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公開番号2024020986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-15
出願番号2022123586
出願日2022-08-02
発明の名称マスク
出願人興研株式会社
代理人個人,個人
主分類A41D 13/11 20060101AFI20240207BHJP(衣類)
要約【課題】顔面の顎部分や顎部分周辺に対応する立体形状に対応する形状の形成と維持を容易に行い、装着者の顔の大小にかかわらず快適な装着感を与えるマスクを提供する。
【解決手段】マスク1は、装着した際に外側に露出するマスク本体部2と、マスク本体部2の内側に設けられて装着者の顔面に接触する接顔体3とを備え、マスク本体部2には、装着者の顔面の左右方向中央部を縦方向に沿って覆う中央部分6と、中央部分6の側方に位置して、マスク本体部2の縦方向に沿って折り畳まれた折り畳み部7,7と、折り畳み部7,7の側方に位置して、装着者の顔面の側方を覆う側部8,8とが設けられ、接顔体3には、下方から中央方向に向けて突出した顎部突部22と、顎部突部22の両側に位置して下方に向けて設けられた一対の切込部23,23とが設けられる。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
装着者の顔面に装着した際に外側に露出するマスク本体部と、
該マスク本体部の内側に設けられて前記装着者の顔面に接触する接顔体とを備えたマスクであって、
前記マスク本体部には、前記装着者の前記顔面の左右方向中央部を縦方向に沿って覆う中央部分と、
該中央部分の側方に位置して、前記マスク本体部の縦方向に沿って折り畳まれた折り畳み部と、
該折り畳み部の側方に位置して、前記装着者の顔面の側方を覆う側部とが設けられ、
前記接顔体には、下方から中央方向に向けて突出した突部と、
該突部の両側に位置して下方に向けて設けられた一対の切込部とが設けられたことを特徴とするマスク。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記折り畳み部は、前記中央部分の側方に連結して設けられ、
前記側部は、該折り畳み部の側方に連結して設けられ、
前記切込部の起点位置は、前記折り畳み部の位置に略一致するように設けられたことを特徴とする請求項1に記載のマスク。
【請求項3】
前記折り畳み部と前記中央部分との境目に形成されたプリーツ折り線を備え、
前記中央部分は、上下方向中央部から、上方、及び/又は、下方、に向けて左右方向の幅が縮小する縮幅部を備え、
前記プリーツ折り線は、前記縮幅部の前記幅に沿って左右方向の幅が縮小するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマスク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば家庭用マスクや医療用マスク等、各種用途に好適なマスクに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各種のマスクは、装着者が外部の有害物質やウイルスを吸入することを防いだり、装着者の呼気に含まれる飛沫等が外部に飛散するのを防ぐ目的で用いられる。そして、各種のマスクは、不使用時は扁平形状に折り畳まれ、使用時は鼻と口の周囲を覆うことのできる立体形状に展開される。そして、従来、扁平形状を使用時に立体形状とする各種のマスクに係る発明として、特許文献1,2が知られている。
【0003】
特許文献1には、顔面の口元を覆うマスク本体と、マスク本体の左右両側に設けられた耳に係合される耳掛け部とからなるマスクであって、マスク本体に折り目が生じるように折り畳んだ複数の折りひだを有する構成が記載されている。
【0004】
特許文献2には、折り畳んだ状態で、中葉、上端部が中央から両側に行くほど下方へ曲成する上葉、下端部が中央から両側に行くほど上方へ曲成する下葉、前記中葉から上方に延び、上葉から水平に折り曲げられ第1中間折曲線を有する第1襞部、及び中葉から下方に延び、下葉から水平に折り曲げられ第2中間折曲線を有する第2襞部を含む本体と;本体の両側部に固定されるハーネスと;を含む水平折り畳み式マスクが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-136243号公報
特表2021-514427号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上述した特許文献1に記載されたマスクは、複数の折りひだが顔の凹凸や耳紐の張力と無関係の位置に設けられることとなる。このため、使用時に折りひだが十分に開かなかったり、折りひだによってマスク本体に形成される凹凸のうち、凸部が装着者の呼吸により前後に動いて顔の凸部に不規則に当接して装着時の不快感を与えたりするという問題がある。また、特許文献2に記載されたマスクは、マスク本体のプリーツの方向とそれによって形成される凹凸の方向が主に左右方向であって、顔の凹凸が形成された方向とは異なる上に、顔の凹凸に対応する形状として構成されていない。そのため、特許文献2に記載の発明は、使用時の耳紐の張力がマスク本体のプリーツが閉じる方向の力として加わり、プリーツが閉じた状態でマスクをつけて装着者が会話をするとマスクがズレてしまい、外部の有害物質等の侵入や呼気に含まれる飛沫の飛散防止の機能を十分に果たせないという問題がある。また、一般にマスクの大きさは例えばLサイズ、Sサイズのようにある程度規格化されているのに対し、マスクを装着する装着者の顔の大きさは個体差が大きい。しかし、特許文献1、特許文献2に記載の発明は、顔の大きさの差異に対応するための構成が存在しないため、装着者にとってマスクが小さすぎたり大きすぎたりして、顔とマスクの間に隙間ができたり過剰な締め付け感を与えたりして、不快感を与える事態が生じやすいという問題がある。
【0007】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、顔面の顎部分や顎部分周辺に対応する立体形状に対応する形状の形成と維持を容易に行い、装着者の顔の大小にかかわらず快適な装着感を与えることのできるマスクの提供を課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を達成するために、本発明が特徴とするのは、装着者の顔面に装着した際に外側に露出するマスク本体部と、該マスク本体部の内側に設けられて前記装着者の顔面に接触する接顔体とを備えたマスクであって、前記マスク本体部には、前記装着者の前記顔面の左右方向中央部を縦方向に沿って覆う中央部分と、該中央部分の側方に位置して、前記マスク本体部の縦方向に沿って折り畳まれた折り畳み部と、該折り畳み部の側方に位置して、前記装着者の顔面の側方を覆う側部とが設けられ、前記接顔体には、下方から中央方向に向けて突出した突部と、該突部の両側に位置して下方に向けて設けられた一対の切込部とが設けられたことである。
【0009】
本発明の好ましい実施形態において、前記折り畳み部は、前記中央部分の側方に連結して設けられ、前記側部は、該折り畳み部の側方に連結して設けられ、前記切込部の起点位置は、前記折り畳み部の位置に略一致するように設けられたことである。
【0010】
本発明の好ましい実施形態において、前記折り畳み部と前記中央部分との境目に形成されたプリーツ折り線を備え、前記中央部分は、上下方向中央部から、上方、及び/又は、下方、に向けて左右方向の幅が縮小する縮幅部を備え、前記プリーツ折り線は、前記縮幅部の前記幅に沿って左右方向の幅が縮小するように構成されたことである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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