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公開番号
2024111422
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-19
出願番号
2023015925
出願日
2023-02-06
発明の名称
電気錠
出願人
タカハ機工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E05B
47/00 20060101AFI20240809BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】簡易な構造で、単体で容易に遠隔操作による解錠が可能である新規な電気錠を提供する。
【解決手段】ロック金具20の係合穴20aに係合する係合部5aと、係合部5aの反対側の端面に押接部5bとを有する回動可能なカム5と、カム5の押接部5bを施錠時に受け止めるカム受部カム受け部3aを有するカムストッパー3と、カムストッパー3を支持するガイド部17、18カム止めガイド板17と、カム5を解錠方向に付勢するトーションバネ10と、カムストッパー3が連結されたプランジャー26を有するソレノイド25と、無線通信を介して外部端末と接続し、外部端末から解錠要求を受信する通信手段と、通信手段が受信した解錠要求に基づき、ソレノイド25を駆動させて解錠状態とする制御手段とを筐体1内に備えている電気錠100である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内に挿入されたロック金具を拘束又は解放することにより施解錠が可能な電気錠であって、
前記筐体内に設けられ、前記ロック金具の係合穴に係合する係合部と、該係合部の反対側の端面に押接部とを有する回動可能なカムと、
前記筐体内に設けられ、前記カムの押接部を施錠時に受け止めるカム受部を有するカムストッパーと、
前記筐体内に設けられ、前記カムストッパーを支持するガイド部と、
前記筐体内に設けられ、前記カムを解錠方向に付勢するトーションバネと、
前記筐体内に設けられ、前記カムストッパーが連結されたプランジャーを有するソレノイドと、
前記筐体内に設けられ、前記プランジャーを前記ソレノイドから出る方向に付勢する押しバネと、
前記筐体内に設けられ、無線通信を介して外部端末と接続し、該外部端末から解錠要求を受信する通信手段と、
前記筐体内に設けられ、前記通信手段が受信した前記解錠要求に基づき、前記ソレノイドを駆動させて解錠状態とする制御手段と、
を備えていること特徴とする電気錠。
続きを表示(約 60 文字)
【請求項2】
前記通信手段の無線通信方式が、近距離無線通信であることを特徴とする請求項1記載の電気錠。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、貴重品ロッカー等の扉に適用可能な電気錠に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、ソレノイドを用いた電気錠が知られている。このような電気錠としては、例えば、プランジャーを操作するソレノイドを備えた電気錠において、ソレノイドのプランジャーにより駆動されるスライドカムと、錠前本体の長手方向に対して直行配置されたピンにより回動自在に支持されたロックカムと、ソレノイドによらずスライドカムを後退させるマニュアルレバーと、ロックカムの施錠、解錠状態を表示する発光ダイオードとを有している電気錠が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平06-078552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の電気錠などの従来の電気錠は、単体で遠隔操作を行うことができるものではなく、遠隔操作を行うことができるようにするには、電気錠とは別に、ソフトウェアを組み込んだシステム(装置)を設置する必要があり、装置の大型化や構造の複雑化を招くため、製造コストがかかるという問題があった。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、簡易な構造で、単体で容易に遠隔操作による解錠が可能である新規な電気錠を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、電気錠の筐体内に、外部端末からの解錠要求を無線通信により受信する通信手段と、通信手段が受信した解錠要求に基づき、ソレノイドを駆動させて解錠状態とする制御手段とを備える構成とすることにより、上記課題を解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の通りである。
[1]筐体内に挿入されたロック金具を拘束又は解放することにより施解錠が可能な電気錠であって、
前記筐体内に設けられ、前記ロック金具の係合穴に係合する係合部と、該係合部の反対側の端面に押接部とを有する回動可能なカムと、
前記筐体内に設けられ、前記カムの押接部を施錠時に受け止めるカム受部を有するカムストッパーと、
前記筐体内に設けられ、前記カムストッパーを支持するガイド部と、
前記筐体内に設けられ、前記カムを解錠方向に付勢するトーションバネと、
前記筐体内に設けられ、前記カムストッパーが連結されたプランジャーを有するソレノイドと、
前記筐体内に設けられ、前記プランジャーを前記ソレノイドから出る方向に付勢する押しバネと、
前記筐体内に設けられ、無線通信を介して外部端末と接続し、該外部端末から解錠要求を受信する通信手段と、
前記筐体内に設けられ、前記通信手段が受信した前記解錠要求に基づき、前記ソレノイドを駆動させて解錠状態とする制御手段と、
を備えていること特徴とする電気錠。
[2]前記通信手段の無線通信方式が、近距離無線通信であることを特徴とする上記[1]記載の電気錠。
【発明の効果】
【0008】
本発明の電気錠は、簡易な構造で、単体で容易に遠隔操作による解錠が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る電気錠の斜視図である。
図1に示す電気錠の説明図であり、解錠時の内部の状態を示す。
図1に示す電気錠の説明図であり、解錠状態から施錠状態に移行する時の内部の状態を示す。
図1に示す電気錠の説明図であり、施錠時の内部の状態を示す。
本発明の第一実施形態に係る電気錠とアプリにより連動する外部端末の説明図であり、接続可能な電気錠の一覧が表示された状態を示す。
本発明の第一実施形態に係る電気錠とアプリにより連動する外部端末の説明図であり、解錠する際の操作画面を示す。
本発明の第一実施形態に係る電気錠とアプリにより連動する外部端末の説明図であり、解錠状態が表示された画面を示す。
本発明の第一実施形態に係る電気錠とアプリにより連動する外部端末の説明図であり、施錠状態が表示された画面を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の電気錠は、筐体内に挿入されたロック金具を拘束又は解放することにより施解錠が可能な電気錠であって、筐体内に設けられ、ロック金具の係合穴に係合する係合部と、係合部の反対側の端面に押接部とを有する回動可能なカムと、筐体内に設けられ、カムの押接部を施錠時に受け止めるカム受部を有するカムストッパーと、筐体内に設けられ、カムストッパーを支持するガイド部と、筐体内に設けられ、カムを解錠方向に付勢するトーションバネと、筐体内に設けられ、カムストッパーが連結されたプランジャーを有するソレノイドと、筐体内に設けられ、プランジャーをソレノイドから出る方向に付勢する押しバネと、筐体内に設けられ、無線通信を介して外部端末と接続し、外部端末から解錠要求を受信する通信手段と、筐体内に設けられ、通信手段が受信した解錠要求に基づき、ソレノイドを駆動させて解錠状態とする制御手段と、を備えていること特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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