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公開番号2023161495
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-07
出願番号2022071932
出願日2022-04-25
発明の名称短靴下
出願人西垣靴下株式会社
代理人個人
主分類A41B 11/00 20060101AFI20231030BHJP(衣類)
要約【課題】 従来の短靴下では、足首部から口ゴム端までの脚部の上部全体を締付組織しているため、ずり落ちは完全に防止されることができるが、ゴム糸により締め付けられている口ゴム端を拡開するためには強い力で強力に広げなくてはならず、履き難いという問題もあった。
【解決手段】
本発明は、口ゴム部2より伸縮率が低く編成され、口ゴム部2の横断面の前後方向中央断面より後方に形成された口ゴム後部締付部3を有しているので、口ゴム後部締付部3の伸縮力によりずり落ちにくくすることができるとともに、横断面の前後方向中央断面より後方に形成されているので十分な履きやすさを有することができる。
【選択図】 図3

特許請求の範囲【請求項1】
略踝部上部までの丈を有する短靴下であって、
ゴム糸が織り込まれて編成され、装着者の足を挿入するための履き口の全周に亘って設けられた口ゴム部と、
該口ゴム部より伸縮率が低く編成され、該口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方で、該口ゴム部の周方向に沿って形成された口ゴム後部締付部と、を有し、
前記口ゴム後部締付部の伸縮力によりずり落ちにくくすることができるとともに、十分な履きやすさを有することを特徴とする短靴下。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記口ゴム部より伸縮率が低く編成され、該口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方で、装着時の踵骨の略後端と該口ゴム部の間を介して左右周方向に沿って前記口ゴム後部締付部より横長さが長く形成された口ゴム後方下部締付部を、さらに有し、
前記口ゴム後部締付部と前記口ゴム後方下部締付部の伸縮力によりずり落ちにくくすることができるとともに、十分な履きやすさを有することを特徴とする請求項1記載の短靴下。
【請求項3】
前記口ゴム後部締付部は、前記口ゴム部の略上端から略下端までの高さで形成されていることを特徴とする請求項2記載の短靴下。
【請求項4】
前記口ゴム後部締付部は、上辺が短く下辺が長い略台形形状で形成され、
前記口ゴム後方下部締付部は、上辺が前記口ゴム後部締付部の下辺と略同一長さで、下辺が上辺より長い略台形形状で形成されていることを特徴とする請求項3記載の短靴下。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、略踝部上部までの丈を有する短靴下に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、足首までの丈を有する短靴下が知られている。この種の短靴下101として、足首部103から口ゴム端102までの脚部104を締付組織とし、その編糸として引き揃えの表糸と弾性を有する添え糸と挿入する弾性糸との3本を使用し、そして、締付組織をリブ編、添え糸編、挿入編、タック編の組合せ組織とすることにより、ずり落ちが完全に防止されるというものがあった(図8参照)。ここで、図8は従来の短靴下を裏返した状態を示す平面図である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3046511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の靴下101では、足首部103から口ゴム端102までの脚部104の上部全体を締付組織としているため、ずり落ちは完全に防止されることができるが、弾性糸(ゴム糸など)を使用している足首部103から口ゴム端102までの締付組織部分が足首やふくらはぎに食い込むことにより、足首やふくらはぎにゴムの締め付け跡が付くとともに、痛みや痒み等不快感を与えるという問題があった。また、靴下を履く際には、履き口を広げる必要があるが、足首部103から口ゴム端102までを締付組織としているため、弾性糸(ゴム糸など)により締め付けられている口ゴム端102を拡開するためには強い力で強力に広げなくてはならず、履き難いという問題もあった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、ずり落ちにくくすることができるとともに、十分な履きやすさを有する短靴下を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、略踝部上部までの丈を有する短靴下であって、ゴム糸が織り込まれて編成され、装着者の足を挿入するための履き口の全周に亘って設けられた口ゴム部と、口ゴム部より伸縮率が低く編成され、口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方で、口ゴム部の周方向に沿って形成された口ゴム後部締付部と、を有し、口ゴム後部締付部の伸縮力によりずり落ちにくくすることができるとともに、十分な履きやすさを有することを特徴とするものである。
【0007】
本発明によれば、口ゴム部より伸縮率が低く編成され、口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方で、口ゴム部の周方向に沿って形成された口ゴム後部締付部を有しているので、口ゴム後部締付部が口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方の範囲内で、口ゴム部の伸縮率より低く編成されていることによりずり落ちにくくすることができるとともに、口ゴム後部締付部が口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方のみに形成されているので、短靴下を履く際に履き口を十分に広げることができ、十分な履きやすさを有することができる。
【0008】
本発明のうち第2の態様に係るものは、第1の態様に係る短靴下であって、口ゴム部より伸縮率が低く編成され、口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方で、装着時の踵骨の略後端と口ゴム部の間を介して左右周方向に沿って口ゴム後部締付部より横長さが長く形成された口ゴム後方下部締付部を、さらに有し、口ゴム後部締付部と口ゴム後方下部締付部の伸縮力によりずり落ちにくくすることができるとともに、十分な履きやすさを有することを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、口ゴム部より伸縮率が低く編成され、口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方で、装着時の踵骨の略後端と口ゴム部の間を介して左右周方向に沿って口ゴム後部締付部より横長さが長く形成された口ゴム後方下部締付部をさらに有しているので、踵骨の略後端と口ゴム部の間を介して左右周方向に沿って形成された口ゴム後方下部締付部により締め付けられることによりさらにずり落ちにくくすることができるとともに、口ゴム後方下部締付部が口ゴム部の横断面の前後方向略中央断面より後方のみに形成されているので、短靴下を履く際に履き口を十分に広げることができ、十分な履きやすさを有することができる。
【0010】
本発明のうち第3の態様に係るものは、第2の態様に係る短靴下であって、口ゴム後部締付部は、口ゴム部の略上端から略下端までの高さで形成されていることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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