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公開番号2024082128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195873
出願日2022-12-07
発明の名称シャツ
出願人株式会社ロイネ
代理人個人
主分類A41B 1/02 20060101AFI20240612BHJP(衣類)
要約【課題】 本発明は、衿元で上前身頃と下前身頃を近づけると、前立の係止群が上方から下方に向かって連鎖的に磁着して係止するワンタッチ係止が可能になり、通常のシャツと見分けがつかない自然な状態に近いシャツを提供することを目的とする。
【解決手段】 上前立4と下前立5からなる前立に複数個所配置されるマグネットを有する係止群10を配置したシャツであって、係止群10は、上前立4に配置される疑似ボタン部11と、疑似ボタン部11の位置で前立内部に配置される第1のマグネット部12と、第1のマグネット部12の位置に相当する下前立5の位置において前立内部に配置される第2のマグネット部13とからなり、複数の係止群のうち最上位置の第1係止群10aから、第2係止群10bまでの距離を第1距離L1とし、第2係止群10bから、第3係止群10cまでの距離を第2距離L2とし、第1距離L1が第2距離L2よりも短くしたことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
上前立と下前立からなる前立に複数個所配置されるマグネット部を有する係止群を配置したシャツであって、
係止群は、上前立に配置される疑似ボタン部と、前記上前立の疑似ボタン部の位置で前立内部に配置される第1のマグネット部と、第1のマグネット部の位置に相当する下前立の位置において前立内部に配置される第2のマグネット部とからなり、
複数の係止群のうち最上位置の第1係止群から、前記第1係止群の1つ下方の第2係止群までの距離を第1距離とし、
前記第2係止群から、前記第2係止群の1つ下方の第3係止群までの距離を第2距離とし、
前記第1距離が前記第2距離よりも短くしたことを特徴とするシャツ。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
衿元に衿元ボタンを有し、係止群を前立のみに配置したものであって、
第1及び第2のマグネット部の磁石は、裏面の直径を10mm以上20mm以下とし、厚みを2mm以下とする円形板形状であって、
第1のマグネット部に配される磁石の円中心は、疑似ボタンの円中心と同一直線状に配されることを特徴とする請求項1に記載のシャツ。
【請求項3】
第1及び第2のマグネット部は、表面及び側面を覆うカバーを配した磁石に、表面側及び裏面側に2つのシート材を吸着させて形成したものであって、
上前立及び下前立は、両側に折り返し部を有する前立内部を形成し、前記前立内部において前記マグネット部のシート部分を縫着して固定することを特徴とする請求項2に記載のシャツ。
【請求項4】
第1及び第2のマグネット部は、表面側において前記シート材が磁石とカバーによる凸形状となり、裏面側に前記シート材が面一となるものであって、
前記カバーの中央に開口が形成されることを特徴とする請求項3に記載のシャツ。
【請求項5】
上前立に配する疑似ボタン部は、疑似ボタンとスリット状の疑似通し穴とからなることを特徴とする請求項4に記載のシャツ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワンタッチでボタン止めした状態にすることができるシャツに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
シャツは一般的に上前身頃の前立にあるボタン孔に、下前身頃の前立にあるボタンを挿入して留めることによって着用する。かかるシャツのボタン留めに際し、例えば特許文献1などでは、マグネットボタンを利用することによってボタンによってシャツを留める動作を必要とせず、簡単にワイシャツを留めることができる手段が開示されている。
【0003】
しかし、特許文献1に記載のシャツは、単にマグネットボタンを配するものであるため、確かにボタン留めの煩わしさは無くなる。しかし、かかるマグネットボタンを一つ一つ近づけて磁着することを前提としていた。そのため、より簡単にマグネットを用いて連鎖的に磁着することができるものが求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-28022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、より簡単にマグネットを用いて連鎖的に磁着が可能なシャツを提供することを目的とする。特に、衿元で上前身頃と下前身頃を近づけると、前立の係止群が上方から下方に向かって連鎖的に磁着して係止するワンタッチ係止が可能になるシャツを提供する。これに加え、連鎖的な磁着係止だけでなく、通常のシャツと見分けがつかない自然な状態に近く、着用者が窮屈さを感じることないシャツを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明のシャツは、上前立と下前立からなる前立に複数個所配置されるマグネット部を有する係止群を配置したシャツであって、係止群は、上前立に配置される疑似ボタン部と、前記上前立の疑似ボタン部の位置で前立内部に配置される第1のマグネット部と、第1のマグネット部の位置に相当する下前立の位置において前立内部に配置される第2のマグネット部とからなり、複数の係止群のうち最上位置の第1係止群から、前記第1係止群の1つ下方の第2係止群までの距離を第1距離とし、前記第2係止群から、前記第2係止群の1つ下方の第3係止群までの距離を第2距離とし、前記第1距離が前記第2距離よりも短くしたことを特徴とする。
【0007】
また、上述した構成に加え、衿元に衿元ボタンを有し、係止群を前立のみに配置したものであって、第1及び第2のマグネット部の磁石は、裏面の直径を10mm以上20mm以下とし、厚みを2mm以下とする円形板形状であって、第1のマグネット部に配される磁石の円中心は、疑似ボタンの円中心と同一直線状に配されることが好ましい。
【0008】
また、上述した構成に加え、第1及び第2のマグネット部は、表面及び側面を覆うカバーを配した磁石に、表面側及び裏面側に2つのシート材を吸着させて形成したものであって、上前立及び下前立は、両側に折り返し部を有する前立内部を形成し、前記前立内部において前記マグネット部のシート部分を縫着して固定することが好ましい。
【0009】
また、上述した構成に加え、第1及び第2のマグネット部は、表面側において前記シート材が磁石とカバーによる凸形状となり、裏面側に前記シート材が面一となるものであって、前記カバーの中央に開口が形成されることことが好ましい。
【0010】
また、上述した構成に加え、上前立に配する疑似ボタン部は、疑似ボタンとスリット状の疑似通し穴とからなることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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