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公開番号2024027273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022129941
出願日2022-08-17
発明の名称装着具
出願人岡本株式会社
代理人個人,個人
主分類A41B 11/00 20060101AFI20240222BHJP(衣類)
要約【課題】本発明の課題は、装着時の歩行・運動等の動きにおけるズレ・脱げを防止することができるとともに、締め付けすぎない着用感の良い装着具を提供する。
【解決手段】本発明に係る装着具1は、被覆部120,と第1筒部130と第2筒部110とを備える。被覆部は、装着された状態において踵、膝および肘のいずれかを覆う。第1筒部は、被覆部の第1側の端から第1側に延び、筒形状を呈する。第2筒部は、被覆部の第1側と異なる第2側の端から第2側に延び、筒形状を呈し、被覆部を介して第1筒部と連続する。また、第1筒部は、第1周設部131と第1低伸縮部132とを有する。第1周設部は、第1筒部に周設され、第1表糸および第1表糸より摩擦係数が高い第1裏糸から編成される。第1低伸縮部は、第1周設部の中に編成され、第1周設部より低伸縮である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
装着された状態において踵、膝および肘のいずれかを覆う被覆部と、
前記被覆部の第1側の端から前記第1側に延び、筒形状を呈する第1筒部と、
前記被覆部の前記第1側と異なる第2側の端から前記第2側に延び、筒形状を呈し、前記被覆部を介して前記第1筒部と連続する第2筒部と
を備え、
前記第1筒部は、第1周設部と第1低伸縮部とを有し、
前記第1周設部は、前記第1筒部に周設され、第1表糸および前記第1表糸より摩擦係数が高い第1裏糸から編成され、
前記第1低伸縮部は、前記第1周設部の中に編成され、前記第1周設部より低伸縮である
装着具。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第1周設部の内側は、前記被覆部の内側より摩擦係数が高く、
前記第1低伸縮部は、前記被覆部より低伸縮である
請求項1に記載の装着具。
【請求項3】
前記第1低伸縮部が、ボス糸挿入により形成されている
請求項2に記載の装着具。
【請求項4】
前記第2筒部は、第2周設部と第2低伸縮部とを有し、
前記第2周設部は、前記第2筒部に周設され、第2表糸および前記第2表糸より摩擦係数が高い第2裏糸から編成され、
前記第2低伸縮部は、前記第2周設部の中に編成され、前記第2周設部より低伸縮である
請求項1から3のいずれか1項に記載の装着具。
【請求項5】
前記第2周設部の内側は、前記被覆部の内側より摩擦係数が高く、
前記第2低伸縮部は、前記被覆部より低伸縮である
請求項4に記載の装着具。
【請求項6】
前記第2低伸縮部が、ボス糸挿入により形成されている
請求項5に記載の装着具。
【請求項7】
前記第1筒部の前記第2筒部の側の反対側に形成され、前記第1表糸より摩擦係数が高い第3表糸から編成される通し口部をさらに備える、請求項1または2に記載の装着具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フットウェア、膝サポータおよび肘サポータなどの装着具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
過去に「足首部に周設された締付部を備えた靴下であって、前記締付部は、口ゴム部を除く靴下の他の部位よりも締め付け力が強くなるように編成したことを特徴とする靴下」が提案されている(例えば、実用新案登録第3103687号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3103687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のような靴下などの装着具では、踵、膝および肘のいずれかを覆う被覆部の上側の締付部の締め付け力が、装着時の歩行・運動等の動きにおけるズレ・脱げを防止している。一方で締め付け力が強すぎる場合、装着後肌に跡が残る、締め付けが不快などの着用感の低下につながることがある。このため、近年、装着時の歩行・運動等の動きにおけるズレ・脱げを防止することができるとともに、締め付けすぎない着用感の良い装着具が求められている。
【0005】
本発明の課題は、装着時の歩行・運動等の動きにおけるズレ・脱げを防止することができるとともに、締め付けすぎない着用感の良い装着具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1局面に係る装着具は、被覆部と第1筒部と第2筒部とを備える。被覆部は、装着された状態において踵、膝および肘のいずれかを覆う。第1筒部は、被覆部の第1側の端から第1側に延び、筒形状を呈する。第2筒部は、被覆部の第1側と異なる第2側の端から第2側に延び、筒形状を呈し、被覆部を介して第1筒部と連続する。また、第1筒部は、第1周設部と第1低伸縮部とを有する。第1周設部は、第1筒部に周設され、第1表糸および第1表糸より摩擦係数が高い第1裏糸から編成される。なお、「周設される」とは、ある部の周方向に沿って形成されることを意味し、欠けがない環状になるように形成されてもよいし、1箇所以上が欠けた環状になるように形成されてもよい。第1低伸縮部は、第1周設部の中に編成され、第1周設部より低伸縮である。
【0007】
上記構成によれば、装着具がスニーカーソックス(登録商標),フットカバー等の踝までを覆う高さを有する、すなわち、踝より上の部位を覆う部位が存在しないフットウェア(以下「踝丈フットウェア」という)である場合、装着時において被覆部が踵を覆い第1筒部が足首を覆い第2筒部が足の甲側および底側を覆う。そして、装着時において、第1筒部の第1低伸縮部によって第1筒部が足首を締め付けると共に、第1筒部の第1周設部の比較的摩擦係数が高い第1裏糸によって第1筒部が足首に対して滑りにくい状態になる。また、装着具が膝サポータである場合、装着時において被覆部が膝を覆い第1筒部が膝上を覆い第2筒部が膝下を覆う。そして、装着時において、第1筒部の第1低伸縮部によって第1筒部が膝上を締め付けると共に、第1筒部の第1周設部の比較的摩擦係数が高い第1裏糸によって第1筒部が膝上に対して滑りにくい状態になる。また、装着具が肘サポータである場合、装着時において被覆部が肘を覆い第1筒部が肘上を覆い第2筒部が肘下を覆う。そして、装着時において、第1筒部の第1低伸縮部によって第1筒部が肘上を締め付けると共に、第1筒部の第1周設部の比較的摩擦係数が高い第1裏糸によって第1筒部が肘上に対して滑りにくい状態になる。なお、ここで、第1筒部の第1低伸縮部の締め付け力は、従来の装着具における締付部の締め付け力より弱くすることができる。このため、この装着具では、装着時の歩行・運動等の動きにおけるズレ・脱げを防止することができるとともに、締め付けすぎずに着用感を良くすることができる。
【0008】
本発明の第2局面に係る装着具は、第1局面に係る装着具であって、第1周設部の内側は、被覆部の内側より摩擦係数が高い。また、第1低伸縮部は、被覆部より低伸縮である。
【0009】
上記構成によれば、装着時の歩行・運動等の動きにおけるズレ・脱げをさらに防止することができる。
【0010】
本発明の第3局面に係る装着具は、第2局面に係る装着具であって、第1低伸縮部が、ボス糸挿入により形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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