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公開番号2024128305
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037225
出願日2023-03-10
発明の名称開閉窓
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類E05F 17/00 20060101AFI20240913BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】開閉窓に設けられた回動により開閉する障子を単純な機構で開閉させる。
【解決手段】開閉窓5は、一対の枠材6の間で回動する開閉可能な障子20と、枠材6の長手方向に移動可能な移動材7と、障子20を移動材7に連結して障子20とともに回動する連結材60、70を備える。移動材7は、枠材6の長手方向への移動時に、連結材60、70を回動させる連結突部7Aを有する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
一対の枠材の間で回動する開閉可能な障子を備えた開閉窓であって、
前記枠材の長手方向に移動可能な移動材と、
前記障子を前記移動材に連結して前記障子とともに回動する連結材と、を備え、
前記移動材は、前記枠材の長手方向への移動時に、前記連結材を回動させる連結突部を有する開閉窓。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載された開閉窓において、
前記枠材の長手方向に並ぶ複数の前記障子と、
前記複数の障子のそれぞれを前記移動材に連結する複数の前記連結材と、を備え、
前記移動材は、前記複数の連結材のそれぞれを回動させる複数の前記連結突部を有する開閉窓。
【請求項3】
請求項2に記載された開閉窓において、
前記複数の連結材は、互いに異なる角度で前記障子を回動させる複数種類の前記連結材を含む開閉窓。
【請求項4】
請求項2又は3に記載された開閉窓において、
前記障子は、前記枠材の長手方向における両側の縁部に設けられたタイト材を有し、
前記複数の障子を閉じた状態で、前記枠材の長手方向に隣り合う前記障子の間の箇所が前記タイト材により塞がれる開閉窓。
【請求項5】
請求項1ないし3のいずれかに記載された開閉窓において、
前記移動材を前記枠材に保持して、前記枠材の長手方向に前記移動材を案内するガイドを備えた開閉窓。
【請求項6】
請求項1ないし3のいずれかに記載された開閉窓において、
前記連結材は、前記連結突部が移動可能に連結された長孔部を有する開閉窓。
【請求項7】
請求項6に記載された開閉窓において、
前記長孔部は、前記障子が閉じた状態で前記連結突部が配置されて、前記移動材の移動時に、前記連結材を回動させずに前記連結突部を前記枠材の長手方向に移動させる第1孔部と、前記第1孔部の端部に連続して、前記移動材の移動時に、前記連結突部により前記連結材を回動させつつ前記連結突部の位置を変化させる第2孔部と、を有する開閉窓。
【請求項8】
請求項6に記載された開閉窓において、
前記連結突部は、前記移動材の移動時に、前記長孔部の内部における位置を変化させつつ前記連結材を連続して回動させる開閉窓。
【請求項9】
請求項8に記載された開閉窓において、
前記障子が閉じた状態で前記枠材を左右方向における側方からみたときに、前記長孔部の長手方向は、前記枠材の長手方向に対して直交する開閉窓。
【請求項10】
請求項8に記載された開閉窓において、
前記障子が閉じた状態で前記枠材を左右方向における側方からみたときに、前記長孔部の長手方向は、前記枠材の長手方向に直交する方向に対して傾斜する開閉窓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一対の枠材の間で回動する障子を備えた開閉窓に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
開閉窓の障子は、一対の枠材に回動可能に連結されて、一対の枠材の間に配置される。開閉窓には、障子を開閉させる機構が設けられて、障子が回動により開閉する。また、従来、障子を開閉させる機構として、複数のリンクと複数のクランクを用いて障子を開閉させるオーニング窓等の開閉機構が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の開閉機構では、上側クランクと下側クランクにより昇降リンクを昇降させる。また、開閉リンクは、上リンクと下リンクにより構成され、上リンクのピンは、案内部の案内孔に係合する。昇降リンクにより開閉リンクが駆動されて、開閉リンクにより障子が開閉する。このように、従来の開閉機構では、複数のリンクと複数のクランクが複雑に連結されており、構造が複雑になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5375308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、開閉窓に設けられた回動により開閉する障子を単純な機構で開閉させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
一対の枠材の間で回動する開閉可能な障子を備えた開閉窓であって、
前記枠材の長手方向に移動可能な移動材と、
前記障子を前記移動材に連結して前記障子とともに回動する連結材と、を備え、
前記移動材は、前記枠材の長手方向への移動時に、前記連結材を回動させる連結突部を有する開閉窓である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、開閉窓に設けられた回動により開閉する障子を単純な機構で開閉させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
本実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
本実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
本実施形態のカーテンウォールユニットを示す正面図である。
本実施形態のカーテンウォールユニットの開閉窓を示す横断面図である。
本実施形態のカーテンウォールユニットの開閉窓を示す縦断面図である。
本実施形態の移動材の移動装置を示す図である。
本実施形態の第1連結材が設けられた障子を示す図である。
本実施形態の第1連結材が設けられた障子を示す図である。
本実施形態の第2連結材が設けられた障子を示す図である。
本実施形態の第2連結材が設けられた障子を示す図である。
他の実施形態の連結材が設けられた障子を示す図である。
他の実施形態の連結材が設けられた障子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の開閉窓の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の開閉窓は、1つ又は複数の開閉可能な障子を備えた開閉窓である。以下では、開閉窓が複数の障子を備えた段窓である場合を例にとり、本実施形態の開閉窓について説明する。また、本実施形態の開閉窓は、カーテンウォールのカーテンウォールユニットに設けられる。カーテンウォールユニット及びカーテンウォールは、建物の外壁で、建物の屋内(室内)と屋外(室外)の間に設置される。
【0010】
図1は、本実施形態のカーテンウォール1を示す正面図であり、建物10に設置されたカーテンウォール1及びカーテンウォールユニット2を屋外側からみて示している。図2は、本実施形態のカーテンウォール1を示す横断面図であり、図1のX1-X1線で切断したカーテンウォール1を示している。図3は、本実施形態のカーテンウォール1を示す縦断面図であり、図1のX2-X2線で切断したカーテンウォール1と建物10の一部を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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