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公開番号2023137667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-29
出願番号2022043963
出願日2022-03-18
発明の名称衣服
出願人ハイドサイン株式会社
代理人個人
主分類A41D 1/06 20060101AFI20230922BHJP(衣類)
要約【課題】汗染み等を抑えることのできる衣服を提供する。
【解決手段】作業着等のユニフォームのパンツにおいて、パンツ本体1の内側に、吸水性を有する布パーツ3が設けられる。布パーツ3は、パンツ本体1の前部と後部とに架け渡すようにして、股下に配置される。このように布パーツ3が配置されるので、下着の透けが軽減される。また、布パーツ3が経血や汗を受け止めて吸収し、経血のパンツ本体1側への漏れや、発汗によるパンツ本体1の汗染みを抑えることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
衣服本体と、
衣服本体の内側の所定の位置に設けられた、吸水性を有する布パーツとを備え、
前記布パーツは、その一部が前記衣服本体に固定されることを特徴とする衣服。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記衣服はパンツであり、
前記布パーツは、前記衣服本体であるパンツ本体の前部と後部とに架け渡すようにして、股下に配置されることを特徴とする請求項1に記載の衣服。
【請求項3】
前記布パーツの前端部及び後端部が、前記パンツ本体の前部及び後部にそれぞれ縫い付けられて固定されることを特徴とする請求項2に記載の衣服。
【請求項4】
前記パンツ本体の後部の腰部の一部が、伸縮性を有する布材により構成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の衣服。
【請求項5】
前記衣服はトップスであり、
前記布パーツは、前記衣服本体であるトップス本体の袖の上腕の下部と、身頃のうちの前記袖がつながるアームホールの下方位置とに架け渡すようにして、腋に配置されることを特徴とする請求項1に記載の衣服。
【請求項6】
前記トップス本体は、前記袖の上腕の下部から、前記身頃のうちの前記アームホールの下方位置に至る部分が、伸縮性を有する布材により構成されることを特徴とする請求項5に記載の衣服。
【請求項7】
前記布パーツは、少なくとも、着用者側に位置する、吸水性を有する生地と、前記衣服本体側に位置する、防水性を有する生地とを重ねた層構造を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の衣服。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衣服に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、SDGsにおけるダイバーシティーやジェンダーレスの気運から、女性の様々な現場への進出が顕著となっている。
しかしながら、例えば建設、運送、製造等の現場はこれまで男性が多かったこともあり、企業が貸与又は支給する作業着等のユニフォーム(制服)は、男性のニーズを中心に採択されたものがほとんどである。そのため、男女の性差における身体的特徴等に鑑みたユニフォームは少ないのが実情である。
例えば、ユニフォームにおいて、暑熱対策で薄い生地を使用したり、企業カラーや職種イメージでの色選択において淡色を使用したりすることがある。この場合、下着が透けたり、汗が染みたりすることがあり、女性の方が抵抗を感じる傾向が強いといえる。また、ズボン等の下衣においては、経血の漏れリスクが考慮されておらず、現場で困る女性が多い。
その一方で、比率的に少ない女性のニーズを優先的に採択して、暑熱対策や色選択を犠牲にするのも問題がある。
【0003】
特許文献1には、下半身に着用されるインナーとアウターとの間に着用される防水透湿下着が提案されている。この防水透湿下着は、布地が、基布と防水透湿性を有するメンブレンとのラミネートによって構成されているので、防水透湿下着の内側に着用されるインナー(例えば、ショーツ,生理用ショーツ,ブリーフ)を透って経血や尿が漏れ出た場合でも、これら経血や尿が、防水透湿下着の外側に着用されるアウター(例えば、スカート,ズボン)に付着することを防止するとともに、内側の水蒸気等を外側に透過させて内側が蒸れるのを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2011/027468号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように、インナーやアウターとは別の防水透湿下着では、それを着用するか否かは着用者に依存するため、着用者が着用し忘れるようなこともある。また、アウターと防水透湿下着の色合い等の関係によっては、防水透湿下着が透けてしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、汗染み等を抑えることのできる衣服を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の衣服は、衣服本体と、衣服本体の内側の所定の位置に設けられた、吸水性を有する布パーツとを備え、前記布パーツは、その一部が前記衣服本体に固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、汗染み等を抑えることのできる衣服を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係るパンツを示す図である。
第1の実施形態に係るパンツの内側の要部を示す図である。
布パーツを示す図である。
布パーツの層構造を説明するための図である。
第1の実施形態の変形例に係るパンツの内側の要部を示す図である。
第2の実施形態に係るトップスの一部を示す図である。
第2の実施形態の変形例に係るトップスの一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、本発明を作業着等のユニフォームのパンツ(ズボン)に適用した例を説明する。パンツとは、股下で二つに分かれ、足を片方ずつ包むようになっている衣服である。
図1は、第1の実施形態に係るパンツを示す図であり、(a)が正面図、(b)が背面図である。図2は、第1の実施形態に係るパンツの内側の要部を示す図であり、(a)が正面図、(b)が背面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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