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公開番号2023138024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-29
出願番号2022044504
出願日2022-03-18
発明の名称簡易マスク
出願人KBセーレン株式会社
代理人
主分類A41D 13/11 20060101AFI20230922BHJP(衣類)
要約【課題】 繰り替えし何度も使用でき、外観に優れ、着用時にずれにくく、眼鏡が曇りにくく、顔面の蒸れ、息苦しさ、耳の痛みがない着用感に優れるマスクを提供することを目的とする。
【解決手段】 口鼻を含む顔面にフィルターを押さえるための簡易マスクであって、破断強度が680cN/20mm以上であり、破断伸度が360%以上であり、50%モジュラスが130cN/20mm以上であり、100%伸長回復率が90%以上であり、目付が60~90g/m2である一層のポリウレタン弾性不織布からなり、口鼻を含む顔面を覆うための口鼻覆部と、耳に掛けるための一対の耳掛け部を備え、特定の形状の一対の耳挿入孔を有する簡易マスク。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
口鼻を含む顔面にフィルターを押さえるための簡易マスクであって、一層のポリウレタン弾性不織布からなり、口鼻を含む顔面を覆うための口鼻覆部と、耳に掛けるための一対の耳掛け部を備え、
前記口鼻覆部は長方形であり、前記一対の耳掛け部は、それぞれが前記口鼻覆部の短辺と、前記短辺から外側へ向けて短辺の上端から短辺の下端へ連続して形成された曲線とで囲まれており、
前記口鼻覆部の短辺の中心同士を通る直線を簡易マスクの長軸としたときに、前記連続して形成された曲線は、前記短辺から離れるにつれて前記簡易マスクの長軸に近づく曲線であり、第1点及び第2点を通り、前記第1点及び前記第2点間の曲線は円弧であり、
前記口鼻覆部の長辺の長さが150~170mmであり、前記短辺の長さが110~130mmであり、前記円弧の中心点同士の距離が、330~350mmであり、前記円弧の中心点の曲率半径が40~50mmであり、前記第1点と第2点の距離が70~90mmであり、
前記マスクは、耳を通すための一対の耳挿入孔を有し、それぞれの耳挿入孔は、外側円、内側円、前記外側円と前記内側円の互いに交差しない二つの共通接線とで囲まれており、前記外側円は簡易マスクの長軸方向に長い楕円であり、前記楕円の長軸が57~69mmであり、前記楕円の短軸が53~63mmであり、前記内側円は半径が1~4mmであり、前記内側円は前記外側円と前記簡易マスクの重心との間に位置し、前記外側円の円周上で前記円弧の中心点に最も近い点を外側円頂点、前記内側円の円周上で簡易マスクの重心に最も近い点を内側円頂点としたときに、前記外側円頂点と内側頂点の距離が70~90mmであり、
前記簡易マスク及び前記耳挿入孔は前記簡易マスクの長軸に対して線対称の形状であり、前記ポリウレタン弾性不織布は、引張強度が680cN/20mm以上であり、破断伸度が360%以上であり、50%モジュラスが130cN/20mm以上であり、100%伸長回復率が90%以上であり、目付が60~90g/mm

であることを特徴とする簡易マスク。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記一対の耳掛け部はいずれも外側円頂点と円弧の中心点との距離が10~20mmである請求項1記載の簡易マスク。
【請求項3】
前記ポリウレタン弾性不織布の通気度が280cc/cm

/s以上である請求項1又は2記載の簡易マスク。
【請求項4】
前記ポリウレタン弾性不織布の厚さが0.25~0.4mmである請求項1~3記載の簡易マスク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
口鼻を含む顔面にフィルターを押さえるための簡易マスクに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年花粉症対策やインフルエンザ対策、その他感染症対策等で飛沫を防ぐためにマスクを着用する人が増えている。マスクは優れた着用感が要求されている。また、ウイルスの流行によりマスクが品切れとなることもあり、昨今、マスクを洗濯して繰り返し使用する人がいる。洗濯が可能な織編物からマスクを自作する人もいる程、日々の生活の中でマスクに関する注目度が高まっており、着用感に優れるだけでなく、繰り返し何度も使用できることや優れた外観が求められている。
【0003】
一般的なマスクは、マスク本体と耳掛け部とからなり、マスク本体の材質としては綿などの天然繊維のガーゼ又は化学繊維の不織布が使用される。マスクの形状としては平型、プリーツ型及び立体型がある。例えば、平型のマスクには通常はガーゼを含む織布が使用され、プリーツ型及び立体型のマスクには通常は不織布が使用される。
【0004】
上記のガーゼを含む織布が使用される平型のマスクは、平型の生地が口鼻を含む顔面に密着するため、呼吸がしにくく、口を大きく動かして話をするとマスクがずれやすい。織布を多数重ねている場合には、長時間着用していると顔面が蒸れやすく、圧迫感及び耳の痛みを感じ、着用感は悪かった。また、洗濯する度にマスク全体が収縮してしまい、着用感が悪くなることもあり、繰り返し何度も使用できなかった。
【0005】
上記の不織布が使用されるプリーツ型及び立体型のマスクは、口鼻周辺に空間ができるため平型のマスクと比べると呼吸が楽であり、マスクもずれにくいが、平型のマスクと同様に長時間の着用により耳が痛くなる。また、いずれも洗濯する度に不織布が毛羽立ち、肌ざわりも悪くなり、繰り返し何度も使用できなかった。
【0006】
上記のように平型、プリーツ型及び立体型マスクはいずれも飛沫を防ぐことはできるが着用感に問題があった。例えば、口を大きく動かして話をするとマスクがずれ、マスクと鼻の間にできる隙間から呼気が出てメガネを曇らせる。また、マスクを長時間着用していると顔面の蒸れ、息苦しさ、耳の痛みを感じる。また、いずれも繰り返し何度も使用できるものではなかった。
【0007】
上記の着用感の問題を解決するために様々な工夫がされてきた。例えば耳の痛みを軽減するために耳掛け部の長さを調節できるマスクがある(特許文献1)。また、耳掛け部に保湿剤を塗布することで耳にかかる摩擦を軽減するマスクがある(特許文献2)。
【0008】
また、眼鏡の曇りの原因となるマスクと鼻の間にできる隙間をなくすために、鼻の外形に沿って変形かつ維持できる押さえ部材を鼻当て部材を備えたマスクがある(特許文献3)。
【0009】
繰り返し使用できる再利用性の高いマスクとして、ゴム紐に備えられた取付け器具をガーゼやハンカチなどの布の両端に挟んで耳掛け紐として緊急用マスクを自作する技術が開示されている。(特許文献4)
【0010】
また、耳掛け紐に備えられた取付け器具により両端を保持してマスクとして使用するためのマスク兼用ティッシュペーパーがある(特許文献5)。このようなものは両辺の端部がヒートシールされて強度が高くなっており、破れにくくなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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