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公開番号
2024119758
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2024020386
出願日
2024-02-14
発明の名称
電子錠
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E05B
45/06 20060101AFI20240827BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】電子錠をサムターンに取り付けた状態においてもサムターン回しを防止できる電子錠を提供する。
【解決手段】電子錠1は、手動操作用のノブ3と、ノブ3に回転軸4を介して連結され、サムターン41に係合するサムターンホルダ5と、ノブ3が配置される電子錠1の前面2Aに取り付けられ、前面2Aのうちノブの回動範囲の少なくとも一部を覆うよう形成される電子錠用カバー10とを備える。電子錠1は、電子錠用カバー10が電子錠1に取り付けられた状態から取り外されたことを検知する第1検知部として、電子錠用カバー10に設置される磁石20と、電子錠1に設置される磁気センサ21とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
既設の扉のサムターンに係合して前記サムターンを操作する電子錠であって、
手動操作用のノブと、
前記ノブに回転軸を介して連結され、前記サムターンに係合するサムターンホルダと、
前記ノブが配置される当該電子錠の前面に取り付けられ、前記前面のうち前記ノブの回動範囲の少なくとも一部を覆うよう形成される電子錠用カバーと、
前記電子錠用カバーが当該電子錠に取り付けられた状態から取り外されたことを検知する第1検知部を備える、
電子錠。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記第1検知部により検知された前記電子錠用カバーの取り外しが当該電子錠の登録者以外によるものか否かを判別し、前記登録者以外による取り外しと判定したときに、その旨の第1信号を前記登録者に報知する制御部を有する、
請求項1に記載の電子錠。
【請求項3】
前記サムターンが回転されたことを検知する第2検知部を備える、
請求項1または2に記載の電子錠。
【請求項4】
前記第2検知部により検知された前記サムターンの回転操作が当該電子錠の登録者以外によるものか否かを判別し、前記登録者以外による回転操作したと判定したときに、その旨の第2信号を前記登録者に報知する制御部を有する、
請求項3に記載の電子錠。
【請求項5】
前記第1検知部は、
当該電子錠及び前記電子錠用カバーの一方に設置される磁石と、当該電子錠及び前記電子錠用カバーの他方に設置される磁気センサとの組、
当該電子錠及び前記電子錠用カバーの一方に設置される近接センサ、
当該電子錠及び前記電子錠用カバーの一方に設置される静電容量センサ、または、
当該電子錠及び前記電子錠用カバーの一方に設置され、当該電子錠及び前記電子錠用カバーとの接触及び離間を検知する物理スイッチ、
の少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の電子錠。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子錠に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
扉のサムターンを回転動作させることにより、自動で扉を施錠又は解錠できる錠開閉装置(電子錠)が知られている。特許文献1には、サムターンのつまみを挟持可能なサムターンホルダを備え、つまみを挟持した状態でサムターンホルダを回転駆動させることでサムターンを操作する、所謂後付けタイプの電子錠が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-003419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のサムターン錠では、屋外から扉に穴を開けてこの穴から特殊な工具などを使用して、扉の屋内側に設けられるサムターンのつまみを回転させて扉のロックを解除する侵入手口、所謂サムターン回しが行われる場合があり得る。
【0005】
一方、上述のような電子錠をサムターンに取り付けた状態では、サムターンが電子錠によって覆われているので、サムターン回しを困難にできる。ただし、電子錠の設置後でも施解錠の手動操作を可能とするために、電子錠にも手動操作用のノブが設けられる場合が多い。この場合、電子錠をサムターンに取り付けた状態においても、電子錠のノブを外部から回転させるサムターン回しが行われるのを防止できるのが望ましい。
【0006】
本開示は、電子錠をサムターンに取り付けた状態においてもサムターン回しを防止できる電子錠を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の一観点に係る電子錠は、既設の扉のサムターンに係合して前記サムターンを操作する電子錠であって、手動操作用のノブと、前記ノブに回転軸を介して連結され、前記サムターンに係合するサムターンホルダと、前記ノブが配置される当該電子錠の前面に取り付けられ、前記前面のうち前記ノブの回動範囲の少なくとも一部を覆うよう形成される電子錠用カバーと、前記電子錠用カバーが当該電子錠に取り付けられた状態から取り外されたことを検知する第1検知部を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、サムターンから取り外されたことを検知できる電子錠を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電子錠の扉への設置状態の一例を示す平面図
電子錠の扉への設置状態の一例を示す側面図
実施形態に係る電子錠用カバーが電子錠に取り付けられた状態を示す斜視図
実施形態に係る電子錠用カバーが電子錠から取り外された状態を示す斜視図
実施形態に係る電子錠用カバーを背面側から視た斜視図
電子錠用カバーの取り外し検知に関する制御部の機能ブロック図
電子錠用カバーの取り外し検知制御のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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