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公開番号2023167078
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-24
出願番号2022077961
出願日2022-05-11
発明の名称手袋付き上着
出願人個人
代理人個人
主分類A41D 1/02 20060101AFI20231116BHJP(衣類)
要約【課題】極めて簡易に、手間なく手袋と袖口を着脱自在にでき、且つ雨水、冷気やウイルスが袖口から身体側へ侵入することを完全に防止できる手袋付き上着を提供する。
【解決手段】手袋付き上着1は、手袋2及び袖を有する上着3から成り、手袋2は、その手首側において手袋側ラバー磁石製リング21を備え、上着3は、その袖口側において手袋側ラバー磁石製リング21と着脱可能な袖口側ラバー磁石製リング31を備える。この構成により、手袋付き上着1では、極めて簡易に、手間なく手袋と袖口を着脱自在にでき、且つ雨水、冷気やウイルスが袖口から身体側へ侵入することを完全に防止できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
手袋及び袖を有する上着から成る手袋付き上着であって、
前記手袋は、その手首側において手袋側ラバー磁石製リングを備え、
前記上着は、その袖口側において前記手袋側ラバー磁石製リングと着脱可能な袖口側ラバー磁石製リングを備える、ことを特徴とする手袋付き上着。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記手袋側ラバー磁石製リングには、前記袖口側ラバー磁石製リングに対向する矩形凹凸部が形成され、
前記袖口側ラバー磁石製リングには、前記手袋側ラバー磁石製リングと対向し、且つ前記矩形凹凸部と嵌合する第二矩形凹凸部が形成される、ことを特徴とする請求項1記載の手袋付き上着。
【請求項3】
前記手袋側ラバー磁石製リングには、前記袖口側ラバー磁石製リングに対向する山形凹凸部が形成され、
前記袖口側ラバー磁石製リングには、前記手袋側ラバー磁石製リングと対向し、且つ前記山形凹凸部と嵌合する谷型凹凸部が形成される、ことを特徴とする請求項1記載の手袋付き上着。
【請求項4】
前記手袋側ラバー磁石製リングには、手首の周方向に沿って等間隔で、複数の角柱突起が形成され、
前記袖口側ラバー磁石製リングは上着の袖口の内周方向に沿って配置され、且つ前記角柱突起と嵌合する第二角柱突起が形成される、ことを特徴とする請求項1記載の手袋付き上着。
【請求項5】
前記手袋側ラバー磁石製リングには、手首の周方向に沿って等間隔で、複数の山形突起が形成され、
前記袖口側ラバー磁石製リングは上着の袖口の内周方向に沿って配置され、且つ前記山形突起と嵌合する谷型突起が形成される、ことを特徴とする請求項1記載の手袋付き上着。
【請求項6】
前記手袋側ラバー磁石製リングは、前記手袋の手首側の内周方向に沿って配置され、
前記袖口側ラバー磁石製リングは、前記上着の袖口の外周方向に沿って配置され、
前記手袋の手首が前記上着の袖口を覆った状態で、前記手袋側ラバー磁石製リングには、前記袖口側ラバー磁石製リングに袖口側から対向する第三矩形凹凸部が形成され、
前記袖口側ラバー磁石製リングには、前記手袋側ラバー磁石製リングと手首側から対向し、且つ前記第三矩形凹凸部と嵌合する第四矩形凹凸部が形成される、ことを特徴とする請求項1記載の手袋付き上着。
【請求項7】
前記手袋側ラバー磁石製リングは、前記手袋の手首側の内周方向に沿って配置され、
前記袖口側ラバー磁石製リングは、前記上着の袖口の外周方向に沿って配置され、
前記手袋の手首が前記上着の袖口を覆った状態で、前記手袋側ラバー磁石製リングには、前記袖口側ラバー磁石製リングに袖口側から対向する第二山形凹凸部が形成され、
前記袖口側ラバー磁石製リングには、前記手袋側ラバー磁石製リングと手首側から対向し、且つ前記第二山形凹凸部と嵌合する第二谷型凹凸部が形成される、ことを特徴とする請求項1記載の手袋付き上着。
【請求項8】
前記手袋側ラバー磁石製リングは、ベルト式リングである、ことを特徴とする請求項6又は7記載の手袋付き上着。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レインコート、防寒着、防護衣などの上着の袖口に着脱可能な手袋を有する手袋付き上着に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、袖の有る上着を着用した際に袖口に隙間が生じ、この隙間から雨水、冷気などが容易に侵入することが問題となっている。加えて、近年コロナウイルスによる世界的なパンデミックが発生し、衛生的な理由により袖口の隙間から細菌やウイルスの身体側への侵入を気にする人が多くなっている。
【0003】
そして、上着の袖口から雨水、冷気やウイルスの侵入を防止するための様々な考案がなされている。例えば、雨コートの袖と手袋の入口に、双方に着脱自在となしたマグネットリングを接着剤で取り付け、雨コートと手袋の間から、雨水の侵入を阻止すると共に、その着脱を容易ならしめたマグネットリング着脱手袋付レインウエアが開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、長袖上衣本体の袖口に留め具を介してミトン形手袋を着脱可能に装着し、当該手袋は、スライド・ファスナを介して略同形の被地を着脱自在に係止してなる手袋付き長袖上衣も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-173809号公報
実開昭60-127319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の雨水、冷気やウイルスの侵入を防止するための袖口構造は、上記特許文献1ではマグネットリングを袖口に接着剤で取り付け、上記特許文献2ではスライド式ファスナーを用いる。この構造では上着の袖口と手袋側との着脱に手間を要し、使用者がストレスを余計に感じる要因となり、実用的であるとはとても言えない。
【0006】
また、上記特許文献2に示すような通気性があるスライド式ファスナーの袖口構造では細菌、ウイルスの侵入を完全に抑止することはできない。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、極めて簡易に、手間なく手袋と袖口を着脱自在にでき、且つ雨水、冷気やウイルスが袖口から身体側へ侵入することを完全に防止できる手袋付き上着を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、手袋及び袖を有する上着から成る手袋付き上着であって、前記手袋は、その手首側において手袋側ラバー磁石製リングを備え、前記上着は、その袖口側において前記手袋側ラバー磁石製リングと着脱可能な袖口側ラバー磁石製リングを備えることを特徴とするものである。
【0009】
この手袋付上着において、前記手袋側ラバー磁石製リングには、前記袖口側ラバー磁石製リングに対向する矩形凹凸部が形成され、前記袖口側ラバー磁石製リングには、前記手袋側ラバー磁石製リングと対向し、且つ前記矩形凹凸部と嵌合する第二矩形凹凸部が形成されることが好ましい。
【0010】
この手袋付き上着において、前記手袋側ラバー磁石製リングには、前記袖口側ラバー磁石製リングに対向する山形凹凸部が形成され、前記袖口側ラバー磁石製リングには、前記手袋側ラバー磁石製リングと対向し、且つ前記山形凹凸部と嵌合する谷型凹凸部が形成されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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