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公開番号
2024160904
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2023095094
出願日
2023-05-02
発明の名称
衣類の型紙とその型紙で製作した衣類
出願人
個人
代理人
主分類
A41H
3/00 20060101AFI20241108BHJP(衣類)
要約
【課題】本発明は、従来の衣類を製作する技術では成しえなかった、自然なる人体構造に則った、衣類を製作するための型紙とその型紙で製作する衣類であって、その発明は、不調の要因となる身体の歪みを防ぎ、自然なる人体構造へ戻すことを目的とし健康へ導く衣類を提供する。
【解決手段】鎖骨に負担を掛けず、頚椎にも負担を掛けない衣類を製作するには、肩部の接合位置を背部側に位置する構成を定めるため、前記前身ごろの前記肩部の最上端の肩のライン1ーaを背部側の位置に折り返せるように長く備えることによって、衣類の重量が人体前面胴部側ではなく、背部側に下りる作用が生まれる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
本発明は、身体前面部を覆う前身ごろと身体背部側を覆う後身ごろの型紙から成って、
伸縮性編物を用いて構成し、
前記前身ごろおよび前記後身ごろの型紙は、中心部で折り返すと左右対称となる形状を備え、前記前身ごろと前記後身ごろの肩部である縦の長さは異なっており、前記前身ごろと前記後身ごろの胴部である横幅の広さも異なる構成であって、
更には、前記前身ごろおよび、前記後身ごろの肩のライン接合部には、異なる傾斜を備え、前記前身ごろおよび前記後身ごろの脇の接合部には、直線の接合部と緩やかな傾斜を含む接合部を備え、前記前身ごろと前記後身ごろを接合した襟ぐりおよび、前記前身ごろと前記後ろ身ごろの接合した袖ぐりには、特長のある形状を備えることを、満足とする特徴を持つ衣類の型紙とその型紙で製作した上半身用衣類である。
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【請求項2】
本発明は、前記型紙である前記前身ごろの前記肩部の最上端までの縦の長さを長くし、前記後身ごろの前記肩部の最上端までの縦の長さを短く構成し、前記前身ごろと前記後身ごろの前記肩のラインの接合位置を前記背部側に備えた特徴を持ち、前記前身ごろおよび前記後身ごろの最下端となる位置は少なくとも臀部の一部を覆う長さで請求項1に記載の衣類の型紙とその型紙で製作した上半身用衣類である。
【請求項3】
本発明は、前記型紙である前記前身ごろおよび、前記後身ごろの前記肩部の最上端の前記肩のラインに傾斜を備え、その傾斜は、前記前身ごろと前記後身ごろとは異なった角度を備え、前記肩のラインの接合線の長さは、前記前身ごろと前記後身ごろとは、同じ長さで接合する構成の特徴をもつ、請求項1と請求項2に記載の衣類の型紙とその型紙で製作した上半身用衣類である。
【請求項4】
本発明は、前記型紙である前記前身ごろの前記胴部である横幅を狭くし、前記後身ごろの前記胴部である横幅を広く構成し、前記前身ごろと前記後身ごろの前記胴部である脇の接合部とする縦のラインを前記前身ごろの胸部と腹部に位置する構成を特徴とする、請求項1から列挙した請求項3に記載の衣類の型紙とその型紙で製作した上半身用衣類である。
【請求項5】
本発明は、前記型紙である前記前身ごろおよび、前記後身ごろの前記胴部である脇の接合部とする縦のラインに直線と緩やかな斜線を備え持つ構成を特徴とする、請求項1から列挙した請求項4に記載の衣類の型紙とその型紙で製作した上半身用衣類である。
【請求項6】
本発明は、前記型紙である前記前身ごろの襟ぐり、および、前記後身ごろの襟ぐりは、特長のある形状を備え、この前記襟ぐりの接合部に襟を取り付け、襟のある衣類を製作することにも備えた特徴を持ち合わせた、請求項1から列挙した請求項5に記載の衣類の型紙とその型紙で製作した上半身用衣類である。
【請求項7】
本発明は、前記型紙である前記前身ごろの袖ぐり、および、前記後身ごろの袖ぐりは、特長のある形状を備え、この前記袖ぐりの接合部に袖を取り付け、袖のある衣類を製作することにも備えた特長を持ち合わせた、請求項1から列挙した請求項6に記載の衣類の型紙とその型紙で製作した上半身用衣類である。
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類の型紙と、その型紙で製作する衣類に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の衣類は、自然なる人体の構造に沿っておらず、人体構造の自然なる動きに逆らった型紙と製法を採用した衣類である問題点などがある。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、従来の衣類の製法が人体に及ぼす悪影響を解決し、自然摂理に則った自然なる人体構造(以下、人体と称す)に沿った請求項1から列挙した請求項7に記載の衣類の型紙とその型紙で製作された衣類を提供することである。
【0004】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、従来の衣類がどのように人体に悪影響を及ぼし、人体の負担となる問題点に着目し、改善することを目的とした前記衣類の型紙とその型紙で製作した衣類(以下、型紙とその衣類と称する)である。
【0005】
本発明は、前記課題が、日常活動において従来の衣類の重量が人体の肩部を通して、身体前面胴部側に下りることが、人体の骨格や筋肉および血液循環に悪影響を与えているなどの問題点を解決する。
【0006】
従来の衣類が及ぼす人体への影響は、その従来の衣類の重量感によって、人体に血行不良を招く問題点があり、本発明は、その問題点を解決し重量感の感じない着心地の良い衣類を製作するために型紙とその衣類を提供する。
【0007】
本発明は、従来の衣類を製作する技術では成しえなかった、自然なる人体構造に則った衣類を製作するための型紙とその型紙で製作する衣類であって、その発明は、不調の要因となる身体の歪みを防ぎ、自然なる人体構造へ戻すことを目的とし健康へ導く衣類を提供する。
【発明の概要】
【】
【課題が解決するための手段】
【0008】
前記課題を解消し達成するために本発明は、次の構成を有するものである。
【0009】
(1)伸縮性編物からなる衣服であって、前記肩部A、Bや前記胴部C、Dの構成に特長のある前記前身ごろ図1と前記後身ごろ図2からなる型紙とその衣類である。
【0010】
(2)〈自然摂理に則った自然なる人体構造とは、を説明する〉
図7が人体骨格図であり、これを参照することで、人体骨格の自然なる流れの方向を知る必要があり、これを参照することにより理解できる人体構造は、鎖骨が背部側後方へ位置することである、その鎖骨の位置が背部側後方へ位置し下がることで、頸椎も背部側後方へ安定した位置を設けることになり、頸椎の前傾を防げると知ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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