けた構成としたので、冷却衣服としての冷却効果を高めることができる。
【0009】
すなわち、本発明における襟は、服本体の襟ぐりから上方に立設され、この立設状態を保持できる定形性タイプとし、この襟の下辺は、前記服本体の襟ぐりにおける肩線よりも後方部分から、この服本体の肩線よりも前方部分までの襟ぐり部分に固定し、前記服本体の肩線よりも前側部分における襟ぐり下方部分には、襟引き下げ抑制エリアを設けた構成としたので、服本体の前側においては、襟の前側部分が身体の前方に離れ、服本体内からの空気流出エリアを形成するようになる。
つまり、本発明では襟の前側部分において、襟の前側部分を身体の前方に離し、服本体内からの空気流出エリアを形成するようにしたので、首の周り全周に狭い空気流出エリアを形成するものに比較し、通気抵抗が小さく、大量の空気が、前記空気流出エリアから首の前側を経由して顔側に向けて吹き出し、その結果として、冷却衣服としての冷却効果を高めることができる。
また、使用者は首筋から顔に向けて流出する風で、風による冷却効果を大きく実感でき、冷却衣服としての冷却効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態にかかる冷却衣服の正面図
同冷却衣服の正面図
同冷却衣服の拡大正面図
同冷却衣服の襟部分の拡大正面図
同冷却衣服の襟部分の拡大断面図
同冷却衣服の装着状態を示す側面図
本発明の他の実施形態にかかる冷却衣服の正面図
同冷却衣服の正面図
本発明の更に他の実施形態にかかる冷却衣服の正面図
同冷却衣服の正面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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