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公開番号2024119090
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023025722
出願日2023-02-22
発明の名称フェイスシールド
出願人株式会社アーテック
代理人個人,個人
主分類A41D 13/11 20060101AFI20240827BHJP(衣類)
要約【課題】搬送時や保管時に嵩張らず、安価で、顔との間に熱気の籠りにくいフェイスシールドの提供を目的とする。
【解決手段】使用者の顔Fの前面をシールドするシールド部21xを含むシールド本体21と、使用者の額と当接した状態で、シールド部21xと顔Fとの間にスペースを確保する額当接部24を備えているフェイスシールド1であって、シールド本体21がPETシートからなり、額当接部24が可撓性樹脂からなる帯状材22からなり、この帯状材22が、シールド本体21から顔F側に突出し輪状または半輪状をした湾曲形状に保持されて額当接部24を形成した状態と前記湾曲形状解除状態とを選択可能に設けられている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の顔の前面をシールドするシールド部を含むシールド本体と、
前記使用者の額と当接した状態で、前記シールド部と顔との間にスペースを確保する額当接部を備えているフェイスシールドであって、
前記シールド本体が透明な可撓性樹脂シートからなり、
前記額当接部が可撓性樹脂からなる帯状材からなり、
この帯状材が、前記シールド本体から前記顔側に突出し輪状または半輪状をした湾曲形状に保持されて前記額当接部を形成した状態と前記湾曲形状解除状態とを選択可能に設けられていることを特徴とするフェイスシールド。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記シールド本体および帯状材が、一枚の可撓性透明樹脂材のブランクシートから形成されるとともに、
前記帯状材は、その長手方向の一端が前記ブランクシートに連設され、短手方向の両側および長手方向の他端が前記ブランクシートから切り離された状態になっていて、前記長手方向の他端側の一部が前記ブランクシートの帯状体の前記一端の近傍に穿設された係止孔に係合されて湾曲状態に保持される請求項1に記載のフェイスシールド。
【請求項3】
前記ブランクシートが、その中心軸を対称中心にして、一対の前記帯状材および係止孔を備えている請求項2に記載のフェイスシールド。
【請求項4】
前記帯状材が、長手方向の他端側に、短手方向の端縁が切り欠かれた形状をして、前記係止孔の内縁に係止される切欠溝を備えている請求項2または請求項3に記載のフェイスシールド。
【請求項5】
前記ブランクシートの、使用時に顔に対面する面が、剥離可能な保護フィルムによって被覆されている請求項2または請求項3に記載のフェイスシールド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、顔の前面を覆い、他人のくしゃみやせきによって放出される鼻汁や唾液等の飛沫が顔にかからないようにするフェイスシールドに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
フェイスシールド(フェイスガード)は、感染症の患者からのくしゃみやせきによって放出される鼻汁や唾液等の飛沫が顔にかかり、感染症の治療にあたる医師や医療従事者が、二次感染することを防止するために用いられている。
また、特効薬がなく、重症化リスクの高い新型コロナウイルス感染症の流行により、学校教育現場や講演会現場などで先生や講演者等がフェイスシールドをした状態で授業や講演が行われることが多くなっている。
【0003】
ところで、従来のフェイスシールドは、透明樹脂シートを顔の形状に沿う湾曲状態に保形したフェイスシールド本体と、装着時に、このフェイスシールド本体の額に臨む部分に、フェイスシールド本体と額との間に介在する発泡樹脂等からなるクッション材を一体に設けた形状になっている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6997979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来のフェイスシールド本体は、上記のように、フェイスシールド本体が予め湾曲状態に保形されているとともに、厚みのある発泡樹脂等からなるクッション材がこのフェイスシールド本体に一体化されているので、保管時や搬送時に嵩張るという問題がある。
また、クッション材が額のほぼ全体にわたって密着状態で使用されるため、通気性に問題があり、夏場などの気温が高い時期には熱気が籠り、長時間の使用に苦痛がともなう。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、搬送時や保管時に嵩張らず、安価で、顔との間に熱気の籠りにくいフェイスシールドの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のフェイスシールドは、使用者の顔の前面をシールドするシールド部を含むシールド本体と、前記使用者の額と当接した状態で、前記シールド部と顔との間にスペースを確保する額当接部を備えているフェイスシールドであって、前記シールド本体が透明な可撓性樹脂シートからなり、前記額当接部が可撓性樹脂からなる帯状材からなり、この帯状材が、前記シールド本体から前記顔側に突出し輪状または半輪状をした湾曲形状に保持されて前記額当接部を形成した状態と前記湾曲形状解除状態とを選択可能に設けられていることを特徴としている。
【0008】
本発明のフェイスシールドは、特に限定されないが、たとえば、シールド本体および帯状材が、一枚の可撓性透明樹脂材のブランクシートから形成されるとともに、帯状材は、その長手方向の一端が前記ブランクシートに連設され、短手方向の両側および長手方向の他端が前記ブランクシートから切り離された状態になっていて、前記長手方向の他端側の一部が前記ブランクシートの帯状体の前記一端の近傍に穿設された係止孔に係合されて湾曲状態に保持される構成としてもよい。
すなわち、上記構成のようにすれば、1枚のブランクシートの一部に設けられた帯状体を輪状または半輪状の湾曲状態にして、帯状体の他端の一部をブランクシートに設けられた係止孔に係止させるだけで、容易にフェイスシールドを組み立てることができる。
また、帯状体の一部が、シールド本体と連設状態になっており、フェイスシールドの組立分解が容易となる。
【0009】
本発明のフェイスシールドは、特に限定されないが、前記ブランクシートが、その中心軸を対称中心にして、一対の前記帯状材および係止孔を備えている構成としてもよい。
すなわち、上記構成のようにすれば、額当接部が2つ形成され、バランスがよい。
【0010】
本発明のフェイスシールドは、特に限定されないが、前記帯状材が、長手方向の他端側に、短手方向の端縁が切り欠かれた形状をして、前記係止孔の内縁に係止される切欠溝を備えている構成としてもよい。
すなわち、上記構成のようにすれば、切欠溝に係止孔の内縁が嵌まり込み、しっかりとした額当接部を確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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