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公開番号2024132100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042758
出願日2023-03-17
発明の名称指先保護具及び指先保護具ユニット
出願人リカザイ株式会社
代理人個人
主分類A41D 13/08 20060101AFI20240920BHJP(衣類)
要約【課題】圧延ローラに金属箔を挿入する作業中に目視にて金属箔を持っている作業者の手(指先)と圧延ローラとの距離を目視にて確認することができ、且つ作業手袋が圧延ローラに引き込まれることを防止することができる指先保護具及び指先保護具ユニットを提供する。
【解決手段】指先保護具1は、作業者の指の先端にてその左右部分を覆う左右の側壁2、3と、左右の側壁2、3と連続して形成されていて作業者の指の先端にてその指の背部分を覆う上壁4と、左右の側壁2、3及び上壁4と連続して形成されていて作業者の指の先端部分を覆う前壁5と、前壁5及び左右の側壁2、3にて形成されて上壁4の反対側である作業者の指の先端にてその指の腹部分を露出させるための開口部8とを備え、左右の側壁2、3、上壁4、及び前壁5は作業者の指の先端に沿って覆うべく湾曲して形成されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
作業者の指の先端にてその左右部分を覆う左右の側壁と、
該左右の側壁と連続して形成されていて作業者の指の先端にてその指の背部分を覆う上壁と、
前記左右の側壁及び前記上壁と連続して形成されていて作業者の指の先端部分を覆う前壁と、
該前壁及び前記左右の側壁にて形成されて前記上壁の反対側である作業者の指の先端にてその指の腹部分を露出させるための開口部とを備え、
前記左右の側壁、前記上壁、及び前記前壁は前記作業者の指の先端に沿って覆うべく湾曲して形成されていることを特徴とする指先保護具。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記左右の側壁、前記上壁、及び前記前壁で形成されている保護具本体は、金属製の磁性材料からなる磁性部を有していることを特徴とする請求項1に記載の指先保護具。
【請求項3】
前記保護具本体は、前記磁性材料よりも重量が軽い軽量材料からなる軽量部をさらに有していることを特徴とする請求項2に記載の指先保護具。
【請求項4】
前記左右の側壁の下端から前記前壁の下端に向けて徐々に前記上壁方向に傾斜している傾斜部を有していることを特徴とする請求項1に記載の指先保護具。
【請求項5】
作業者が装着すべき作業手袋と、
該作業手袋の指先部分にてその指の背部分に取り付けられている磁性体と、
該磁性体と前記磁性部とがくっつくことにより作業者の指の先端に沿って覆う前記保護具本体とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の指先保護具を用いた指先保護具ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、上下に配された圧延ローラからなる圧延機に対して金属箔を挿入する作業時に用いる際に特に好適な指先保護具及び指先保護具ユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一対の圧延ローラに金属箔を挿入する際、金属箔に指紋が付かないことを防止する指紋対策として、作業者は作業手袋を装着している。そして作業者はこの状態で、金属箔がたるまないように金属箔の側端を持った状態で圧延ローラ方向に手を移動させる。このとき、金属箔は非常に薄く形成されているため、そのたるみを防止するため作業者はかなり圧延ローラ付近まで金属箔を持っている必要がある。作業者は目視にて指が圧延ローラに触れそうになるとその手を金属箔から離して金属箔のさらに後方を持ち、金属箔を連続して圧延ローラ方向に押し込んでいく作業をする。
【0003】
この作業中、指が圧延ローラに触れてしまった場合、作業手袋が圧延ローラに引き込まれてしまうことが懸念されている。手がむき出しであれば、圧延ローラに触れたとしてもすぐに手を離すことができるが、作業手袋をしている場合は、その手袋の厚みが指よりも薄いので、触れた瞬間に圧延ローラに引き込まれてしまう。したがって、何らかの手段にて作業手袋の圧延ローラへの引き込まれが防止されることが望まれている。
【0004】
このような圧延ローラへの作業手袋の引き込まれ防止ではないが、様々な作業中の手指の保護として、指プロテクタが開示されている(例えば特許文献1参照)。この指プロテクタは、作業中に触感が得られるとともに、強い衝撃力に対しても指を保護するためのものである。これを実現するため、指の腹部が外方に突出するような構成とし、衝撃があっても指の潰れの変形にてプロテクタが指を保護するような構成としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3101653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の指プロテクタは、ハンマー等により叩かれた際の大きな衝撃から手指を保護するためのものであるため、指先の保護に関してもクッション材を貼付けるような構成を採用している。このため、指先に関しては実際の指よりも突出している部分を有していて、この突出した部分の内側にクッション材を配するようにしている。
【0007】
圧延ローラに金属箔を入れ込むような作業の場合、作業者は圧延ローラのかなり近傍まで手を近づけ、その距離を目視にて確認しながら行う。このため、指先よりも突出したような構成を有するものであると、指先と圧延ローラとの距離感が目視にて確認することができず、早めに金属箔から手を離してしまうことになり、金属箔のたるみが生じてしまう。
【0008】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、圧延ローラに金属箔を挿入する作業中に目視にて金属箔を持っている作業者の手(指先)と圧延ローラとの距離を目視にて確認することができ、且つ作業手袋が圧延ローラに引き込まれることを防止することができる指先保護具及び指先保護具ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するため、本発明では、作業者の指の先端にてその左右部分を覆う左右の側壁と、該左右の側壁と連続して形成されていて作業者の指の先端にてその指の背部分を覆う上壁と、前記左右の側壁及び前記上壁と連続して形成されていて作業者の指の先端部分を覆う前壁と、該前壁及び前記左右の側壁にて形成されて前記上壁の反対側である作業者の指の先端にてその指の腹部分を露出させるための開口部とを備え、前記左右の側壁、前記上壁、及び前記前壁は前記作業者の指の先端に沿って覆うべく湾曲して形成されていることを特徴とする指先保護具を提供する。
【0010】
好ましくは、前記左右の側壁、前記上壁、及び前記前壁で形成されている保護具本体は、金属製の磁性材料からなる磁性部を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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