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公開番号2024074723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022186070
出願日2022-11-21
発明の名称ドア装置
出願人株式会社アスタリスク
代理人個人,個人
主分類E05B 47/00 20060101AFI20240524BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】十分な吸着力があり、且つ、磁力による影響がないドア用装置を提供する
【解決手段】本発明の施解錠装置100は、磁性体を含む戸12の施解錠に関する機能を有する機能部と、前記機能部を前記戸に取り付ける取付部と、を備え、前記取付部は、第一磁石体150と、前記第一磁石体150の周りに配され、前記戸の方向に磁束を誘導するヨークと、を有し、前記機能部は、前記ヨークにおける非吸着箇所側に配置される。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
ドアまたはドア周りの壁を構成する、磁性体を含む構成体に取り付けられるドア装置であって、
前記ドアの施解錠または開閉に関する機能を有する機能部と、
前記機能部を前記構成体に取り付ける取付部と、
を備え、
前記取付部は、
第一磁石体と、
前記第一磁石体の周りに配され、前記構成体の方向に磁束を誘導するヨークと、
を有し、
前記機能部は、前記ヨークにおける非吸着箇所側に配置される、
ことを特徴とする、ドア装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記第一磁石体は希土類磁石である、請求項1に記載のドア装置。
【請求項3】
前記ヨークは、
前記第一磁石体の周囲に配置される第二磁石体と、
前記第一磁石体および前記第二磁石体に重なるように配置される磁性体と、
を含む、請求項1に記載のドア装置。
【請求項4】
前記機能部を含む装置本体と、
前記構成体と前記装置本体の間に介在する介在ユニットと、
を備え、
前記磁性体には、前記第一磁石体と前記第二磁石体の一方が取り付けられ、
前記介在ユニットには、前記第一磁石体と前記第二磁石体の他方が内蔵されており、且つ、前記第一磁石体と前記第二磁石体の一方を収容する収容部が形成されており、
前記装置本体は、前記磁性体に接続されることを特徴とする、請求項3に記載のドア装置。
【請求項5】
前記構成体にはサムターンが設置されており、
前記機能部は、前記サムターンを回す機能を有することを特徴とする、請求項1に記載のドア装置。
【請求項6】
前記機能部は、前記構成体の前に位置する人物を認証する機能を有することを特徴とする、請求項1に記載のドア装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はドア装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、キーレス化に伴って、ドアに設けられた錠を電気的に施解錠する電気錠や電子錠(以下、電気錠や電子錠をまとめて「電気錠等」という。)の普及が進んでいる。当該電気錠等は、ドアの内外に設置された装置によって取得された情報に基づいて施解錠操作を行うものである。なお、当該装置としては、ドアの外側に設置され、施解錠を制御するためのコードを入力するための入力装置や、ドアの内側に設置され、施解錠を制御するための情報をスマートフォンから取得する装置などが用いられている。
【0003】
ここで、特許文献1にはドアの錠を開錠するための開錠補助装置が記載されている。この開錠補助装置は、ドアの室内側に設けられたサムターンを覆う凹部を有する筐体と、凹部内でサムターンのつまみを収容する収容部材と、収容部材を回転させる駆動部と、を備えており、室外側にいるユーザのスマートフォン等から受信した開錠信号に基づいて駆動部が回転し、当該駆動部の回転に伴って回転する収容部材を介して、サムターンが回転する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-145480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の開錠補助装置は、筐体の接触面に貼付された両面テープによって、戸の室内面に取り付けられている。しかし、両面テープの粘着力は気温によって変化することがあり、気温が比較的高い夏期においては、粘着力が低下して開錠補助装置が落下する可能性があった。また、賃貸物件においては、その退去時に開錠補助装置を取り外す必要あり、戸の表面に両面テープが残存することがある。一方で、両面テープを使用せず、戸に対して開錠補助装置をネジ止めした場合には、戸にネジ穴の加工跡が残存する。このように、両面テープやネジ止めなどの従来の取り付け手法では、装置を取り外した場合に戸の修繕が必要となる。
【0006】
上記のように、両面テープやネジを用いた場合には、戸の表面に汚れや損傷が生じることから、磁石を用いて取り付ける態様が考えられる。しかし、単に開錠補助装置に取り付けた磁石を戸に吸着させる取付態様では、その吸着力が不十分であったり、磁界が取付対象となる装置に影響するおそれがある。そして、このような両面テープ、ネジ、磁石を用いた従来の単純な取付手法によって生じる問題点は、戸に取り付けられる開錠補助装置だけでなく、ドア周りの壁面に取り付けられる他の装置においても同様に生じうる。
【0007】
そこで、本発明は、十分な吸着力があり、且つ、磁力による影響がないドア装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、ドアまたはドア周りの壁を構成する、磁性体を含む構成体に取り付けられるドア装置であって、前記ドアの施解錠または開閉に関する機能を有する機能部と、前記機能部を前記構成体に取り付ける取付部と、を備え、前記取付部は、第一磁石体と、前記第一磁石体の周りに配され、前記構成体の方向に磁束を誘導するヨークと、を有し、前記機能部は、前記ヨークにおける非吸着箇所側に配置される、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明のドア装置は、前記第一磁石体が希土類磁石であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のドア装置は、前記ヨークが、前記第一磁石体の周囲に配置される第二磁石体と、前記第一磁石体および前記第二磁石体に重なるように配置される磁性体と、を含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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