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公開番号2024061948
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169610
出願日2022-10-24
発明の名称フィルター交換マスク
出願人個人
代理人
主分類A41D 13/11 20060101AFI20240430BHJP(衣類)
要約【課題】隙間なく装着でき、呼吸しやすいN95性能相当の使い捨てマスクを提供する。
【解決手段】個別に用意された平坦な袋状フィルター12が、曲線構成のフィルターアタッチメント13の上下の挟み部17、19で保持されて展開され、フィルターアタッチメントの鼻当て部21、環状の押さえ部18の側辺部22と顎当て部23、さらに外側に並列配置された上部縁押さえ部24と下部縁押さえ部25によって、鼻、鼻と頬の間、口元、および、顎に当てられ、伸ばされて首の後ろで連結されたつる部27と下つる部30の張力で押し当てられて、比較的広いフィルター面積と小空間で鼻腔と口を隙間なく覆う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
個別に用意された袋状フィルターとフィルターアタッチメントが一体化して用いられる使い捨てマスクにおいて、
前方向に凸形状の袋状部を有す前記袋状フィルターが、曲線構成の前記フィルターアタッチメントに取り付けられ、展開されて、前記フィルターアタッチメントの上部中央から左右外開きに延長された環状の押さえ部によって、鼻、鼻と頬の間、および顎に当てられ、加えて前記フィルターアタッチメントから左右に延長されたつる部の張力で押し当てられることにより、鼻腔と口を内側の閉じた空間で覆う、
ことを特徴とするフィルター交換マスク。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記袋状フィルターが、前記フィルターアタッチメントに取り付けられ、後方向に凸形状の開口部で展開されて、前記フィルターアタッチメントの上部中央の鼻当て部と、該鼻当て部の左右の側部の下端から下方向かつ左右外開きに延長された前記環状の押さえ部によって、鼻、鼻と頬の間、および顎に当てられ、加えて前記鼻当て部の左右の前記側部から左右外開きに延長されたつる部と、前記つる部の中途箇所と前記環状の押さえ部の中途箇所でつながれた下つる部の張力で押し当てられることにより、鼻腔と口を内側の閉じた空間で覆う、
ことを特徴とする請求項1に記載のフィルター交換マスク。
【請求項3】
前記袋状フィルターが、前記袋状部の上端辺と下端辺で、前記フィルターアタッチメントの上部中央の前記鼻当て部と、前記環状の押さえ部の下部中央に設けられた2箇所の挟み部に取り付けられて展開され、前記鼻当て部と前記環状の押さえ部によって、鼻、鼻と頬の間、および顎に当てられ、加えて前記つる部の張力と、前記下つる部の張力で押し当てられることにより、鼻腔と口を内側の閉じた空間で覆う、
ことを特徴とする請求項2に記載のフィルター交換マスク。
【請求項4】
前記袋状フィルターが、前記環状の押さえ部と、前記鼻当ての左右の前記側部の下端近傍から前記環状の押さえ部の外側に沿って並列に下部中央の前記挟み部まで連続された上部縁押さえ部と下部縁押さえ部によって、鼻、鼻と頬の間、および顎に当てられ、加えて前記つる部と前記下つる部の張力で押し当てられることにより、鼻腔と口を内側の閉じた空間で覆う、
ことを特徴とする請求項3に記載のフィルター交換マスク。
【請求項5】
前記袋状フィルターは、不織布を含む複数層からなるフィルターシートが2枚重ねられて溶着で閉じられた前方向に凸形状の袋状部と、開いた後方向に凸形状の開口部で構成される、
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のフィルター交換マスク。
【請求項6】
前記袋状フィルターは、下方向と上方向に対して45度プラスマイナス15度で前方向に傾斜した上端辺と下端辺と、該上端辺と該下端辺の前の端をつないだ前端辺からなる前方向に凸形状の前記袋状部を有す、
ことを特徴とする請求項5に記載のフィルター交換マスク。
【請求項7】
前記袋状フィルターは、重ねられた前記フィルターシートがそれぞれ開口部の後端から一定幅の範囲に離散して溶着された複数箇所を有す構成にされる、
ことを特徴とする請求項5に記載のフィルター交換マスク。
【請求項8】
前記袋状フィルターは、円弧近似の前方向に凸形状の前記袋状部を有す、
ことを特徴とする請求項5または請求項7に記載のフィルター交換マスク。
【請求項9】
前記袋状フィルターは、上下対称な外形状にされる、
ことを特徴とする請求項5から請求項8までのいずれかに記載のフィルター交換マスク。
【請求項10】
前記袋状フィルターは、左右対称な外形状にされる、
ことを特徴とする請求項5から請求項8までのいずれかに記載のフィルター交換マスク。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾルや飛沫の吸入と放出を最小化する使い捨てマスクに関する。
続きを表示(約 800 文字)【背景技術】
【0002】
エアロゾルなどの微粒子の吸入をほとんど無くし、微小飛沫の放出を低減するマスクとして、医療用に使用されるN95マスクがある。N95マスクは、特許文献1で示されるように、立体成形されたフィルターの周縁部にシール材が配置され、複数の止め紐の張力で強めに顔に当てがわれる。隙間が生じないように装着するには手間と錬度が必要であり、相対的に呼吸が苦しく、活動時や日常用途には使いにくい。
【0003】
家庭用マスクや医療用サージカルマスクは、特許文献2と特許文献3で示されるように、プリーツ形状や立体形状にされた柔軟なフィルターの左右の側縁部に伸縮する耳掛け部が設けられるが、隙間が生じやすく、エアロゾルやPM2.5などの微粒子の吸入を十分抑制できず、空気感染予防には不十分で、使用時に複数の不快感や不便が伴う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-202051号公報
特許第5837252号公報
特許第5696047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明のフィルター交換マスクは、従来のマスクが有していた、さらには、マスクの性能や価値の向上を妨げる以下の課題を解決する。
【0006】
フィルターと顔との間に隙間が生じる。
【0007】
呼気による不快な蒸れ感が伴う。
【0008】
鼻での呼気漏れによる眼鏡の曇り、ドライアイが生じやすい。
【0009】
口の開閉や顎の上下動で、マスクの下ずれ、鼻だしマスクになりやすい。
【0010】
指の接触によるフィルター呼吸面の汚れが生じやすい。
(【0011】以降は省略されています)

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