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公開番号2023082633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-14
出願番号2021196556
出願日2021-12-02
発明の名称マスク開閉用ホルダー
出願人個人
代理人
主分類A41D 13/11 20060101AFI20230607BHJP(衣類)
要約【課題】食事や運動などで、こまめにマスクを着脱する必要が生じる時に市販のマスクを用いて感染を効果的かつ簡便に予防する方法を提供する。
【解決手段】ゴム紐かけ具2と耳介内固定具7および両者をつなぐ耳周囲固定枠10からなり、前記ゴム紐かけ具2にはマスク11のゴム紐をかける引っ掛け部4を有し、耳周囲固定枠10は耳の形状に合わせて変形可能であり、耳介内固定具7は、略球状で耳介内に安全に留置できる構造となっている。耳周囲固定枠10を例えば、左側の耳介12に沿って変形し、末端の耳介内固定具7を耳介窪み17に押し込むことでゴム紐かけ具2を耳上縁前方に固定する。これにより、ゴム紐かけ具2が顔面近くに設置されるため、マスク11を外す際にはゴム紐(右)18を右耳から外してここにかけ、再装着の際にはそれから取って再び耳にかけるという対応が容易に可能となるので課題は解決される。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
感染を効果的かつ簡便に予防するマスク開閉用ホルダーであって、
ゴム紐かけ具と耳介内固定具および両者をつなぐ耳周囲固定枠から構成され
前記ゴム紐かけ具はゴム紐のせ台とその一端に位置する引っ掛け部から構成され、
該引っ掛け部は垂直部および折り返しからなり、
前記耳周囲固定枠は可塑性を有する金属から成り、耳介上縁基部付近から耳介後縁基部、耳介下縁基部を経て外耳孔付近まで到達するに十分な長さを有し、耳介の形状に応じて変形自在であり、
前記耳介内固定具は略球状をなし耳介内に安全に留置できる構造となっていることを特徴とするマスク開閉用ホルダー。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
請求項1に記載されたマスク開閉用ホルダーであって、
ゴム紐かけ具と耳介内固定具および両者をつなぐ耳周囲固定枠から構成され
前記ゴム紐かけ具はゴム紐のせ台およびその一端に位置する引っ掛け部から構成され、該引っ掛け部は垂直部と折り返しおよびマスクのゴム紐を保持するためのロック用ツメを有していることを特徴とするマスク開閉用ホルダー。
【請求項3】
請求項1に記載されたマスク開閉用ホルダーであって、
ゴム紐かけ具と耳介内固定具および両者をつなぐ耳周囲固定枠から構成され
さらに前記耳周囲固定枠によって貫通される環状部を有するゴム紐枠固定クリップを有し、
該ゴム紐固定クリップは前記耳周囲固定枠上で、前記ゴム紐かけ具と前記耳介内固定具ではさまれる範囲を移動可能な構造となっていることを特徴とするマスク開閉用ホルダー。
【請求項4】
請求項1に記載されたマスク開閉用ホルダーであって、
ゴム紐かけ具と耳介内固定具および両者をつなぐ耳周囲固定枠から構成され
前記ゴム紐かけ具はゴム紐のせ台およびその一端に位置する引っ掛け部から構成され、該引っ掛け部は垂直部と折り返しおよびマスクのゴム紐を保持するためのロック用ツメを有し、
さらに前記耳周囲固定枠によって貫通される環状部を有するゴム紐枠固定クリップを有し、
該ゴム紐固定クリップは前記耳周囲固定枠上で、前記ゴム紐かけ具と前記耳介内固定具ではさまれる範囲を移動可能な構造となっていることを特徴とするマスク開閉用ホルダー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感染予防マスクの装着状態を簡便に切り替えることを可能にする、顔面に装着するマスクホルダーに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来のマスクは使用者の耳に引っ掛けて固定するゴム紐を備えたものが一般的であり、一定期間、装着状態を維持することが目的とされており、頻回に付けたり外したりすることを想定されてはいなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実登3232628
実登3231131
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在、新型コロナ感染症のため日常的にマスクの装着が必要な状態にある。そのため、会食など複数で食事をする際においても、食事中の感染を最小限に抑えるため、食物を口に運んでいる時だけマスクを外し、それ以外はできるだけマスクを付けていることが推奨されている。
【0005】
そのためには一般的に食べ物を口に運ぶたびにマスクをつかんで顎までずらし、運び終えたら再びマスクをつかんで元に戻す事が考えられる。しかし、これは本来衛生的に保つべきマスクに直接かつ頻回に手で触れることになるため、マスク及び手の衛生保持ひいては感染防御の点で問題であった。また、食事でマスクが汚れて使えなくなることもあった。
【0006】
他の対応としては、マスクには直接触れず、片方のゴム紐をつかんでそれを外したり、再び付けたりすることでマスクを着脱するという方法がある。しかし、この場合は外したゴム紐を保持しておかないとマスクが口元でヒラヒラし食べにくくなったりマスクが外れ落ちてしまうことがあるので、食事を口に運ぶ間マスクのゴム紐を保持し続ける必要があり、操作が煩雑かつ手間のかかるものであり、会食の楽しみを半減させてしまうものであった。
【0007】
また、食事を介助してもらう必要のある人がマスクをしている場合、介助者は対面した状態で介助を受ける人のマスクの着脱操作をしながら食事を介助することになるため、とても煩雑で負担が大きく感染の危険性も高かった。
【0008】
さらには、食事以外でも長時間マスクを付けていると呼吸がしづらくなり、周囲の状況を考慮しながらこまめにマスクの着脱が望まれることがある。また、長期間マスクをつけたまま低酸素状態が長期間続くことで、全ての年齢において熱中症のリスクが増大すること、及び、特に成長期にある未成年には脳をはじめとする身体発達に対し多大な影響を及ぼすことが報告されている。
【0009】
さらに心配なのは、運動時など酸素消費量が増大する時のマスク装着であり、この時の体への悪影響はさらに大きく、長期的に見てかなり危険と思われる。現在、学校の体育の授業時間などでは終始マスクを付け続けることも多いが、できれば、先生の説明を集まって聞いている時にはマスクを付け、運動している時にはマスクを外すという切り替えが望まれる。
【0010】
こうした状況を解決する方法として、実登3232628や実登3231131に示されるような、鼻や口周囲部を開放的にカバーするフェイスシールドがあり、これにより食事や呼吸のしやすさの改善は図れるが、これは口や鼻の周囲の密閉度が低いため、空中を浮遊しているウィルスを含んだエアロゾルに対する防御効果は十分なものとは言えないものであった。
(【0011】以降は省略されています)

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