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公開番号2024059268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022166849
出願日2022-10-18
発明の名称膝用サポーター
出願人個人,個人
代理人個人
主分類A41D 13/06 20060101AFI20240423BHJP(衣類)
要約【課題】膝関節への負担を招く大腿部の内旋と下腿部の外旋を抑制することで怪我の予防および運動効果をより向上させることができる膝用サポーターを提供すること。
【解決手段】膝用サポーター10は、装着時に膝の周囲を覆い、膝の両側方向に延在する一対の膝側部装着部14,18と、膝の上部両側方向に延在する一対の膝上装着部13,17と、を有する本体部11,12と、膝の上部外側方向に延在する膝上装着部17の端部に、第1伸縮部21を介して接続された膝上ストラップ22と、膝の内側方向に延在する膝側部装着部18の端部に、第2伸縮部24を介して接続された膝下ストラップ25と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
装着時に膝の周囲を覆い、前記膝の両側方向に延在する一対の膝側部装着部と、前記膝の上部両側方向に延在する一対の膝上装着部と、を有する本体部と、
前記膝の上部外側方向に延在する前記膝上装着部の端部に、第1伸縮部を介して接続された膝上ストラップと、
前記膝の内側方向に延在する前記膝側部装着部の端部に、第2伸縮部を介して接続された膝下ストラップと、
を備える、膝用サポーター。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記本体部が、前記膝の外側側面を覆う外側本体部と、前記膝の内側側面を覆う内側本体部と、からなり、
前記外側本体部と、前記膝の上部内側方向に延在する前記膝上装着部と、前記膝の外側方向に延在する前記膝側部装着部と、が一体的に形成され、
前記内側本体部と、前記膝の上部外側方向に延在する前記膝上装着部と、前記膝の内側方向に延在する前記膝側部装着部と、が一体的に形成され、
前記外側本体部と前記内側本体部とが、前記膝の上部位置で交差して接続されている、請求項1に記載の膝用サポーター。
【請求項3】
前記膝上ストラップの裏面側および前記本体部の前記膝の上部位置の表面側と、前記膝下ストラップの裏面側および前記本体部の前記膝の下部位置の表面側と、にストラップ用着脱部がそれぞれ取り付けられた、請求項1に記載の膝用サポーター。
【請求項4】
前記膝の上部外側方向に延在する前記膝上装着部の裏面側および前記膝の上部内側方向に延在する前記膝上装着部の表面側と、前記膝の内側方向に延在する前記膝側部装着部の裏面側および前記膝の外側方向に延在する前記膝側部装着部の表面側と、に装着部用着脱部がそれぞれ取り付けられた、請求項3に記載の膝用サポーター。
【請求項5】
前記本体部の前記膝に当接する位置に、円形状の空洞部が形成されている、請求項1に記載の膝用サポーター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装着時に膝の周囲に巻き付けて膝を覆う膝用サポーターに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、膝関節の周りに巻き付けて膝を覆いつつ、収縮力が生じる部材を用いて膝関節の内旋を抑制できる膝用サポーターが知られている。これにより、膝関節の運動効果を向上できるとされている。
【0003】
例えば特許文献1には、装着時に膝関節の周囲を覆って固定される本体部と、前記本体部の表面に配置され、外力により伸長可能なZ 形状のストラップと、を備え、前記ストラップは、前記本体部の膝下部の膝内側部側から膝外側部を通り前記本体部の膝上部の膝裏側まで傾斜状に配置され、両端部に前記本体部と脱着可能な脱着部が設けられる傾斜部と、前記傾斜部の前記膝上部側の第1の端部から前記膝外側部側へ延在して端部が前記本体部に固定される第1水平部と、前記傾斜部の前記膝下部側の第2の端部から前記第1水平部と反対側へ延在して端部が前記本体部に固定される第2水平部と、を有する、膝用サポーターが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-088793号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の膝用サポーターは、内旋を抑制することができるストラップを備えているが、外旋の抑制までは考慮されていない。また、特許文献1の膝用サポーターは、膝関節の周りを重厚に覆っているため、膝関節の可動域を制限させてしまう可能性がある。
【0006】
本発明は、上記問題を解決するため、膝関節の内旋および外旋を抑制することで怪我の予防および運動効果をより向上させることができる膝用サポーターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る膝用サポーターは、装着時に膝の周囲を覆い、前記膝の両側方向に延在する一対の膝側部装着部と、前記膝の上部両側方向に延在する一対の膝上装着部と、を有する本体部と、前記膝の上部外側方向に延在する前記膝上装着部の端部に、第1伸縮部を介して接続された膝上ストラップと、前記膝の内側方向に延在する前記膝側部装着部の端部に、第2伸縮部を介して接続された膝下ストラップと、を備える。
【0008】
上記構成において、前記本体部が、前記膝の外側側面を覆う外側本体部と、前記膝の内側側面を覆う内側本体部と、からなり、前記外側本体部と、前記膝の上部内側方向に延在する前記膝上装着部と、前記膝の外側方向に延在する前記膝側部装着部と、が一体的に形成され、前記内側本体部と、前記膝の上部外側方向に延在する前記膝上装着部と、前記膝の内側方向に延在する前記膝側部装着部と、が一体的に形成され、 前記外側本体部と前記内側本体部とが、前記膝の上部位置で交差して接続されていてもよい。
【0009】
上記構成において、前記膝上ストラップの裏面側および前記本体部の前記膝の上部位置の表面側と、前記膝下ストラップの裏面側および前記本体部の前記膝の下部位置の表面側と、にストラップ用着脱部がそれぞれ取り付けられていてもよい。
【0010】
上記構成において、前記膝の上部外側方向に延在する前記膝上装着部の裏面側および前記膝の上部内側方向に延在する前記膝上装着部の表面側と、前記膝の内側方向に延在する前記膝側部装着部の裏面側および前記膝の外側方向に延在する前記膝側部装着部の表面側と、に装着部用着脱部がそれぞれ取り付けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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