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公開番号2024101859
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023006027
出願日2023-01-18
発明の名称帯枕
出願人個人
代理人
主分類A41F 19/00 20060101AFI20240723BHJP(衣類)
要約【課題】通気性・軽量性を高めるとともに、帯枕としての強度や反発性を維持し、暑苦しさを軽減しながら、着物の伝統美を損なわない帯枕を提供する。
【解決手段】成形体の他、プラスチック樹脂やクラフトテープ、PPバンドなどの帯状のもの、水引などの紐状のものをつなぎ合わせたり織り込んだりした、または押出成形法などで形成された網目状の空隙のあるシート状のものを利用した、内部が中空の網目状の空隙がある外装体に同様の内装体を重ね、外装体と内装体の左右両端に開口部を設け、保冷剤入り保冷袋の出し入れを可能とした籠状帯枕とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部が中空の網目形状の外装体と、その外装体の内側に内部が中空の網目形状の内装体と、を有し、前記外装体と前記内装体とが間欠的に、直接または間接的に接触または固着した帯枕。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記外装体には前記内装体を出し入れできる開口部を有し、前記内装体には保冷剤を出し入れできる開口部を有する請求項1の帯枕。
【請求項3】
前記外装体には前記内装体を出し入れできる開口部を有し、前記内装体には保冷袋を出し入れできる開口部を有し、前記保冷袋には保冷剤を出し入れできる開口部を有するか、または、
前記外装体には保冷袋を出し入れできる開口部を有し、前記保冷袋には前記内装体を出し入れできる開口部を有し、前記内装体には保冷剤を出し入れできる開口部を有する請求項1の帯枕。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、帯枕に関する。特に和服着用時に使用する帯枕に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
昨今の気温上昇により、特に盛夏となる7月8月の暑さは和服着用を敬遠する要因の一つとなっている。和服着用時に使用される帯枕は、一重太鼓や二重太鼓などの帯結びの際に必要な和装小物であるが、背中に密着するため、より暑苦しさを感じる事となる。軽装として帯枕を使用しない帯の結び方や、帯幅が半分の半幅帯、柔らかい兵児帯も存在するが、礼装・準礼装を求められる場では、帯枕を使用しない帯結びで臨むことは難しい。
【0003】
帯枕の素材として、従来、ウレタン発泡体、ヘチマまたは麻などが使用されている。図11に示すように、ウレタン製帯枕は、通気性が悪く、背中に熱が籠り、気温以上に暑さを感じさせる。図11(a)はウレタン製帯枕の正面図、図11(b)はE-E’断面図を示している。ウレタン製帯枕は通気性を期待できず、特に背中に当たる後面に厚紙を使用しているものは暖かさを感じる程である。またウレタン製帯枕内部には空間や隙間が無く、背中と帯枕の間に熱や汗を籠らせてしまう。その籠った熱を放出するため帯枕を外すと帯のお太鼓形状を維持することは困難である。ヘチマや麻など自然素材を利用した帯枕もありウレタン製帯枕より通気性は高いが、背中への密着度はやはり高く涼しさを感じるには難しい。
【0004】
そのため特許文献1には、帯枕を中空の籠状にすることで、通気性が大幅に改善されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-107022公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1に示すような単なる中空の籠状の帯枕の場合、軽量だが、帯枕としての強度や形状を維持するための反発性を得ることは困難となりやすい。
【0007】
本発明は上記の課題を解決するためのもので、通気性・軽量性を高めるとともに、帯枕としての強度や反発性を維持し、暑苦しさを軽減しながら、着物の伝統美を損なわない帯枕を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するために、下記の帯枕を提供するものである。
(1) 内部が中空の網目形状の外装体と、その外装体の内側に、内部が中空の網目形状の内装体と、を有し、前記外装体と前記内装体とが間欠的に、直接または間接的に接触または固着した帯枕。
(2) 前記外装体には前記内装体を出し入れできる開口部を有し、前記内装体には保冷剤を出し入れできる開口部を有する(1)の帯枕。
(3) 前記外装体には前記内装体を出し入れできる開口部を有し、前記内装体には保冷袋を出し入れできる開口部を有し、前記保冷袋には保冷剤を出し入れできる開口部を有するか、または、
前記外装体には保冷袋を出し入れできる開口部を有し、前記保冷袋には前記内装体を出し入れできる開口部を有し、前記内装体には保冷剤を出し入れできる開口部を有する(1)の帯枕。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、通気性・軽量性を高めるとともに、帯枕としての強度や反発性を維持し、暑苦しさを軽減しながら、着物の伝統美を損なわない帯枕を提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の帯枕の概略斜視図を示している。
本発明の帯枕の分解図(紐は非表示)を示している。
本発明の帯枕の合体図(紐は非表示)を示している。
本発明の帯枕の別の分解図または合体図(紐は非表示)を示している。
本発明の帯枕の別の断面図を示している。
本発明の保冷袋の概略図を示している。
本発明の帯枕と保冷袋の合体図(紐は非表示)を示している。
本発明の保冷袋の使用方法を示している。
本発明の使い勝手の良い帯枕の外観例(紐は非表示)を示している。
本発明の帯枕を装着した状態を示している。
従来の帯枕を示している。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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