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公開番号2023173554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-07
出願番号2022085885
出願日2022-05-26
発明の名称パッチ保護具
出願人個人
代理人個人
主分類A41D 1/06 20060101AFI20231130BHJP(衣類)
要約【課題】 ジーンズパンツを着用した状態でも、ジーンズパンツの個体識別表示機能を発揮しつつ、パッチを摩耗や破損、着色から保護することができるパッチ保護具を提供する。
【解決手段】 板状体でパッチの表側全体を被覆する外側カバー2と、板状体でパッチの裏側全体を被覆する内側カバー3とを備え、これらが共に柔軟性を有する軟質プラスチックで形成され、外側カバー2は、パッチと接触する面に、ジーンズパンツのウエストバンドの段差に係合する高さと厚みとを有する板状の外側カバー保持部20を備え、内側カバー3は、パッチと接触する面に、ジーンズパンツのウエストバンドの段差に係合する高さと厚みとを有する板状の内側カバー保持部30と、パッチをジーンズパンツに縫着させている縫着線の上の少なくとも一部を開口して形成された内側カバー開口部40とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ジーンズパンツの背側の腰部に縫着されているパッチを保護するためのパッチ保護具であって、
柔軟性を有する軟質プラスチックで形成された板状体であり、パッチの表側全体を被覆する外側カバーと、
柔軟性を有する軟質プラスチックで形成された板状体であり、パッチの裏側全体を被覆する内側カバーとを備え、
前記内側カバーは、パッチと接触する面に、ジーンズパンツのウエストバンドの段差に係合する高さと厚みとを有する板状の内側カバー保持部と、パッチをジーンズパンツに縫着させている縫着線の上の少なくとも一部を開口して形成された内側カバー開口部とを備える
ことを特徴とするパッチ保護具。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記外側カバーと前記内側カバーとは、一枚の板状体が折り曲げられて対向する面同士が重ね合わされることにより形成される
ことを特徴とする請求項1記載のパッチ保護具。
【請求項3】
前記外側カバーと前記内側カバーとは、それぞれの上端において対向する面同士が融着されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパッチ保護具。
【請求項4】
前記内側カバー開口部は、パッチをジーンズパンツに縫着させている縫着線と、内側カバー保持部の上端の辺とが交差する点を中心として楕円形状に開口されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパッチ保護具。
【請求項5】
前記内側カバー保持部は、パッチ保護具の幅方向へ帯状に形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパッチ保護具。
【請求項6】
前記外側カバーは、パッチと接触する面に、ジーンズパンツのウエストバンドの段差に係合する高さと厚みとを有する板状の外側カバー保持部を備える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパッチ保護具。
【請求項7】
前記外側カバーは、透明の板状体である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパッチ保護具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ジーンズパンツのパッチを保護するためのパッチ保護具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ジーンズパンツは、幅広い世代に受け入れられている。日常生活において普段着として着用されるものもあれば、ファッションアイテムとして人気を集めるものもある。デニム生地のジーンズパンツの中には希少価値があって高値で取引されるものもある。
【0003】
特許文献1に示すように、ジーンズパンツの背側の腰部には革製や紙製のパッチが設けられることがある。図8は、ジーンズパンツの背側を示す図であり、図9は図8のZで囲んだ部分の部分拡大図である。ジーンズパンツ50の背側の腰部には、パッチ51が縫着されている。パッチ51をジーンズパンツ50に縫着している縫着線52は、緯方向のみの場合もあれば、図9に示すように経方向と緯方向ともに現れる場合もある。また、ジーンズパンツ50の腰部には、ベルト状部分であるウエストバンドが縫製されており、ウエストバンド部分とジーンズパンツ50の本体部分との境界にはウエストバンド段差53がつけられている。
【0004】
パッチ51は、ジーンズパンツ50のサイズや型番、メーカー表示等を刻印または印刷等により表示するためのパーツである。パッチ51がジーンズパンツ50の個体としての特徴を示すことから、折り畳まれた状態で販売されることが多いジーンズパンツ50では、パッチ51を目につきやすいように陳列し、販売時の商品識別として用いることがなされる。また、希少価値の高いジーンズパンツ50においては、パッチ51がジーンズパンツ50の価値を証明する証明書のような機能を有することもある。したがって、パッチ51は、ジーンズパンツ50において必須の構成ではないものの、重要な役割を果たすパーツとして、その存在が重視されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-274452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、パッチは革製や紙製であるため、ジーンズパンツを着用したときに摩擦による摩耗、擦れや外的要因による破損で傷んでしまったり、着色したりすることがある。ジーンズパンツを着用したときにパッチが折れ曲がることで破損することもある。また、着用すれば汚れが付着することも避けられず、ジーンズパンツ全体を洗濯する際にも洗濯機での洗濯ではパッチが傷みやすく、手洗いによる洗濯としても紙製のパッチは水に濡れることで端部が破れやすくなるといった問題がある。さらに、パッチが上記のような重要な役割を果たすことから、販売店舗ではパッチを目につきやすいように陳列することが求められるが、そのような陳列にすれば、破損や汚れが付着しやすくなってしまうという問題もある。
【0007】
これらの問題を解消するために、洗濯時にパッチ全体を布等で覆うことも考えられるが、洗濯の度にパッチ全体を覆う作業が煩雑となってしまう。また、パッチ全体を覆う物がジーンズパンツの着用感を阻害してしまうおそれもある。
【0008】
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ジーンズパンツを着用した状態でも、パッチを摩耗や破損、着色から保護することができるパッチ保護具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明に係るパッチ保護具は、 ジーンズパンツの背側の腰部に縫着されているパッチを保護するためのパッチ保護具であって、柔軟性を有する軟質プラスチックで形成された板状体であり、パッチの表側全体を被覆する外側カバーと、柔軟性を有する軟質プラスチックで形成された板状体であり、パッチの裏側全体を被覆する内側カバーとを備え、前記内側カバーは、パッチと接触する面に、ジーンズパンツのウエストバンドの段差に係合する高さと厚みとを有する板状の内側カバー保持部と、パッチをジーンズパンツに縫着させている縫着線の上の少なくとも一部を開口して形成された内側カバー開口部とを備えることを特徴とする。
【0010】
ここで、前記外側カバーと前記内側カバーとは、一枚の板状体が折り曲げられて対向する面同士が重ね合わされることにより形成されるのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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