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公開番号2024042628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022161266
出願日2022-09-15
発明の名称ショーツ
出願人ママ・チョイス株式会社
代理人
主分類A41B 9/04 20060101AFI20240321BHJP(衣類)
要約【課題】布帛生地を用いることにより、通気性、開放性に長けた形状にしながらも、なおかつ、後身ごろを立体的な形状にすることにより、臀部や鼠径部への食い込みや締め付け、臀部への挟まりや後身ごろのズレ上がり、下尻が露出する、生理ナプキンが安定しない問題を解決するショーツを提供する。
【解決手段】後身ごろとクロッチの縫合部において、後身ごろは直線もしくは外向きに凸の曲線である縫合ラインを有し、クロッチは外向きに凸の曲線である縫合ラインを有し、後身ごろ側の縫合ラインは、クロッチ側の縫合ラインの150~230%の長さを有し、ギャザーを寄せてクロッチ側に縫合することにより、下尻まで、臀部を立体的に包み込むように成したことを特徴とする女性用または子ども用ショーツである。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
前身ごろと後身ごろとクロッチとベルト部を有するショーツにおいて、
後身ごろとクロッチの縫合部において、後身ごろは直線もしくは外向きに凸の曲線である縫合ラインを有し、クロッチは外向きに凸の曲線である縫合ラインを有し、
後身ごろ側の縫合ラインは、クロッチ側の縫合ラインの150~230%の長さを有し、ギャザーを寄せてクロッチ側に縫合することにより、下尻まで、臀部を立体的に包み込むように成したことを特徴とするショーツ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、筒編みされた筒状の無縫製の生地に、低伸縮性の生地を縫合したショーツに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の女性用ショーツの形状は、多くが以下の2つに分類される。
1一部の女性用ショーツは、布帛生地を用いて、身体をしめつけず、通気性、開放性をもたせているが、身体の動きにより、ツッパリ感や食い込みが生じることがある。
2多くの女性用ショーツは、ニット生地を用いて身体に密着させることにより、臀部の形に添わせる形状である。前記ニット生地を用いたショーツの一部には、各パーツを立体的に縫合することにより、臀部への食い込みを軽減したショーツがある。しかしながら、身体に密着するため、締め付けが生じるとともに、通気性、開放性をもたせることができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-218670
特開平11-286801
特願2019-16871
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1で開示されている技術は、布帛生地で成した女性用ショーツにおいて、後身ごろに膨らみが不足しているため、しゃがんで立ち上がったときに、左右臀部の溝に後身ごろが食い込んだり、臀部にツッパリ感が生じたりするなどの恐れがある。
【0005】
前記特許文献2では、男性用パンツにおいて、前身ごろ脇部及び後身ごろ裾部用生地の凹状曲線による、後身ごろ側上縁部と後身ごろ用生地の凸状曲線による左右の側縁部を、それぞれ互いに縫合することにより、後身ごろに膨らみ部を形成するように構成されたものであるが、女性用ショーツにおいては裾部を設けることができない。
また、前記特許文献2の方法では、後身ごろの生地が臀部の内側に膨らんだ場合は、左右臀部の溝に後身ごろが食い込む恐れがあると思われる。
【0006】
一般的な女性用ショーツは、ニット生地で生成されており、上記文献3においても、立体的に成した伸縮性のある後身ごろの生地を臀部に密着させて、前記立体形状を維持することができる。
しかしながら、ニット生地を用いた場合は、締め付けが発生するとともに、通気性をもたせることができない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで本発明は、布帛生地を用いることにより、通気性、開放性に長けた形状にしながらも、なおかつ、後身ごろを立体的な形状にすることにより、臀部や鼠径部への食い込みや締め付け、臀部への挟まりや後身ごろのズレ上がり、下尻が露出する、生理ナプキンが安定しない、という問題を解決するショーツを提供する。
【0008】
前身ごろ(図7)と後身ごろ(図8)と表裏の2枚からなるクロッチ(図9・図10)とベルト部(図11)を有するショーツにおいて、後身ごろとクロッチの縫合部において、後身ごろは直線もしくは外向きに凸の曲線である縫合ラインを有し(図8-13)、クロッチは外向きに凸の曲線である縫合ラインを有し(図9-19・図10-21)、後身ごろ側の縫合ライン(図8-13)は、クロッチ側の縫合ライン(図9-19・図10-21)の150~230%の長さを有し、ギャザーを寄せてクロッチ側に縫合することにより、下尻まで、臀部を立体的に包み込むように成したことを特徴とする女性用または子ども用ショーツである。
この発明においてショーツとは、下半身用の下着であり、女性用または子ども用ショーツや、男性用のトランクスも含むものとする。
【発明の効果】
【0009】
後身ごろとクロッチの縫合部は、後身ごろは直線もしくは外向きに凸の曲線である縫合ラインを有し(図8-13)、クロッチは外向きに凸の曲線である縫合ラインを有し(図9-19・図10-21)、さらに、後身ごろ側の縫合ライン(図8-13)にギャザーを寄せてクロッチ側(図9-19・図10-21)に縫合することにより(図3-8・図4-8・図5-8)、後身ごろ下部に膨らみが生じ(図2・図5)、下尻まで、臀部を立体的にフィット性よく包み込むことができ、しゃがむ、スポーツをするなど動作や、長時間の座位によって起きる、骨盤の横の広がりや、臀部の後ろへの広がりを吸収することができ、臀部や鼠径部への食い込みや締め付け、臀部への挟まりや後身ごろのズレ上がりを防ぎ、下尻まで臀部をカバーすることができるとともに、生理用ナプキンを安定してつけることができる。また、布帛生地を用いることにより、通気性と開放性に優れ、鼠径部や太ももを締めつけない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
この発明の技術を示す全体斜視図である。
本発明のショーツを装着した状態を示す写真(背面)である。
この発明の技術を示す、外側を表にした平置き写真である。
この発明の技術を示す、肌側を表にした平置き写真である。
この発明の技術を示す平置き写真である。
この発明の着用位置を示す正面斜視図である。
この発明の一実施例を示す前身ごろのパターン図である。
この発明の一実施例を示す後身ごろのパターン図である。
この発明の一実施例を示すクロッチ外側のパターン図である。
この発明の一実施例を示すクロッチ肌側のパターン図である。
この発明の一実施例を示すベルト部のパターン図である。
この発明の一実施例を示すパターンの全体図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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