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公開番号2024159052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074790
出願日2023-04-28
発明の名称蓄電装置、蓄電装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類G01R 31/00 20060101AFI20241031BHJP(測定;試験)
要約【課題】2つの蓄電装置(蓄電池)と、2つの蓄電装置が着脱可能に搭載される電力装置とを備える蓄電池管理システムが開示されている。2つの蓄電装置の各々は、蓄電部を有する。蓄電装置の起動処理に時間がかかる。従って、蓄電装置の起動処理を効率よく且つ短時間で完了するような改善の余地があった。
【解決手段】バッテリ及びその制御方法では、バッテリの外部から送信される情報、又は、該バッテリの外部を流れる情報を取得し、取得した情報から他通信用IDを抽出する。また、該バッテリに対して自通信用IDが付与される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電部を有する蓄電装置であって、
該蓄電装置の外部から送信される情報、又は、該蓄電装置の外部を流れる情報を取得する取得部と、
取得した前記情報から該情報の送信元情報を抽出する抽出部と、
該蓄電装置に対して該蓄電装置の情報の送信元情報である自送信元情報を付与する付与部と、
を備える、蓄電装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の蓄電装置において、
前記抽出部は、該蓄電装置以外の他の蓄電装置の情報の送信元情報である他送信元情報を抽出し、
前記付与部は、前記抽出部が抽出した前記他送信元情報に基づいて、前記自送信元情報を付与する、蓄電装置。
【請求項3】
請求項2に記載の蓄電装置において、
前記付与部は、前記自送信元情報が付与されていないときに、事前に設定された前記送信元情報の優先度規則に基づいて、前記抽出部が抽出した前記他送信元情報の優先度よりも前記優先度規則上の優先度が低い前記送信元情報を前記自送信元情報として付与する、蓄電装置。
【請求項4】
請求項3に記載の蓄電装置において、
前記付与部は、前記自送信元情報が付与されていないときに、前記抽出部が複数の前記他送信元情報を抽出した場合に、前記抽出部が抽出した複数の前記他送信元情報のうち、前記優先度規則上の優先度が最も低い前記他送信元情報よりも優先度が低い前記送信元情報を前記自送信元情報として付与する、蓄電装置。
【請求項5】
請求項2に記載の蓄電装置において、
前記付与部は、前記自送信元情報が付与されていないときに、前記取得部が前記情報を取得しない場合に、又は、前記抽出部が前記送信元情報を抽出しない場合に、事前に設定された前記送信元情報の優先度規則に基づいて、前記優先度規則上の優先度が最も高い前記送信元情報を前記自送信元情報として付与する、蓄電装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の蓄電装置において、
該蓄電装置の状態を、前記蓄電部と前記蓄電装置の外部とを電気的に接続可能な活性状態、又は、前記蓄電部と前記蓄電装置の外部とを電気的に接続不能な非活性状態に切り替える活性処理部をさらに備え、
前記活性処理部は、前記蓄電装置の外部の活性指令部から送られた指令によって、前記活性状態又は前記非活性状態に切り替えるように設けられる、蓄電装置。
【請求項7】
請求項6に記載の蓄電装置において、
該蓄電装置以外の他の蓄電装置が存在するときに、該蓄電装置と前記他の蓄電装置とが前記非活性状態である場合に、前記活性指令部は、該蓄電装置と前記他の蓄電装置とに対して、時間差を有して前記指令を送るように設けられる、蓄電装置。
【請求項8】
請求項7に記載の蓄電装置において、
該蓄電装置と前記他の蓄電装置とが電力装置に装着されている場合に、前記電力装置に装着されている該蓄電装置及び前記他の蓄電装置の総数を示す装着数情報と、前記抽出部が抽出した複数の前記送信元情報とに基づいて、該蓄電装置と前記他の蓄電装置との各々に前記自送信元情報が付与されたか否かを判定する判定部と、
該蓄電装置と前記他の蓄電装置との各々に前記自送信元情報が付与されたことを前記判定部が判定したときに、前記判定部の判定結果を該蓄電装置の外部に通知する通知部と、
をさらに備える、蓄電装置。
【請求項9】
請求項1に記載の蓄電装置において、
前記付与部は、該蓄電装置の固有識別情報に基づいて定められる前記自送信元情報を付与する、蓄電装置。
【請求項10】
請求項9に記載の蓄電装置において、
前記固有識別情報は、文字列であり、
前記付与部は、前記文字列のうちの一部の文字列を前記自送信元情報として付与する、蓄電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置、蓄電装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、2つの蓄電装置(蓄電池)と、2つの蓄電装置が着脱可能に搭載される電力装置とを備える蓄電池管理システムが開示されている。2つの蓄電装置の各々は、蓄電部を有する。
【0003】
2つの蓄電装置を起動させる場合、電力装置は、サブバッテリから供給される電力に基づき、起動信号(活性化信号)を生成する。電力装置は、サブバッテリから供給される電力に基づき生成した起動信号を、2つの蓄電装置を起動させるための起動指令として、2つの蓄電装置への出力を開始する(特許文献1の図4のSA11参照)。これにより、2つの蓄電装置は、電力装置からの起動信号に基づき、非活性状態から活性状態に切り替わり、初期化処理をそれぞれ行う(特許文献1の図4のSB11、SB12、SC11、SC12参照)。なお、非活性状態は、蓄電装置の内部の蓄電部と、該蓄電装置の外部とが電気的に接続不能な状態である。活性状態は、蓄電装置の内部の蓄電部と、該蓄電装置の外部とが電気的に接続可能な状態である。
【0004】
初期化処理の完了後、電力装置は、2つの蓄電装置への起動信号の供給を停止する(特許文献1の図4のSA13参照)。これにより、2つの蓄電装置は、活性状態から非活性状態に切り替わる(特許文献1の図4のSB13、SC13参照)。
【0005】
次に、電力装置は、一方の蓄電装置への起動信号の供給を再開する(特許文献1の図4のSA21参照)。これにより、一方の蓄電装置は、非活性状態から活性状態に切り替わる(特許文献1の図4のSB21参照)。なお、他方の蓄電装置は、非活性状態を維持する。
【0006】
次に、電力装置は、活性状態の一方の蓄電装置に対して、蓄電装置を識別するための識別情報、例えば、識別番号を付与する(特許文献1の図4のSA22、SB22参照)。識別番号の付与後、電力装置は、一方の蓄電装置への起動信号の供給を停止する(特許文献1の図4のSA23参照)。これにより、一方の蓄電装置は、活性状態から非活性状態に切り替わる(特許文献1の図4のSB23参照)。
【0007】
次に、電力装置は、他方の蓄電装置への起動信号の供給を再開する(特許文献1の図4のSA31参照)。これにより、他方の蓄電装置は、非活性状態から活性状態に切り替わる(特許文献1の図4のSC31参照)。なお、一方の蓄電装置は、非活性状態を維持する。
【0008】
次に、電力装置は、活性状態の他方の蓄電装置に対して、識別番号を付与する(特許文献1の図4のSA32、SC32参照)。識別番号の付与後、電力装置は、他方の蓄電装置への起動信号の供給を停止する(特許文献1の図4のSA33参照)。これにより、他方の蓄電装置は、活性状態から非活性状態に切り替わる(特許文献1の図4のSC33参照)。
【0009】
次に、電力装置は、2つの蓄電装置への起動信号の供給を再開する(特許文献1の図4のSA41参照)。これにより、2つの蓄電装置は、非活性状態から活性状態に切り替わる(特許文献1の図4のSB41、SC41参照)。これにより、2つの蓄電装置の起動処理が完了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
国際公開第2018/147046号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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