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公開番号2023109172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-07
出願番号2023009079
出願日2023-01-25
発明の名称着物
出願人ライナス有限会社
代理人個人
主分類A41D 1/00 20180101AFI20230731BHJP(衣類)
要約【課題】着物本体と襦袢を一体として装着することができるとともに、着物本体の襟部と襦袢の襟部を別体の如く重ね合わせることができる着物を提供する。
【解決手段】着物1は、襦袢200が着物本体100に予め取り付けられた着物1であって、襦袢200は、襦袢200の後襟部が着物本体100の後襟部に設けられ、襦袢200の右襟部および左襟部は、着物本体200の右襟部および左襟部に取り付けられていないフリーな状態とすることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
襦袢が着物本体に取り付けられた着物であって、
前記襦袢は、前記襦袢の後襟部が前記着物本体の後襟部に取り付けられ、前記襦袢の右前襟部および左前襟部が、前記着物本体に対しては取り付けられていないフリーな状態とすることを特徴とする請求項1に記載の着物。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記着物本体の後襟部および前記襦袢の後襟部が前後方向に動作しながら前記着物本体の後襟部の上端側と前記襦袢の後襟部の上端側との相対位置が変更可能な構成とすることを特徴とする請求項1に記載の着物。
【請求項3】
前記襦袢は、前記襦袢の後襟部の下端縁が前記着物本体の後襟部の下端縁に片持ち支持されるように取り付けられていることにより、前記着物本体の後襟部の下端縁および前記襦袢の後襟部の下端縁を支点として前記着物本体の後襟部および前記襦袢の後襟部が前後方向に動作しながら前記着物本体の後襟部の上端側と前記襦袢の後襟部の上端側との相対位置が変更可能な構成とすることを特徴とする請求項1に記載の着物。
【請求項4】
前記着物本体は、右前身頃部、左前身頃部、袖部、後身頃部、および前記襟部を有するとともに、前記襟部は、右前襟部、左前襟部、および後襟部を有し、前記襦袢は、右前身頃部、左前身頃部、および前記襟部を有するとともに、後身頃部および袖部のうち少なくともいずれか一方を有さず、前記襟部は、右前襟部、左前襟部、および後襟部を有し、
前記襦袢の右前身頃部は、前記襦袢の右前襟部の下端縁に取り付けられ、前記襦袢の左前身頃部は、前記襦袢の左前襟部の下端縁に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の着物。
【請求項5】
前記襦袢の右前身頃部は、三角形状をなして第1の辺部、第2の辺部、および第3の辺部を含み、
前記第1の辺部は、前記襦袢の右前襟部の下端縁に固着された辺部とし、
前記第2の辺部は、前記第1の辺部と対向しつつ前記襦袢の右前襟部の下端縁の上端側から下方に降りる辺部とし、
前記第3の辺部は、前記第1の辺部の下端側と前記第2の辺部の下端側を結ぶ辺部とし、
前記襦袢の左前身頃部は、三角形状をなして第1の辺部、第2の辺部、および第3の辺部を含み、
前記第1の辺部は、前記襦袢の左前襟部の下端縁に固着された辺部とし、
前記第2の辺部は、前記第1の辺部と対向しつつ前記襦袢の左前襟部の下端縁の上端側から下方に降りる辺部とし、
前記第3の辺部は、前記第1の辺部の下端側と前記第2の辺部の下端側を結ぶ辺部とすることを特徴とする請求項4に記載の着物。
【請求項6】
前記襦袢は、ポケット部を有することを特徴とする請求項1に記載の着物。
【請求項7】
前記襦袢の右前身頃部は、右ポケット部を有し、前記右ポケット部は、前記襦袢の右前襟部に向く側を開放可能な挿入口とし、
前記襦袢の左前身頃部は、左ポケット部を有し、前記左ポケット部は、前記襦袢の左前襟部に向く側を開放可能な挿入口とすることを特徴とする請求項4に記載の着物。
【請求項8】
前記襦袢の右前身頃部は、右ポケット部を有し、前記右ポケット部は、前記右前身頃部の上端側から中間部に達するように前記右前身頃部に対し生地を重ねて形成され、前記襦袢の左前身頃部は、左ポケット部を有し、前記左ポケット部は、前記左前身頃部の上端側から中間部に達するように前記左前身頃部に対し生地を重ねて形成されることを特徴とする請求項4に記載の着物。
【請求項9】
前記襦袢の右前身頃部および左前身頃部は、それぞれ下部側に係合部材を有し、前記係合部材を介して相互に係合することを特徴とする請求項4に記載の着物。
【請求項10】
前記襦袢の右身頃部は、前記襦袢の右前襟部の下端側から下方に張り出す右張り出し部を有するとともに、前記襦袢の左身頃部は、前記襦袢の左前襟部の下端側から下方に張り出す左張り出し部を有することを特徴とする請求項4に記載の着物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、着物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年は、着物の需要が非常に多くなっており、若者や外国人の間でもその需要が広がっている。しかしながら、着物の着付け(装着)は一般に難しく、例えば特許文献1に開示されるように、簡単に着付け(装着)をすることができる着物が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-16372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、着物の着付けは襟部を見栄え良く行うことが求められ、簡単に着付け(装着)をすることができることは勿論のこと、着物本体と襦袢を一体として装着することができるとともに、着物本体の襟部と襦袢の襟部を別体の如く重ね合わせることができる着物を提供することが求められていた。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、着物本体と襦袢を一体として装着することができるとともに、着物本体の襟部と襦袢の襟部を別体の如く重ね合わせることができる着物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る着物は、襦袢が着物本体に取り付けられた着物であって、前記襦袢は、前記襦袢の後襟部が前記着物本体の後襟部に取り付けられ、前記襦袢の右前襟部および左前襟部が、前記着物本体に対しては取り付けられていないフリーな状態とすることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、前記襦袢は、前記襦袢の後襟部が前記着物本体の後襟部に取り付けられ、前記襦袢の右前襟部および左前襟部が、前記着物本体に対しては取り付けられていないフリーな状態とすることにより、着物本体と襦袢を一体として装着することができるとともに、装着時に着物本体の右襟部および左襟部を重ね合わせたときに、着物本体とは別に襦袢の右襟部および左襟部を重ね合わせることができる等、着物本体と襦袢を一体として装着しつつも着物本体の襟部と襦袢の襟部を別体の如く重ね合わせることができる。
【0008】
前記着物本体の後襟部および前記襦袢の後襟部が前後方向に動作しながら前記着物本体の後襟部の上端側と前記襦袢の後襟部の上端側との相対位置が変更可能な構成とすることにより、前記着物本体の後襟部の上端側と前記襦袢の後襟部の上端側との相対位置を変更することができる。
【0009】
より詳しくは、前記襦袢は、前記襦袢の後襟部の下端縁が前記着物本体の後襟部の下端縁に片持ち支持されるように取り付けられていることにより、前記着物本体の後襟部の下端縁および前記襦袢の後襟部の下端縁を支点として前記着物本体の後襟部および前記襦袢の後襟部が前後方向に動作しながら前記着物本体の後襟部の上端側と前記襦袢の後襟部の上端側との相対位置が変更可能な構成とすることができる。
【0010】
前記着物本体は、右前身頃部、左前身頃部、袖部、後身頃部、および前記襟部を有するとともに、前記襟部は、右前襟部、左前襟部、および後襟部を有し、前記襦袢は、右前身頃部、左前身頃部、および前記襟部を有するとともに、後身頃部および袖部のうち少なくともいずれか一方を有さず、前記襟部は、右前襟部、左前襟部、および後襟部を有し、前記襦袢の右前身頃部は、前記襦袢の右前襟部の下端縁に取り付けられ、前記襦袢の左前身頃部は、前記襦袢の左前襟部の下端縁に取り付けられていることにより、装着時に襦袢が着物本体の後身頃部および袖部と接触することがなく、襦袢の襟部の装着位置が着物本体の襟部の装着位置に対しずれることを抑制することができる。また、装着時に襦袢の襟部に右前身頃部および左前身頃部の重量が程よくかかることにより襦袢の襟部の装着位置が着物本体の襟部の装着位置に対しずれることを更に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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