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公開番号2024131698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042118
出願日2023-03-16
発明の名称靴下
出願人株式会社BUDDY
代理人個人
主分類A41B 11/00 20060101AFI20240920BHJP(衣類)
要約【課題】 従来の靴下では、人の走行時においては、足の第5趾側が引き上げられても、踵から着地し、足底が均等に体重移動出来ず、母指球と小指球と踵部の3点に均等に体重を乗せることはできないので、より速く走ることができないという問題を有していた。
【解決手段】
本発明は、横幅が足底の第4中足骨9から第5中足骨10を介し足背の第4中足骨に亘る幅で、縦方向が立方骨の手前までの長さで形成された外側低伸縮部7が外側引張伸縮部8により足首10の内側方向に引き上げるので、立方骨11と接する第4中足骨9と第5中足骨10を引上げることにより、母指球15と小指球16と踵部の3点にほぼ均等に体重を乗せることができ、運動動作時の足底にかかる体重バランスを効率よく向上させることにより、より速く走ることができる。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させる靴下であって、
周辺部より伸縮率が低くなるように生成され、横幅が足底の第4中足骨から第5中足骨を介し足背の第4中足骨に亘る幅で、縦方向が立方骨の手前までの長さで形成された外側低伸縮部と、
周辺部より伸縮率が低くなるように生成され、前記外側低伸縮部の足背の第3中足骨側から少なくとも足首内側部まで延設された外側引張伸縮部と、を有し、
該外側引張伸縮部は、外側低伸縮部を介し、足外側部の第4中足骨および第5中足骨を引っ張り上げることにより、足底を略フラットな状態にして地面に着地させることができる靴下。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させる靴下であって、
周辺部より伸縮率が低くなるように生成され、横幅が足底の第3中足骨と第4中足骨の間から第5中足骨を介し足背の第3中足骨と第4中足骨の間の範囲の幅で、縦方向が立方骨の手前まで長さで形成された外側低伸縮部と、
周辺部より伸縮率が低くなるように生成され、前記外側低伸縮部の足背の第3中足骨側から少なくとも足首内側部まで延設された外側引張伸縮部と、を有し、
該外側引張伸縮部は、外側低伸縮部を介し、足外側部の第4中足骨および第5中足骨を引っ張り上げることにより、足底を略フラットな状態にして地面に着地させることができる靴下。
【請求項3】
親指を収納する親指袋と、
人差し指と中指の2本指を収納する中間指袋と、
薬指と子指の2本指を収納する外側指袋と、が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の靴下。
【請求項4】
前記外側引張伸縮部の前記外側低伸縮部の第3中足骨側横方向の長さは、足首に向かう程大きく形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の靴下。
【請求項5】
前記外側引張伸縮部は、前記外側低伸縮部の足背の第3中足骨側から前記足首内側部そして足首後方部を介し外側踝部上部まで延設されていることを特徴とする請求項4記載の靴下。
【請求項6】
前記外側引張伸縮部の前記足首後方部から前記外側踝部上部までの高さ方向の幅は、丈の長さが踵部下点を基点として15cmの丈長さ以上である場合、4cm~5cmであることを特徴とする請求項5記載の靴下。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させる靴下に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させる靴下が知られている。この種の靴下として、足背部に他の領域よりも伸縮性が低い帯状の第1低伸縮領域100が設けられ、その第1低伸縮領域100は、足首前方の足首屈曲部100dから足首屈曲部100dのコース方向幅の中心線Cが徐々に第5趾側へシフトしながら足趾の付け根部まで延設され、下端部100bは、第3趾の付け根部から第5趾の付け根部の範囲に位置している(図9参照)。また、下端付近の第5趾側の側部101cは、第5中足骨を巻き込むように、足裏側に延設された構成になっているというものであった(たとえば、先行文献1)。このように構成することにより、第1低伸縮領域100の下端付近の第5趾側寄りの側部を第5中足骨に引っ掛けることにより、足の第5趾側全体を引き上げる力が得られるので、内反捻挫の予防効果を向上させることができるというものであった。ここで、図9は、従来の靴下の足背部側を示す図である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5255897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の靴下では、足の第5趾側全体が引き上げられることにより、足の先端側(第5趾側)が持ち上げられるものであるので、人の走行時においては、地面にまず踵部から着地し、次に第5趾付近に移動し、そして第1趾に移動する3点の体重移動、つまり、足の第5趾側が引き上げられても、踵部が着地した後に、第5趾付近→第1趾付近の順に体重移動し、母指球と小指球と踵部の3点に均等に体重を乗せることができないというものであった。このように、母指球と小指球と踵部の3点に均等に体重を乗せることができないので、走行の運動効率が向上させることができず、より速く走ることができないという問題を有するとともに、足の「第5趾先端側のみ」が引き上げているので、足が足首から十分回外できず、内反捻挫などの足首の怪我の可能性を有するものであった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、母指球と小指球と踵部の3点にほぼ均等に体重を乗せることにより、運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させるともに、走行の運動効率が向上させることにより、より速く走ることができる靴下を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させる靴下であって、周辺部より伸縮率が低くなるように生成され、横幅が足底の第4中足骨から第5中足骨を介し足背の第4中足骨に亘る幅で、縦方向が立方骨の手前までの長さで形成された外側低伸縮部と、周辺部より伸縮率が低くなるように生成され、外側低伸縮部の足背の第3中足骨側から少なくとも足首内側部まで延設された外側引張伸縮部と、を有し、外側引張伸縮部は、外側低伸縮部を介し、足外側部の第4中足骨および第5中足骨を引っ張り上げることにより、足底を略フラットな状態にして地面に着地させることができるものである。
【0007】
本発明によれば、横幅が外側引張伸縮部により足底の第4中足骨から第5中足骨を介し足背の第4中足骨に亘る幅で、縦方向が立方骨の手前までの長さで形成された外側低伸縮部が足背の第3中足骨側から足首の内側方向に引き上げられることにより、立方骨と接する第4中足骨と第5中足骨が引上げられ、足底を略フラットな状態にして地面に着地させることができる。つまり、足裏全体で地面に着地させることができる。これにより、母指球と小指球と踵部の3点にほぼ均等に体重を乗せることができ、運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させることにより、より速く走ることができる。
【0008】
本発明のうち第2の態様に係るものは、運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させる靴下であって、周辺部より伸縮率が低くなるように生成され、横幅が足底の第3中足骨と第4中足骨の間から第5中足骨を介し足背の第3中足骨と第4中足骨の間の範囲の幅で、縦方向が立方骨の手前までの長さで形成された外側低伸縮部と、周辺部より伸縮率が低くなるように生成され、外側低伸縮部の足背の第3中足骨側から少なくとも足首内側部まで延設された外側引張伸縮部と、を有し、外側引張伸縮部は、外側低伸縮部を介し、足外側部の第4中足骨および第5中足骨を引っ張り上げることにより、足底を略フラットな状態にして地面に着地させることができるものである。
【0009】
本発明によれば、外側引張伸縮部により足底の第3中足骨と第4中足骨の間から第5中足骨を介し足背の第3中足骨と第4中足骨の間の範囲の幅で、縦方向が立方骨の手前までの長さで形成された外側低伸縮部が足背の第3中足骨側から足首の内側方向に引き上げられることにより、立方骨と接する第4中足骨と第5中足骨が引上げられ、足底を略フラットな状態にして地面に着地させることができる。つまり、足裏全体で地面に着地させることができる。これにより、母指球と小指球と踵部の3点にほぼ均等に体重を乗せることができ、運動動作時の足底にかかる体重バランスを向上させることにより、より速く走ることができる。
【0010】
本発明のうち第3の態様に係るものは、第1の態様または第2の態様に係る靴下であって、親指を収納する親指袋と、人差し指と中指の2本指を収納する中間指袋と、薬指と子指の2本指を収納する外側指袋と、が設けられていることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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