TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024084331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198537
出願日2022-12-13
発明の名称シャッターの施錠装置
出願人株式会社田窪工業所
代理人個人
主分類E05B 65/02 20060101AFI20240618BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】錠前の交換の利便性を向上させることが可能なシャッターの施錠装置を提供すること。
【解決手段】スラット50には、前カバー10の4つのボルト13に対応する位置に孔51を透設する。また、スラット50には、スライド金具30の把持部31を突出させるための突出孔52を透設する。即ち、スラット50に簡単な加工を施して、施錠装置1を取り付ける。施錠装置1を構成するスライド金具30の連結孔37を既存のリンクバーに連結させる。施錠装置1をスラット50に取り付けた状態では、把持部31に透設された孔32が前面カバー10よりも突出する。施錠時には一対の孔32の位置が一致するため、錠60の掛け金61を一対の孔32に貫通させることができる。ここで、錠60と鍵とからなる錠前としては汎用品を用いることができるため、錠前の交換の利便性を向上させることができる。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
建物の開口部の両側部に立設したガイドレールに案内されて上下動するシャッターカーテンと、
前記シャッターカーテンの上下動を規制する規制手段とを備えたシャッターの施錠装置において、
錠を取り付けるための取付孔を有するとともに、前記規制手段に連結する連結手段を備えたシャッターの施錠装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシャッターの施錠装置において、
前記連結手段は、一対で構成されているシャッターの施錠装置。
【請求項3】
請求項2に記載のシャッターの施錠装置において、
施錠時には前記連結手段に透設された一対の取付孔の位置が一致するシャッターの施錠装置。
【請求項4】
請求項3に記載のシャッターの施錠装置において、
施錠時又は開錠時に前記連結手段を所定の位置に付勢させる付勢手段を備えたシャッターの施錠装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4に記載のシャッターの施錠装置において、
前記施錠装置の大部分は、シャッターカーテンを構成するスラットに没設されているシャッターの施錠装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スラット式シャッター、特にシャッターの施錠装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、店舗や物置の出入口の開口部には、開閉装置の一つとして、スラットと呼ばれる長尺の金属板を複数連結したシャッターカーテンを有するスラット式シャッターが知られている。図12は、スラット式シャッターを裏側から見た下部正面図である。図13は、図12において矢印Aで示す部分の拡大図である。図12、図13に示すように、スラット式シャッター100には、その開口部101の両側部に立設したガイドレール102に案内されて上下動するシャッターカーテン103が設けられている。シャッターカーテン103の所定の位置には、盗難防止などの観点からシャッターカーテン103の上下動を規制して施錠するための施錠装置104が設けられている。施錠装置104は、一対のリンクバー105に連結されており、施錠時や開錠時には一対のリンクバー105が左右に移動する。一対のリンクバー105の先端部には係止部106が形成されており、この係止部106がガイドレール102に設けられた被係止部107と係止して、シャッターカーテン103の上下動を規制する。
【0003】
ところで、近年では、施錠装置104などを容易に着脱でき、ひいては施錠装置104などに対するメンテナンス性を向上させているシャッターも存在している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5694742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、施錠装置104などに対するメンテナンス性は向上させることができるものの、施錠装置104自体はシャッターの専門知識を有する者がメンテナンスを行っていると思われる。このため、例えば、レンタル倉庫やレンタル車庫等において、使用者が入れ替わった場合には、その度毎に施錠装置104の一部を構成するシリンダー錠部108と鍵とを交換する必要がある。この場合には、使用者自身では交換できないため、シリンダー錠部108と鍵との交換には、非常に手間と時間を要していた。
【0006】
そこで、本発明は、錠前の交換の利便性を向上させることが可能なシャッターの施錠装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
建物の開口部の両側部に立設したガイドレールに案内されて上下動するシャッターカーテンと、前記シャッターカーテンの上下動を規制する規制手段とを備えたシャッターの施錠装置において、錠を取り付けるための取付孔を有するとともに、前記規制手段に連結する連結手段を備えた。
【0008】
このように構成すれば、シャッターカーテンの上下動を規制する規制手段を有効活用すべく、規制手段と連結手段とを連結するとともに、例えば汎用品である錠の掛け金を取付孔に貫通させるとシャッターカーテンを全閉状態で施錠できることとなる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、錠前の交換の利便性を向上させることが可能なシャッターの施錠装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
施錠装置を示す斜視図。
(a)前カバーを示す正面図。(b)前カバーを示す平面図。(c)前カバーを示す右側面図。
(a)収容ケースを示す正面図。(b)収容ケースを示す平面図。(c)収容ケースを示す右側面図。
(a)スライド金具を示す正面図。(b)スライド金具を示す平面図。(c)スライド金具を示す左側面図。(d)スライド金具を示す右側面図。
(a)一対のスライド金具を収容ケースに収容した状態の施錠時を示す正面図。(b)一対のスライド金具を収容ケースに収容した状態の施錠時を示す平面図。(c)一対のスライド金具を収容ケースに収容した状態の施錠時を示す背面図。
(a)一対のスライド金具を収容ケースに収容した状態の開錠時を示す正面図。(b)一対のスライド金具を収容ケースに収容した状態の開錠時を示す平面図。
(a)前カバーから見たときの開錠時の状態を示す正面図。(b)前カバーから見たときの施錠時の状態を示す正面図。
スラットの孔あけ加工を示す正面図。
施錠装置をスラットに取り付けるときの手順を示す概略斜視図。
収容ケースをスラットの裏側に取り付けた状態を示す正面図。
把持部に透設された孔に錠を取り付けた状態を示す斜視図。
スラット式シャッターを裏側から見た下部正面図。
図12において矢印Aで示す部分の拡大図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

美和ロック株式会社
錠装置
20日前
美和ロック株式会社
錠装置
20日前
株式会社ビットキー
操作装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
株式会社マーナ
ドアストッパー
17日前
近畿車輌株式会社
下降窓固定構造
4日前
株式会社ユキテック
扉機構
6日前
近畿車輌株式会社
下降窓固定構造
4日前
スガツネ工業株式会社
蝶番
2か月前
株式会社WEST inx
ドアノブ
20日前
大阪金具株式会社
クレセント錠
2か月前
株式会社LIXIL
箱錠
1か月前
株式会社ビットキー
錠装置及び収容器
17日前
株式会社WEST inx
施解錠装置
20日前
株式会社アスタリスク
ドア装置
1か月前
株式会社アイシン
車両用ドア装置
20日前
株式会社ニフコ
開閉体ロック装置
24日前
株式会社アイシン
開閉体駆動装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
移動環境システム
2か月前
株式会社ユーシン
開閉体制御装置
2か月前
ニホンエスティ精工株式会社
折戸用丁番
6日前
株式会社ユーシン
車両用ドアハンドル装置
17日前
株式会社田窪工業所
シャッターの施錠装置
5日前
株式会社ユニオン
ドア開閉システム
1か月前
株式会社 エヌティーアイ
電子鍵システム
25日前
株式会社日中製作所
鎌錠装置
25日前
東洋電装株式会社
ウインドウ駆動装置
1か月前
アルプスアルパイン株式会社
ロック装置
10日前
株式会社シブタニ
施錠装置
1か月前
株式会社デンソー
開閉体制御装置
1か月前
株式会社アイシン
車両用操作入力検出装置
1か月前
志幸技研工業株式会社
施解錠装置用管理システム
1か月前
個人
錠開閉補助レバー
3日前
株式会社くろがね工作所
メンテナンスパネルの取付方法
17日前
株式会社ベスト
グレビティヒンジ及び扉構造
1か月前
続きを見る