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公開番号2024091969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-05
出願番号2024073267
出願日2024-04-27
発明の名称ハンカチ
出願人株式会社三愛
代理人個人
主分類A41B 15/00 20060101AFI20240628BHJP(衣類)
要約【課題】皺が発生しにくく、しかも発生した皺をアイロンを使用することなく簡単に除去できるハンカチを提供する。
【解決手段】
ハンカチ1は、ポリエステル長繊維糸と、ポリウレタン糸による編み生地2であり、編み生地2においてポリウレタンの重量比が5%以上20%以下であり、生機から40%以上60%以下の大きさになるように収縮させられ生地より成り、裁断による縁線3を外周に有し、皺が発生しにくく、皺が発生した場合にはハンカチ1を手で引っ張って伸ばし、力を解放して元の形状に復元させるだけで皺を除去することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ポリエステル長繊維糸とポリウレタン糸による編み生地であり、編み生地においてポリウレタンの重量比が5%以上20%以下であり、生機から40%以上60%以下の大きさになるように収縮させられ生地より成り、裁断による縁線を外周に有するハンカチ。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
表地と裏地およびその間のつなぎ糸を有するダンボールニットであり、表地と裏地には第1のポリエステル長繊維糸が表れ、ポリウレタン糸が表地と裏地のそれぞれ表地と裏地の間の中間層に入り、第2のポリエステル長繊維糸がつなぎ糸である編み生地であり、編み生地においてポリウレタンの重量比が5%以上20%以下であり、生機から40%以上60%以下の大きさになるように収縮させられ生地より成り、裁断による縁線を外周に有するハンカチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、皺になりにくく、アイロンがけの不要なハンカチに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
標準的なハンカチは綿糸による平織り生地よりなり、その外形寸法は45cm四方である。このハンカチを複数回折り畳んでポケットなどに入れて持ち運ぶ。このハンカチは使用や洗濯により皺が発生しやすく、皺を伸ばすためにはその都度アイロンがけをする必要がある。
【0003】
特許文献1~3にはアイロン掛けが不要なハンカチについて記載されている。特許文献1には、大きさを一辺12cm±3cm程度のほぼ正方形にすること、および、表面及び裏面を吸水性・速乾性及び防シワ性を有する素材とし、内部については吸水材を含む抗菌性素材とする多重構造とすることで、アイロンの必要がないハンカチにすることが記載されている。
【0004】
特許文献2には、芯鞘構造長短複合糸を有する布帛より形成されたハンカチであり、該芯鞘構造長短複合糸の鞘部は芯鞘構造長短複合糸の60質量%以上がセルロース系短繊維よりなり、芯鞘構造長短複合糸の芯部を構成する繊維は単糸繊度が5~33デシテックスの長繊維からなり、該布帛の表面における短繊維被覆率が90%以上、且つ防シワ性が3.3級以上である防シワ性に優れたハンカチが記載されている。
【0005】
特許文献3には、芯部が熱可塑性合成繊維、鞘部が天然繊維からなる複合繊維を織物にし、縫製して得られたハンカチであって、折り畳まれた状態でホットプレス加工された折り目を有するハンカチが記載されている。ここで、芯部の熱可塑性合成繊維としては、ポリエステルやナイロンの糸が使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-35181号公報
特開2013-177708号公報
実開平4-4004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1は、具体的な説明が少なく技術的に不明であり、防シワ性を有するハンカチという願望のみしか読み取れない。大きさをコンパクトにし、多重構造することにより防シワ性を有するハンカチが得られるとする。大きさをコンパクトにすることは皺の抑制に有利であるが、これだけでアイロンが不要なほどの防シワ性は得られない。生地の構造に関しては、防シワ性を有する素材とするだけで、その素材についての具体的な記載は全くない。
【0008】
特許文献2や特許文献3には防シワ性に優れたハンカチが記載されている。しかし、いかに防シワ性を向上させたとしても、皺の発生を完全になくすことはできない。いずれの文献にも、発生したシワを除去することについての記載はない。シワが発生した場合には、アイロン掛けをする必要があり、そうでなければシワを放置したまま使用するしかない。
【0009】
この発明は、皺が発生しにくく、しかも発生した皺をアイロンを使用することなく簡単に除去できるハンカチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述の課題を解決するため、この発明のハンカチは、ポリエステル長繊維糸と、ポリウレタン糸による編み生地であり、編み生地においてポリウレタンの重量比が5%以上20%以下であり、生機から40%以上60%以下の大きさになるように収縮させられ生地より成り、裁断による縁線を外周に有する。編み生地は表地と裏地およびその間のつなぎ糸を有するダンボールニットであり、表地と裏地には第1のポリエステル長繊維糸が表れ、ポリウレタン糸が表地と裏地のそれぞれ表地と裏地の間の中間層に入り、第2のポリエステル長繊維糸がつなぎ糸である編み生地であることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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