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公開番号
2024059108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-30
出願番号
2024019230
出願日
2024-02-13
発明の名称
上衣
出願人
シゲモリ株式会社
代理人
個人
主分類
A41D
27/10 20060101AFI20240422BHJP(衣類)
要約
【課題】袖ぐりの縫合等を不要として袖部の着用感が大幅に向上した上衣を提供する。
【解決手段】袖部102a、102bを構成する一対の袖部パーツ102xa、102xbと、前身頃104及び後身頃106とが一枚の生地100xで一体に形成されてなり、生地に開口100hが設けられ、その周縁が襟ぐり108となり、生地における袖部パーツの両端が接合されて筒状の袖部となり、前身頃と後身頃とが脇線L2a、L2bで接合されてなることを特徴とする上衣100である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
袖部を構成する一対の袖部パーツと、前身頃及び後身頃とが一枚の生地で一体に形成されてなり、
前記生地に開口が設けられ、その周縁が襟ぐりとなり、
前記生地における前記袖部パーツの両端が接合されて筒状の前記袖部となり、
前記前身頃と前記後身頃とが脇線で接合されてなることを特徴とする上衣。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
左袖部を構成する左袖部パーツと、左前身頃及び左後身頃とが一枚の第1生地で一体に形成され、
右袖部を構成する右袖部パーツと、右前身頃及び右後身頃とが一枚の第2生地で一体に形成され、
前記第1生地と前記第2生地とを接合してなり、
前記第1生地と前記第2生地とにそれぞれ切り欠きが設けられ、その周縁が襟ぐりとなり、
前記第1生地における前記左袖部パーツの両端が接合され、前記第2生地における前記右袖部パーツの両端が接合されて、それぞれ筒状の前記左袖部および前記右袖部となり、
前記左前身頃と前記右前身頃とが接合され、前記左後身頃と前記右後身頃とが接合され、
前記左前身頃と前記左後身頃とが左脇線で接合され、前記右前身頃と前記右後身頃とが右脇線で接合されてなることを特徴とする上衣。
【請求項3】
袖ぐりが、前記生地、又は前記第1生地と前記第2生地の所定部位を、前記襟ぐりまでダーツ折りしてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の上衣。
【請求項4】
前記ダーツ折りの折り込み襞が内部に位置することを特徴とする請求項3に記載の上衣。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、上衣に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
上衣などの衣服は、型紙に沿って生地を裁断して、両袖部、前身頃及び後身頃の4つのパーツを縫合して形成している。しかしながら、縫合部は複数素材の重なりであり、突っ張ったり、ゴロゴロして着心地を損ねたり、袖に腕を通す際に袖の縫合部の段差に手が引っかかることがある。
そこで、後身頃と両袖部とを一体の生地から形成し、後身頃と別パーツの前身頃とを脇線で接合した技術が開発されている(特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭55-99208号公報
特開2013-14864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記した従来技術の場合、依然として前身頃と両袖部とを接合する必要があり、袖部の着用感が不十分であった。
そこで、本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、袖ぐりの縫合等を不要として袖部の着用感が大幅に向上した上衣の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
すなわち、本発明の第1の態様の上衣は、袖部を構成する一対の袖部パーツと、前身頃及び後身頃とが一枚の生地で一体に形成されてなり、前記生地に開口が設けられ、その周縁が襟ぐりとなり、前記生地における前記袖部パーツの両端が接合されて筒状の前記袖部となり、前記前身頃と前記後身頃とが脇線で接合されてなることを特徴とする。
【0006】
第1の態様の上衣によれば、袖部パーツと、前身頃1及び後身頃とが、一枚の生地で一体に形成されているので、これらを縫合等により接合して上衣を形成した際、袖ぐり部分が縫合等されずに生地で繋がっている。
このため、袖ぐり部分を縫合等した際に生じる硬い重なり部や縫合線が存在せず、袖部の着用感が大幅に向上する。又、袖ぐり部分の接合が不要になるので生地の裁断と縫製等の時間の短縮で生産性が向上する。
【0007】
本発明の第2の態様の上衣は、左袖部を構成する左袖部パーツと、左前身頃及び左後身頃とが一枚の第1生地で一体に形成され、右袖部を構成する右袖部パーツと、右前身頃及び右後身頃とが一枚の第2生地で一体に形成され、前記第1生地と前記第2生地とを接合してなり、前記第1生地と前記第2生地とにそれぞれ切り欠きが設けられ、その周縁が襟ぐりとなり、前記第1生地における前記左袖部パーツの両端が接合され、前記第2生地における前記右袖部パーツの両端が接合されて、それぞれ筒状の前記左袖部および前記右袖部となり、前記左前身頃と前記右前身頃とが接合され、前記左後身頃と前記右後身頃とが接合され、前記左前身頃と前記左後身頃とが左脇線で接合され、前記右前身頃と前記右後身頃とが右脇線で接合されてなることを特徴とする。
【0008】
第2の態様の上衣によれば、袖部パーツと、前身頃1及び後身頃とが、第1生地と第2生地の2枚の生地で一体に形成されているので、これらを縫合等により接合して上衣を形成した際、袖ぐり部分が縫合等されずに生地で繋がっている。
このため、袖ぐり部分を縫合等した際に生じる硬い重なり部や縫合線が存在せず、袖部の着用感が大幅に向上する。又、袖ぐり部分の接合が不要になるので生地の裁断と縫製等の時間の短縮で生産性が向上する。
【0009】
本発明の上衣において、袖ぐりが、前記生地、又は前記第1生地と前記第2生地の所定部位を、前記襟ぐりまでダーツ折りしてなっていてもよい。
この上衣によれば、袖ぐりがダーツ折りで立体的になり、ダーツ折りによる折り込み襞は、袖部への腕の出し入れに応じて自由に動くので、縫合線に比べて着脱時の腕の出し入れや、下着に対する引っ掛かりが無く、滑りが良く、着用し易いと共に着用して腕を動かしやすくなり、着用感がより一層向上する。
【0010】
本発明の上衣において、前記ダーツ折りの折り込み襞が内部に位置してもよい。
この上衣によれば、引き上げた袖部を降ろした際の、肩の前後の生地の余りを、各袖ぐりのダーツ内側の折り込み襞が凹んで吸収するので、美しいシルエットを維持することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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