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公開番号2024073334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184490
出願日2022-11-17
発明の名称開口部装置
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E05F 7/06 20060101AFI20240522BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】建物の開口部に配置される開口部装置に対して、障子のたれを防止して、耐久性を向上させる。
【解決手段】下枠と、障子を備え、障子の下框は、タレ止め部材を回動自在に有しており、タレ止め部材は、支持部と当接部を有し、障子の開放状態において、上方に回動しており、障子を閉めるときに、当接部が下枠の見付部に当接して回動し、障子の閉鎖状態において、支持部が下枠の上壁部に当接もしくは対向してタレ止め状態となっている。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項１】
下枠と、障子を備え、
障子の下框は、タレ止め部材を回動自在に有しており、
タレ止め部材は、支持部と当接部を有し、障子の開放状態において、上方に回動しており、障子を閉めるときに、当接部が下枠の見付部に当接して回動し、障子の閉鎖状態において、支持部が下枠の上壁部に当接もしくは対向してタレ止め状態となっている開口部装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、建物開口部に配置される開口部装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、建物の開口部に配置される開口部装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－４８６１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
建物の開口部に配置される開口部装置に対して、耐久性を向上させることが求められている。
本発明は、建物の開口部に配置される開口部装置に対して、障子のたれを防止して、耐久性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一実施形態の開口部装置は、下枠と、障子を備え、障子の下框は、タレ止め部材を回動自在に有しており、タレ止め部材は、支持部と当接部を有し、障子の開放状態において上方に回動しており、障子を閉めるときに当接部が下枠の見付部に当接して回動し、障子の閉鎖状態において支持部が下枠の上壁部に当接もしくは対向してタレ止め状態となっている開口部装置である。
【発明の効果】
【０００６】
本実施形態によれば、建物の開口部に配置される開口部装置に対して、障子のたれを防止して、耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態の開口部装置の縦断面図である。
一実施形態の開口部装置の横断面図である。
一実施形態のタレ止め装置およびタレ止め装置を取付けた開口部装置の図であり、（ａ）はタレ止め装置の分解図であり、（ｂ），（ｃ）は、タレ止め装置の図であり、（ｄ）はタレ止め装置を取付けた開口部装置の下框まわりの図である。
一実施形態のタレ止め装置を取付けた開口部装置の図であり、（ａ）（ｂ）は、障子を閉める過程における下框まわりの図である。
一実施形態のタレ止め装置を取付けた開口部装置の図であり、（ａ）は、障子を閉める過程における下框まわりの図であり、（ｂ）は、障子の閉鎖状態における下框まわりの図である。
一実施形態のタレ止め装置を取付けた開口部装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
一実施形態の開口部装置について、たてすべり出し窓の例を用いて、図面を参考にして説明する。
本実施形態の開口部装置は、上枠１１、下枠１２および左右の縦枠１３，１３を四周に組んでなる枠体１０の内周に、上框２１，下框２２および左右の縦框２３，２３を四周に組んで内周に複層ガラス等のパネル体２５を嵌め込んだ障子２０がたてすべり出し開閉自在に配置されているたてすべり出し窓である。
【０００９】
枠体１０を構成する上枠１１は、図１に示すように、アルミ合金等の金属材料からなる上枠本体１１１と、上枠本体１１１の屋内側内周に取付けられる樹脂上枠１１２を有している。
【００１０】
上枠本体１１１は、障子２０の上框２１の外周面（上面）に対向する中空部を有する上枠本体部１１１ａと、上枠本体部１１１ａの屋内側に連続する屋内側見込壁部１１１ｂと、屋内側見込壁部１１１ｂの内周面から内周方向に延びる見付壁部１１１ｃを有している。
（【００１１】以降は省略されています）

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