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公開番号2024065360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174187
出願日2022-10-31
発明の名称着崩れ防止ベルト
出願人個人
代理人個人
主分類A41F 19/00 20060101AFI20240508BHJP(衣類)
要約【課題】着物の裾の着崩れ、すなわち着物の裾線の乱れを防ぐことができる着崩れ防止ベルトおよびその装着方法を提供する。
【解決手段】着崩れ防止ベルトは、帯状の布からなる台布帯10、伸縮可能なゴムからなるベルト20、およびクリップ30を有しており、ベルト20は、長手方向の一端に台布帯10が、他端にクリップ30が係合されている。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
帯状の布からなる台布帯、伸縮可能なゴムからなるベルト、およびクリップを有しており、
前記ベルトは、長手方向の一端に前記台布帯が、他端に前記クリップが係合されている、着崩れ防止ベルト。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
請求項1に記載の着崩れ防止ベルトを着物に装着する方法であって、
着物の下前側の衿先に前記着崩れ防止ベルトの台布帯を折り被せる工程と、
クリップを胴回りに一周させ、折り被せた台布帯位置までベルトを伸長させる工程と、
前記衿先に折り被せた前記台布帯にクリップで係止する工程と、
を含むことを特徴とする、着崩れ防止ベルトの装着方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
着物の着崩れを防止するためのベルトおよびそれを用いた着付け方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
着物は胸付近で帯を締めることにより着付けることから、歩行、着席、階段や車の昇降などの動作をすることで、帯の締まり具合が緩んだり、裾線、帯、衿などの位置がずれる着崩れが生じてしまうことがある。特に、着物の着用者が子どもの場合、着崩れしないように意識して動作することが難しく、着物を着用している状態で、動き回ったり、身体を大きく動かすことで着物の裾がずり下がる着崩れが生じてしまうことがある。衿の着崩れを防止するためのものとして、コーリンベルト(登録商標)が知られており、他にも特許文献1のような襟元ズレ防止紐が開示されている。これらは、衿の着崩れを防止するためのものであり、腰紐よりも上部に存在する身八ツ口に当該ベルトを通し、装着することで、着崩れを防止できるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-202202
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
既存の着崩れ防止を目的とするベルトは、腰紐よりも上部に装着することから、衿の着崩れを防止することができるが、着物の裾の着崩れを防ぐことができないという問題があった。本発明の目的は、着物の裾の着崩れ、すなわち着物の裾線の乱れを防ぐことができる着崩れ防止ベルトを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態である着崩れ防止ベルトは、帯状の布からなる台布帯10、伸縮可能なゴムからなるベルト20、およびクリップ30を有しており、ベルト20は、長手方向の一端に台布帯10が、他端にクリップ30が係合されている。
【0006】
また、他の実施形態である着崩れ防止ベルトの装着方法は、着物の下前側の衿先120に着崩れ防止ベルトの台布帯10を折り被せる工程と、クリップ30を胴回りに一周させ、折り被せた台布帯位置までベルト20を伸長させる工程と、衿先に折り被せた台布帯10にクリップ30で係止する工程とを含むことを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、着物の裾の着崩れ、すなわち着物の裾線の乱れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の着崩れ防止ベルトを示す図
本発明の着崩れ防止ベルトの台布帯を装着する前の着物の状態を示す図
本発明の着崩れ防止ベルトの台布帯を下前側の衿先に折り被せた状態を示す図
台布帯を着物の下前側の衿先に折り被せ、身体の周囲に沿って着崩れ防止ベルトを伸長させた状態を示す図
着物の下前側の衿先に折り被せた台布帯にクリップを係止した状態を示す図
着物に着崩れ防止ベルトを装着した状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、本開示の実施形態について例を挙げて説明するが、本開示は以下で説明する例に限定されない。以下の説明では、具体的な数値や素材を例示する場合があるが、本開示の効果が得られる限り、他の数値や他の材料を適用してもよい。この明細書において、「数値A~数値B」という場合、当該範囲には数値Aおよび数値Bが含まれる。
なお、以降の説明における右、左、下および上は、それぞれ着物の着用者にとっての右、左、下および上を意味している。
【0010】
本発明の着崩れ防止ベルトは、着物の種類(例:振り袖、訪問着、浴衣等)、サイズ(例:大人用、子供用等)、形状(例:女用、男用等)によらず汎用的に使用することができる。裾の着崩れが発生しやすい子供の着物において、特に有用である。
(【0011】以降は省略されています)

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