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公開番号2024136764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047998
出願日2023-03-24
発明の名称ズボン
出願人双葉商事株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類A41D 1/06 20060101AFI20240927BHJP(衣類)
要約【課題】本発明は、着用者の腰部の不用意な露出を抑制することができるとともに、着用者の見栄えを損ねることのないズボンを提供することを課題とする。
【解決手段】前身頃と、後身頃と、前記前身頃及び前記後身頃を接合する一対の接合布とを備え、前記前身頃は、前記ズボンの前側上端縁を含み、前記後身頃は、前記ズボンの後側上端縁を含み、前記前側上端縁は、前記ズボンの幅方向における一対の端を有し、前記後側上端縁は、前記ズボンの幅方向における一対の端を有し、前記前側上端縁に沿うように仮想線を引いたときに、前記後側上端縁が前記仮想線よりも上方に位置するように構成され、前記接合布は、前記前側上端縁の前記端と前記後側上端縁の前記端とを接合する傾斜上端縁を有する、ズボン。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ズボンであって、
前身頃と、後身頃と、前記前身頃及び前記後身頃を接合する一対の接合布とを備え、
前記前身頃は、前記ズボンの前側上端縁を含み、
前記後身頃は、前記ズボンの後側上端縁を含み、
前記前側上端縁は、前記ズボンの幅方向における一対の端を有し、
前記後側上端縁は、前記ズボンの幅方向における一対の端を有し、
前記前側上端縁に沿うように仮想線を引いたときに、前記後側上端縁が前記仮想線よりも上方に位置するように構成され、
前記接合布は、前記前側上端縁の前記端と前記後側上端縁の前記端とを接合する傾斜上端縁を有する、ズボン。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記接合布は、前記前身頃及び前記後身頃を構成する布よりも高い伸縮性を有する、請求項1に記載のズボン。
【請求項3】
前記後身頃は、前記ズボンの後ウエスト部を含み、
前記後ウエスト部の裏面には、前記ズボンのずれ落ちを抑制するための滑り止め部が形成されている、請求項1又は2に記載のズボン。
【請求項4】
前記前身頃は、前記ズボンの前ウエスト部を含み、
前記滑り止め部は、前記後ウエスト部の長さ方向に沿って延びる線状であり、前記前ウエスト部に対向するように配されている、請求項3に記載のズボン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ズボンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、着用者の腰部等の不用意な露出を抑制可能に構成されたズボンが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、着用者を正面から被覆する前身頃と、着用者を背面から被覆する後身頃とを備え、後身頃の上端縁が前身頃の上端縁よりも上方に位置するズボンが記載されている。すなわち、特許文献1のズボンでは、後身頃が、前身頃の上端縁よりも上方に位置し得る延出部分を有する。そして、特許文献1のズボンによれば、着用者が前屈の姿勢をとって腰部が後身頃から離れる方向に移動した場合であっても、前記延出部分によって腰部の露出を抑制できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3673872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のズボンは、前記延出部分における一対の側端縁部がいずれの部分にも接合されていないため、該延在部分が後側に倒れる等して着用者から離反し易く、それによって、着用者の腰部を露出させるおそれがある。
【0006】
また、特許文献1のズボンは、前身頃と後身頃との境界部分に不自然な段差が形成されており、言い換えれば、ズボンの上端縁がいびつな形状を有するものとなっているため、着用者の見栄えを悪くするおそれがある。
【0007】
上記事情に鑑み、本発明は、着用者の腰部の不用意な露出を抑制することができるとともに、着用者の見栄えを損ねることのないズボンを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るズボンは、
前身頃と、後身頃と、前記前身頃及び前記後身頃を接合する一対の接合布とを備え、
前記前身頃は、前記ズボンの前側上端縁を含み、
前記後身頃は、前記ズボンの後側上端縁を含み、
前記前側上端縁は、前記ズボンの幅方向における一対の端を有し、
前記後側上端縁は、前記ズボンの幅方向における一対の端を有し、
前記前側上端縁に沿うように仮想線を引いたときに、前記後側上端縁が前記仮想線よりも上方に位置するように構成され、
前記接合布は、前記前側上端縁の前記端と前記後側上端縁の前記端とを接合する傾斜上端縁を有する。
【0009】
かかる構成によれば、後身頃の後側上端縁が前記仮想線よりも上方に位置するように構成されており且つ前側上端縁及び後側上端縁のそれぞれの端が接合布における傾斜上端縁で接合されているため、着用者の腰部の不用意な露出を抑制することができる。また、前身頃の前側上端縁と後身頃の後側上端縁とが接合布の傾斜上端縁を介して接合されていることによって、ズボンの上端縁における不自然さが抑制されるため、着用者の見栄えを損ねないようにすることができる。
【0010】
また、本発明に係るズボンは、好ましくは、
前記接合布は、前記前身頃及び前記後身頃を構成する布よりも高い伸縮性を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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