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公開番号2023167746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-24
出願番号2022079163
出願日2022-05-13
発明の名称正座補助衣類
出願人個人
代理人個人
主分類A41B 9/02 20060101AFI20231116BHJP(衣類)
要約【課題】ユーザが長時間正座をする場合であっても足前面部への負担を軽減し、足部の痺れの発生を抑制し得る正座補助衣類を提供する。
【解決手段】本明細書で開示される正座補助衣類は、ユーザの脚を片方ずつ包む二本の筒部を有する略ズボン状の衣類と、前記衣類のうち、前記衣類を着用する前記ユーザの下腿と足首との少なくとも一方を含む下腿周辺部を包む範囲に取り付けられている補助具と、第1クッション部材と、を備える。前記補助具は、剛性材によって筒状に形成されており、周壁のうち前記衣類を着用する前記ユーザの向う脛に対向する部分が切り欠かれた開放部を有している。前記第1クッション部材は、前記衣類を着用する前記ユーザの足首の前面と足の甲との少なくとも一方を含む足前面部に対向する範囲に備えられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの脚を片方ずつ包む二本の筒部を有する略ズボン状の衣類と、
前記衣類のうち、前記衣類を着用する前記ユーザの下腿と足首との少なくとも一方を含む下腿周辺部を包む範囲に取り付けられている補助具と、
第1クッション部材と、を備え、
前記補助具は、剛性材によって筒状に形成されており、周壁のうち前記衣類を着用する前記ユーザの向う脛に対向する部分が切り欠かれた開放部を有しており、
前記第1クッション部材は、前記衣類を着用する前記ユーザの足首の前面と足の甲との少なくとも一方を含む足前面部に対向する範囲に備えられている、
正座補助衣類。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記本体は、前記衣類を着用する前記ユーザの前記下腿が延びる方向に沿って波型に形成されている、請求項1に記載の正座補助衣類。
【請求項3】
前記補助具は、前記本体の背面部の外側に備えられている第2クッション部材をさらに備える、請求項1に記載の正座補助衣類。
【請求項4】
前記補助具は、前記衣類の内側のうち、前記衣類を着用する前記ユーザの前記下腿周辺部を包む範囲に取り付けられており、
前記第1クッション部材は、前記衣類の内側のうち、前記衣類を着用する前記ユーザの前記足前面部に対向する範囲に備えられている、請求項1に記載の正座補助衣類。
【請求項5】
前記本体の内周面が布材で被覆されている、請求項1に記載の正座補助衣類。
【請求項6】
前記布材は、前記衣類を構成する布地の一部である、請求項5に記載の正座補助衣類。
【請求項7】
前記衣類は、下半身用の下着である、請求項1に記載の正座補助衣類。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、ユーザの正座を補助する正座補助衣類に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、脚の下方部に装着可能であって、体重を略大腿部の下で受けることができる左右一対の座台からなる正座用の痺れ防止装置を開示する。座台は断面馬蹄形の略筒状に形成されている。使用時には、使用者の脚の下方部に座台を取り付ける。この状態で使用者が正座をすると、体重の大部分が両方の座台によって受けられる。これによって足への負担の軽減および足の痺れの防止を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平3-118044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、使用者が正座する場合、使用者の足首の前面及び足の甲が着座面(床など)に直接接する。そのため、長時間正座する場合に、使用者の足首の前面及び足の甲への負担が大きくなり、足(足首より下の部分)の痺れが発生するおそれがある。
【0005】
本明細書では、ユーザが長時間正座をする場合であっても足前面部への負担を軽減し、足の痺れの発生を抑制し得る正座補助衣類を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示される正座補助衣類は、ユーザの脚を片方ずつ包む二本の筒部を有する略ズボン状の衣類と、前記衣類のうち、前記衣類を着用する前記ユーザの下腿と足首との少なくとも一方を含む下腿周辺部を包む範囲に取り付けられている補助具と、第1クッション部材と、を備える。前記補助具は、剛性材によって筒状に形成されており、周壁のうち前記衣類を着用する前記ユーザの向う脛に対向する部分が切り欠かれた開放部を有している。前記第1クッション部材は、前記衣類を着用する前記ユーザの足首の前面と足の甲との少なくとも一方を含む足前面部に対向する範囲に備えられている。
【0007】
ユーザが上記の正座補助衣類を着用した状態で正座をすると、ユーザの臀部から大腿部は補助具の背面部(即ち、下腿周辺部の背面側を囲む部分)上に載る。このため、ユーザの体重の大部分は補助具によって支持される。正座時の下腿周辺部(下腿と足首とのうちの一部)への負担が大幅に軽減される。さらに、足前面部に第1クッション部材が当接し、足前面部が着座面である床などと直接接触しない。そのため、ユーザが長時間正座をする場合であっても足前面部への負担が軽減し、足の痺れの発生が抑制される。
【0008】
前記本体は、前記衣類を着用する前記ユーザの前記下腿が延びる方向に沿って波型に形成されていてもよい。
【0009】
この構成によると、本体はユーザの下腿が延びる方向に沿って波型に形成された筒状に形成される。本体が波型筒状に形成されることで、本体が波型でない場合と比べて本体の剛性が向上する。その分本体を軽量化させ得る。上記の構成によると、本体を軽量かつ高剛性に形成することができる。
【0010】
前記補助具は、前記本体の背面部の外側に備えられている第2クッション部材をさらに備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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